• もっと見る
1924(大正13)年2月5日は、グリニッジ天文台からの時報が開始された日

海上を航行する船は、人工衛星を利用したGPS(全地球測位システム)を使用して位置を計算していますが、こうした装置がなかった頃は、何の目印もない大海原を天体観測によって経度・緯度を計算しながら航海していました。

13世紀には航海用コンパスが考案され、18世紀には八分儀と六分儀が登場し、18世紀にはクロノメーターが発明され、天文航法を発展させました。

 

六分儀.jpg

「六分儀(ホワイトスター(ロンドン)製)」
寸法:105×300×265
所蔵:船の科学館

「六分儀」は、天体(太陽や月、星)と高度(水平線との角度)の2点間の角度を測定する機器で、緯度は太陽が一番高くなった時の高度、経度は南中時刻とグリニッジ時刻との時差より船の位置を計算します。
電子機器が使用不可能になった事態に備えて、六分儀は現在も航海の必需品として船に設置されています。

クロノメーター.jpg

「クロノメーター」
所蔵:船の科学館

「クロノメーター」は、船の揺れや温度変化に影響されない正確な時計で、経度を測定する時に不可欠なものです。
その経度は、イギリスの旧グリニッジ天文台にある本初子午線0度から東経西経が定められ、その時刻が現在、世界基準とされています。
中庭には、グリニッジ子午線を示す帯が埋め込まれています。

グリニッジ天文台.jpg

「グリニッジ天文台」 出展:写真AC

グリニッジ天文台からの時報は、1924(大正13)年2月5日から開始されたと言われています。

あわせて読みたいおススメの記事

この記事をシェアする

投稿者:メル カテゴリー:船・潜水艦 コメント:0

カレンダー

このブログについて