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今日の海の日

令和8年2月3日は「節分」。海の民話『海に沈んだ鬼』とは!?

本日、令和8(2026)年2月3日は「節分」です。
立春前夜の「節分」は、一年の季節のスタートにあたる日で、豆で邪気(鬼)を祓い、鬼を追い出した後に福を招き入れる「豆まき」の習慣が古くから続いています。

節分・豆まき.jpg

出典:写真AC

今日のブログでは、「鬼」にちなんで、400年以上前から「カツオの一本釣り漁」が続く、高知県中土佐町に伝わる鬼伝説『海に沈んだ鬼』をご紹介します。

高知県中土佐町双名島.jpg

写真「高知県中土佐町の名所 双名島」
出典:写真AC

鬼伝説の舞台は、土佐十景の一つに数えられる中土佐町の久礼(くれ)湾に浮かぶ一対の小島「双名島(ふたなじま)」で、この島には「鬼が運んできた島」という伝説があります。

そして、この伝説は、令和5(2023)年に日本財団『海ノ民話のまちプロジェクト』のアニメ作品『海に沈んだ鬼』となって、次世代に伝えられています。

昔々、浜の村人は、漁で獲れたカツオを鬼の親子にお供えし、暮らしていました。
村人は海が荒れる日が続くとカツオ漁に行けず、困っていると、鬼の親子は、大波に困っていた村人を助けるため、二つの岩山を金棒で担いで海へと入っていきました。すると翌朝、鬼の親子の姿はなく、入江の先に岩山が二つ現れ、海が鎮まりました。

高知県中土佐町には、この安全信仰が伝承され、久礼の漁師は双名島を海の守り神として信じ、カツオ漁に出る時は安全と大量を祈願して漁に出るそうです。

絵葉書「土佐名物鰹漁」.jpg

絵葉書「土佐名物 鰹釣」
寸法:86×139
所蔵:船の科学館

中土佐町・久礼に400年以上前から続く「カツオの一本釣り漁」は、文字通り釣り竿で1匹ずつ釣り上げる漁法です。
巻き網漁法と違ってカツオに傷が少ないのが特徴で、市場では高値で取引されています。また、一定の節度を持って漁をすることにつながり、資源管理の維持にもつながっていると考えられています。

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投稿者:メル カテゴリー:イベント・行事 コメント:0

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