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平成30年2月1日から、小型船舶乗船者のライフジャケット着用が義務化

平成30(2018)年2月1日の法令改正によって、モーターボート・水上オートバイ・漁船など、小型船舶操縦士免許が必要な小型船舶への乗船者に、ライフジャケット(救命胴衣)を着用させることが船長義務になりました。

さらに、令和4(2022)年2月1日からは、着用義務に背いた場合には違反点数が付与され、再教育講習を受講することになりました。自動車運転免許と同様に、違反点数が累積すると免許停止処分になるということです。

ところで、皆さんは、ライフジャケットを着用したことがありますか?
ライフジャケットは用途や構造・形状別に様々なタイプがありますが、画像のライフジャケットは、全ての小型船舶に法定備品として搭載できるタイプです。

救命胴衣.jpg

「救命胴衣 大人用」
寸法:530×480
所蔵:船の科学館

このタイプの特徴は、発見されやすいオレンジ色で、肩の部分にサーチライトを反射する反射材があり、浮力が7.5kg以上あります。そして、左胸(向かって右側)の小さなポケットには、存在を知らせるホイッスル(笛)がついています。

ライフジャケットは、国土交通省の型式承認試験基準によって、「鉄片を7.5kg吊り下げた状態で24時間以上浮き続けられること」とされていて、この安全基準に適合したライフジャケットには、「桜マーク」の合格印が記されています。
ライフジャケットを着る機会がありましたら、この「桜マーク」を確認してみて下さい。

「令和2年 海難の現況と対策」(海上保安庁)によると、過去5年間(平成28〜令和2年)の船舶からの海中転落者のライフジャケット着用・非着用別による死亡率は、着用者11%(1,652人中180人)、非着用者52%(947人中494人)でした。
また、着用死者・行方不明者180人のうち、死因が判明している67人のうち60人が溺死だったそうです。

ライフジャケットを正しく着用することが、海中転落時の生死を分ける大きな要因となっています。
小型船舶におけるマリンレジャー・マリンスポーツを楽しむ際には、適切な保守点検が行われたライフジャケットを正しく着用することが重要です。

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投稿者:メル カテゴリー:船・潜水艦 コメント:0

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