現在、東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム(東京都港区)では、特別展『東京水産大学練習船「はやぶさ丸」と遠洋まぐろ漁船「第五福竜丸」』が開催されています。

画像提供:東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
さて、皆さんは、東京水産大学(現・東京海洋大学)の練習船として、水産分野の人材育成に貢献した「はやぶさ丸」をご存じでしょうか。
戦後の日本の水産教育を支えた練習船「はやぶさ丸」の前身は、アメリカの水爆実験により、昭和29(1954)年3月1日、マーシャル諸島ビキニ環礁で被爆した「第五福竜丸」で、国に引き渡された後、改装され、昭和31(1956)年に東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」として生まれ変わり、11年間にわたり学生の学びの場となりました。
この特別展では、「第五福竜丸」のもう一つの側面、練習船「はやぶさ丸」に焦点を当て、教育に貢献した後半生の歴史が紹介されています。
| 開催期間: | 2026年7月20日(月・祝)から2026年9月23日(水・祝) ※休館日はホームページで確認して下さい |
|---|---|
| 会 場: | マリンサイエンスミュージアム1階 |
| 展示内容: | 第五福竜丸の歴史上のミッシングリンク「はやぶさ丸」 ビキニ環礁での水爆実験 水産物や漁業に対する影響と被ばく船・被爆者に対する偏見 練習船はやぶさ丸 |
展示の前半では、建造時の「第七事代丸(だいななことしろまる)」、遠洋まぐろ漁船「第五福竜丸」、そして練習船「はやぶさ丸」へと至る船の歩みや、水爆実験による被爆の実相が紹介されています。

画像提供:東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
そして、展示の後半では、練習船「はやぶさ丸」の航海日誌や写真などの資料を通して実習の様子が紹介され、「はやぶさ丸」の水産教育への貢献を振り返ります。
「はやぶさ丸」の航海日誌は、初日を含めた多くの日誌が発見されています。

「はやぶさ丸の航海日誌」
画像提供:東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム

「はやぶさ丸の舵輪と写真パネル」
画像提供:東京海洋大学マリンサイエンスミュージアム
また、関連イベントも多数開催されますので、「第五福竜丸」と「はやぶさ丸」が歩んだ歴史を通して、海と水産教育の歩みに触れてみてはいかがでしょうか。
| 展示解説 | 内容:東京海洋大学 学芸員コースの実習生が展示を解説します 日程:2026年8月1日、8月2日、8月23日 ※詳細はホームページ参照 費用:無料 |
展示解説 | 内容:館長が展示を解説し、はやぶさ丸・第五福竜丸が係船されていた岸壁(学内)を見学します 日程:2026年9月上・中旬の土曜日 ※日程等の詳細はホームページ参照 定員:各回15名 費用:無料 |
|---|---|
| 講演会・ワークショップ | 講師:都立第五福竜丸展示館 学芸員 日程:2026年8月29日 定員:40名 その他:内容・時間・申込方法等の詳細はホームページ参照 |
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