今日7月3日は「波の日」です。
「波の日」は、海やサーフィンに対してもっと関心を持ってもらうことを目的に、な(7)み(3)の語呂合わせから制定されています。
2024年7月3日のブログでは、船の航行にも影響を与える自然現象「海の波が発生する要因」についてご紹介しましたが、今日のブログでは、波と向き合い、自然と一体になるマリンスポーツ「サーフィン」についてみていきましょう。

出展:宮崎県観光協会
絶え間なく岸辺に押し寄せる波。同じ形の波は二度と現れません。
刻々と変化する自然を相手に、技術と感覚で挑む「サーフィン」の起源は、古代ポリネシアの人々が受け継いできた伝統的な波乗り文化にあるとされています。
18世紀後半、イギリスの海洋探検家ジェームズ・クックの太平洋探検隊による航海記録によって、サーフィンは西洋社会に知られるようになりました。しかし19世紀になると、キリスト教宣教師らによる伝統文化の規制などの影響を受け、サーフィンは一時衰退します。
その後、ハワイの人々による復興の取り組みや、ハワイ出身の水泳選手デューク・カハナモクらの活躍によって再び注目を集め、世界中へ広がりました。各地でサーフィンを実演し、その魅力を伝えた功績から、デューク・カハナモクは「近代サーフィンの父」と呼ばれています。
現在は、オリンピックをはじめ、世界各地で競技会が開催され、波の選び方やボードコントロール、チューブライディングなどの技術が競われています。
次の絵画は、野上隼夫 氏が昭和61(1986)年に日本大百科全書(小学館)のサーフィン用語解説用に描いた作品で、波がブレイクするときに作り出す「チューブ」が描かれています。

絵画「サーフィン(波)」
作:野上隼夫
寸法:116×134
所蔵:船の科学館
人々は古くから「波」に畏敬の念をいだき、時に生活の糧とし、時に楽しみの対象としてきました。
今日の「波の日」に、海の大きな力と恵みに思いをはせてはいかがでしょうか。
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