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今日の海の日

18世紀の海洋探検家キャプテン・クックと「ザワークラウト」

8月2日は、キャベツ生産量日本一を誇る群馬県のJA嬬恋村が定めた「嬬恋高原キャベツの日」です。
今日のブログでは、キャベツの日にちなんで、ソーセージなどの肉料理に添える「ザワークラウト」 にまつわる航海の歴史をご紹介します。

「ザワークラウト」は、キャベツを塩漬けにして乳酸発酵させたドイツの伝統的な保存食ですが、その歴史は古く、16世紀から18世紀にかけてヨーロッパに広まったと言われています。

ザワークラウト.jpg

出典:写真AC

さて、現代では、「ビタミンC」の大切さは広く知られていますが、15世紀に始まる大航海時代には、ビタミンCの欠乏によって起きる「壊血病」で命を落とした船員が多く、海賊よりも恐れられていたそうです。

当時は長期間にわたる航海が当たり前で、現代のような冷蔵・冷凍技術もありませんでした。そのため、腐りやすい野菜や果物は十分に船に積み込めず、保存食中心の食生活ではビタミンCが不足し、壊血病を発症する船員が後を絶ちませんでした。さらに船内の衛生環境も悪く、多くの命が失われました。

絵画インデバー.jpg

絵画「エンデバー」
作:山形欣哉
寸法:193×265
所蔵:船の科学館

ところが、「キャプテン・クック」の名で知られるイギリスの海軍士官・海洋探検家のジェームズ・クック(1728-1779)は、小型帆船「エンデバー」による「第1回太平洋航海」(1768-1771)において、軍医の助言に従ってザワークラウトなどを船員に食べさせ、壊血病の予防に努めました。
その結果、壊血病による死者を出すことなく航海を成功させ、その取り組みは後の長期航海に大きな影響を与えました。

ヴァスコ・ダ・ガマが、リスボン〜喜望峰〜インドを航海した時(1497-1498)には、喜望峰を回るころには、船員160人のうち100人以上が壊血病で亡くなったと言われているので、当時、船乗りにとって壊血病がいかに恐ろしい病だったかがうかがえます。

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投稿者:メル カテゴリー:自然 コメント:0

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