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【海の学び】敦賀市立博物館 特別展『日本横断!運河計画』は、2024年11月24日まで開催

令和6(2024)年3月16日、北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業し、東京と敦賀が直結しました。
敦賀市立博物館」(福井県)では、敦賀に新たな歴史の1ページが刻まれたことを機に、敦賀の魅力を多くの人に知ってもらおうと、2024年10月18日から11月24日まで、特別展『日本横断!運河計画』が開催されています。

  

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画像提供:敦賀市立博物館

開催期間: 2024年10月18日(金)から11月24日(日)
※休館日:毎週月曜日(11月4日を除く)、11月5日(火)
会  場: 2・3階 展示室
展示構成: 第1章「古代から中世までの運河伝説」
第2章「近世の運河計画(一)」
第3章「近世の運河計画(二)」
第4章「近世の運河計画〜日本横断!運河計画〜」
  

◎詳細はウェブサイトから確認して下さい。

古くから、日本海側で最も太平洋に近い「敦賀」から、京都・大坂に近い「琵琶湖」の間に運河を設置し、水運によって太平洋側と日本海側を結ぼうとする「運河計画」があったことをご存じでしょうか。

二つの海をつなぐこの「運河計画」の実現は叶いませんでしたが、計画段階の史料が多く現存しているそうで、敦賀の疋田地区に残る「舟川遺構」は、その計画の一部が実現したものと言われています。

特別展『日本横断!運河計画』では、海と共に栄枯盛衰の歴史を歩んできた敦賀の、知られざる歴史の一端が紹介されています。

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「平重盛座像」
所蔵:敦賀市松島区
画像提供:敦賀市立博物館

敦賀の運河伝説は、平清盛の命で、その息子・重盛が敦賀に滞在したという伝説から始まります。
本展では、敦賀市内の重盛が開いたとされる寺院ゆかりの「平重盛座像」が展示されています。

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重要文化財「越前敦賀庄之川尻ヨリ深坂山中追分辻迄見取図(部分)」
所蔵:高樹文庫(射水市新湊博物館保管)
画像提供:敦賀市立博物館

この見取図には、敦賀湾にそそぐ笙ノ川河口から疋田・深坂まで、荷物を運ぶための舟川(運河)が描かれています。会場では8m以上に及ぶ資料が展示されています。

また、本展では講演会等の関連イベントも多数開催されるそうですよ。

特別記念講演会 「敦賀から琵琶湖を結ぶ加賀藩の大運河計画」
日時:2024年11月2日(土)午後2時〜4時
講師:島崎 毅氏(一般財団法人高樹会代表理事)
会場:敦賀市立図書館(〒914-0047 敦賀市東洋町2‐1)3階
定員:100名(当日先着順)
参加費:無料
敦賀市民歴史講座 「日本横断!運河計画ー敦賀〜琵琶湖運河計画と琵琶湖の新田開発ー」
日時:2024年11月16日(土) 午後2時〜4時
講師:杉江 進氏(大津市歴史博物館 館長)
会場:敦賀市立図書館(〒914-0047 敦賀市東洋町2‐1)3階
定員:100名(当日先着順)
参加費:200円(協力金)
展示解説 日時:@2024年10月19日(土)午後1時30分〜3時 ※終了
   A2024年11月24日(日)午後1時30分〜3時
講師:坂東桂子(当館学芸員)
会場:敦賀市立博物館 展示室
申込:不要(直接会場にお集まり下さい)
参加費:無料(別途入場料が必要)
歴史ウォーキング 疋田舟川・深坂古道周辺を歩く
日時:2024年10月27日(日)10時〜12時 ※終了
講師:高早恵美(当館学芸員)・坂東桂子(当館学芸員)
費用:200円(資料代・保険料)
定員:10名程度(事前予約制・先着順)
申込:電話又はウェブサイトから応募(10月25日まで)

◎詳細はウェブサイトから確認して下さい。

そして、敦賀市立博物館は、旧大和田銀行本店建物を活用した博物館で、その重厚な建物は、昭和初期の銀行建築の建物として国の重要文化財に指定されています。

 

敦賀市博物館.jpg

「敦賀市立博物館」
画像提供:敦賀市立博物館

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