皆さんこんにちは!
船の科学館に勤める学芸員(ペンネーム:アクエリアス)です。
10月に入り、最近は朝夕が涼しく感じられるようになりましたね。
今回ご紹介するのは、スケラッコ作 マンガ『バー・オクトパス』です。
タコ(オクトパス)のマスターが営むバーが舞台となっている作品です。
人魚やクラゲ、チョウチンアンコウなど、個性豊かな海の生き物たちが訪れ、彼らの人間味あふれる日常が描かれています。
穏やかな海底世界で繰り広げられる小さなドラマが魅力的で、終始ほっこりした気分になります。
コピー機で寝そべるエイ先輩の描写が、投稿者のお気に入りです!
スケラッコ様の作品は、登場する人物・動物を含めた世界観全てが、とても優しいタッチで描かれているのが大きな特徴です。
ほのぼのとした雰囲気もシュールな展開も、読んでいて温かくなる作品ばかりです。
ご自身の自画像をしょうゆさしで表現されているのも、ミステリアスな印象を受けると共に、どこかくすっと笑ってしまう穏やかさと優しさを感じますね。
作品の見どころとしては、やはり海をモチーフとしたカクテルでしょうか。
たくさんある腕を存分に活かして、多彩なカクテルを提供しています。
作中で登場する、かき氷のシロップとしても有名な ブルーハワイ は、ハワイの海が連想されるような鮮やかなトロピカルカクテルです。
ブルーハワイ
出典:写真AC
ブルーキュラソーという青いリキュールによってその色彩が成されており、オレンジの爽やかな風味が特徴です。
同じブルーキュラソーを用いたカクテルには、グレープフルーツの酸味が加わったチャイナ・ブルーや、青空をイメージして考案されたスカイダイビングなどが挙げられます。
バーというとやや敷居が高いような印象を受けて未だに踏み込めておりませんが、この作品を読んでいたらなんだか興味が湧いてきました。
投稿者は炭酸飲料全般が苦手なため、カクテルが大好きです。
こんなバーがあったら行ってみたいなと思える、優しく暖かい気持ちになれる物語です。
皆さんのお好きなお酒も登場するかも??
日常の慌ただしさを忘れて、海底世界に遊びに行ってみてください!
今回はここまで!次回をお楽しみに!
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