兵庫県姫路市にある姫路科学館では、 2026年7月25日から、海と生命を支える「鉄」の不思議に迫る特別展『ひめじの鉄学』が開催されています。
「鉄」は、橋や建物、船などに使われる金属として、私たちに身近な存在ですが、生命の誕生や海とも深い関わりがあることをご存じでしょうか。
地球全体の質量の約3分の1は鉄で占められており、地球内部には大量の鉄が存在することから、「鉄の惑星」とも呼ばれています。
そして、海水中に溶け込んでいる「鉄」は、生命の維持に必要不可欠な元素でもあります。
この特別展では、姫路の主要産業である「鉄鋼業」を切り口に、「鉄」の科学的な性質に迫りつつ、鉄と生命、海との関わりなど、科学と産業の両面から「鉄」の魅力を紹介しています。

画像提供:姫路科学館
| 開催期間: | 2026年7月25日(土)から2026年8月30日(日) ※休館日:毎週火曜日(8月11日は開館) |
|---|---|
| 会 場: | 姫路科学館 特別展示室 |
| 展示内容: | 宇宙と鉄:鉄は宇宙で生まれた! 地球と鉄:地球は鉄でできている、鉄の惑星「地球」 生命・海と鉄:生命と海とのかかわり 材料としての鉄:金属の性質 ひめじのモノづくり:ひめじの鉄鋼産業 体験コーナー:触って感じる鉄 |
地球は「水の惑星」と呼ばれますが、その海を支える重要な元素の一つが「鉄」です。
本展では、「宇宙と鉄」で鉄がどのように生まれたのか、「地球と鉄」で地球内部に存在する鉄の役割、「生命・海と鉄」で生命誕生と海との意外な関係について紹介されています。
また、現在、地球温暖化対策の一つとして進められている、海に鉄分を供給することで植物プランクトンの増殖を促し、二酸化炭素の吸収につなげようとする実験・研究についても紹介されています。

「特別展「ひめじの鉄学」導入のパネル展示」
画像提供:姫路科学館
また、「材料としての鉄」では、鉄の性質や特徴について、「ひめじのモノづくり」では、姫路市の主要産業の一つでもある「鉄鋼業」について紹介されています。

「鉄の魅力を伝える実物資料や標本の展示」
画像提供:姫路科学館
本展は、「鉄」を切り口に、宇宙・地球・生命・海・産業を一つの物語として学べる夏休みにぴったりの特別展で、関連イベントも多数用意されています。この機会に、「鉄」と海など、私たちとのつながりについて学んでみてはいかがでしょうか。
| ギャラリートーク | 内容:専門家が展示物を詳しく紹介します 日程:2026年7月25日・26日、8月3日 ※終了 2026年8月9日・17日・30日 費用:無料(別途 特別展観覧料が必要) その他:内容の詳細、時間、申込方法はホームページ参照 |
ワークショップ | 内容:@キーホルダー焼入れ体験 A「鉄の不思議博物館」出張ワークショップ B遠隔観察で材料を観る Cエッチングでステンレス鋼板に絵を描こう D形状記憶合金の不思議 その他:日程、時間、費用、申込方法等はホームページ参照 |
|---|---|
| 実験教室 | 内容:実験を通じて鉄の魅力を紹介します 日程:2026年8月11日・16日 その他:内容、対象、定員、参加費用、申込方法等はホームページ参照 |
| 工場見学 | 内容:鉄とその製品が生まれる現場を見学します @日本製鉄株式会社瀬戸内製鉄所広畑地区 A山陽特殊製鋼株式会社 B虹技株式会社 その他:日程、対象、定員、費用、申込方法等はホームページ参照 |

「工場見学の様子(提供:日本製鉄株式会社)」
画像提供:姫路科学館
船の科学館では、2015年度から全国の博物館・美術館・水族館等が行う「海の学び」の活動を支援しています。
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