石巻市博物館(宮城県石巻市)では、2026年8月1日から10月18日まで、第16回特別展『石巻化石トラベラー ー太古の海をめぐるー 』を開催しています。
本展では、三陸の海で見つかった魚竜の化石をはじめ、国内外の恐竜や古生物を紹介しています。

画像提供:石巻市博物館
この特別展は、古生代・中生代・新生代・現代の4つの時代に分けて展示が構成され、時代ごとに参加型の体験展示が設けられています。
石巻の海を舞台に太古へタイムトラベルし、海や陸で暮らしていた各時代の古生物や恐竜を観察することで、太古から現在へと続く三陸の海の豊かさや、その価値を感じられる内容となっています。
また、場内にはパズルやクイズ、化石に触れるなど体験展示が充実し、フォトスポット用のコーナーもあり、お子様との思い出づくりにもおすすめです。
| 開催期間: | 2026年8月1日(土)から 10月18日(日) ※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
|---|---|
| 会 場: | 石巻市博物館 企画展示室 |
| 展示内容: | 第1章 古生代 第2章 中生代 第3章 新生代 第4章 現代 |
第1章「古生代」では、ストロマトライトの標本や、地球上で最初に登場した大型の捕食者であるアノマロカリスのロボット模型が展示され、生命の源は海から始まったことが紹介されています。

「アノマロカリスの泳ぎ方(ロボット模型)」
画像提供:石巻市博物館
第2章「中生代」では、石巻周辺で発見された海洋生物の化石が展示され、当時の石巻の海が豊かだった様子が紹介されています。
南三陸町から発掘されたウタツサウルスやクダノハマギョリュウなどの魚竜化石、石巻市雄勝町から発掘されたウタツサウルス(当時は「オガツギョリュウ」と呼ばれた)、南三陸町で発見された新種の嚢頭類(のうとうるい)、アンモナイトなど、多様な古生物の存在から、自然環境の豊かさを知り、現在に続く海を守ることの大切さについて思いをめぐらすことができます。
また、海の生き物を題材にした「シルエットめくりクイズ」や「 アンモナイト・フラッシュフォト」「恐竜マグネット骨格パズル」の体験展示も用意されています。

「恐竜の骨格マグネットパズル」
画像提供:石巻市博物館
第3章「新生代」では、新生代のクジラと大型動物をテーマに、世界で東京都昭島市でしか発見されていないアキシマクジラの化石複製と現代のクジラの骨格標本が比較展示されています。
また、メガファウナと呼ばれる大型動物に関しては、パレオパラドキシア・ダイアウルフ・スミロドン・パラミロドンの生態復元模型のほか、実物の歯の化石に触れるコーナーもあります。

「アキシマクジラの展示」
画像提供:石巻市博物館
第4章「現代」では、三陸海岸における化石調査の最前線が紹介されています。南三陸町から発掘された日本最古のエビ類の化石、世界最古のべレムナイトの化石など、「新種」や「最古」といったキーワードがちりばめられています。
場内には化石発掘現場を再現した体験コーナーが設けられ、本物のアンモナイトの発掘体験を楽しむことができます。

「親子で楽しめるアンモナイト発掘体験コーナー 」
画像提供:石巻市博物館
そのほか、関連イベントも用意されています。
| 講演会 | 内容:「恐竜博士が語る!読み解け、恐竜時代の海と陸」 講師:筑波大学生命環境系 准教授 田中 康平 氏 日時:2026年9月5日(土)13時30分〜15時30分 場所:マルホンまきあーとテラス 小ホール 定員:300名(先着順) 費用:無料 申込:ホームページから事前予約。8月31日締切り |
ワークショップ | 内容:「ホネからみる石巻の動物」 日時:2026年8月9日(日) ※終了 |
|---|---|
| ワークショップ | 内容:「多様性からみるベントス(底生生物)の世界」 講師:石巻専修大学 理工学部生物科学科 海洋ベントス学研究室 阿部博和 准教授と学生 日時:2026年8月22日(土)10時〜15時 場所:マルホンまきあーとテラス 市民ギャラリー 定員:開催時間内に自由参加 費用:無料 |
| イベント | 内容:日本遺産みちのくGOLD浪漫関連イベント「砂金採りゲーム」 講師:天平ろまん館 大崎敬明 氏(世界砂金掘り大会ジュニア部門チャンピオン) 日時:2026年9月13日(日)・20日(日)10時〜12時・13時〜15時 場所:マルホンまきあーとテラス アトリエ 定員:開催時間内に自由参加 費用:700円 その他:砂金はお持ち帰りできません。 |
| 連携展示 | 場所:石巻市図書館本館2階 展示室 内容:「めざせ!恐竜博士 はじまりは石巻の海」 会期:2026年7月28日(火)〜10月18日(日) |

「石巻専修大学動物生態学研究室によるワークショップの様子」
画像提供:石巻市博物館
夏休みから秋にかけて開催される本特別展では、見るだけでなく体験しながら太古の海や生きものについて学ぶことができます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
船の科学館では、2015年度から全国の博物館・美術館・水族館等が行う「海の学び」の活動を支援しています。
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