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神戸港は、日米修好通商条約により開港5港に指定された兵庫港として、慶応3年12月7日に開港

「神戸港」は、安政5(1858)年の「日米修好通商条約」により、開港5港の一つに指定された「兵庫港」として、慶応3年12月7日(1868年1月1日)に開港しました。 同条約には、1863年1月1日に兵庫を開港することが規定されていましたが、朝廷の反対や国内情勢から困難な状況になり、5年を要したのです。

開港以来、わが国屈指の貿易港として発展を続け、日本の主要な国際貿易港(5大港)として、重要な役割を果たしています。

神戸港.jpg

絵画「神戸港」
作:柳原良平
寸法:635×895
所蔵:船の科学館

この絵画は、1950年代に人気を博した洋酒の広告キャラクター「アンクルトリス」で有名な柳原良平が描いた作品「神戸港」です。

赤い屋根の上屋が並ぶ新港突堤はポートターミナルのある神戸港の中心で、外航客船が訪れる最も華やかな表玄関です。
手前を進むのはレストラン船「ルミナス神戸2」、後方にはポートアイランドにかかる赤い神戸大橋が描かれています。

ところで、兵庫港(神戸港)開港当日は、どのような様子だったのでしょうか。

数日前から、神戸沖にはイギリス艦隊12隻、アメリカ艦隊6隻が集結し、当日午前8時には、全ての外国艦船に満船飾が施され、メインマストに日の丸の旗が掲げられました。

そして、完成したばかりの兵庫運上所では、イギリス・アメリカ・フランス・オランダ等の公使や領事、日本側からは旧幕臣の兵庫奉行と通訳が代表として出席し、厳かに開港式典が行われました。
正午には、神戸沖に碇泊している艦船18隻から祝砲が撃たれ、幕府軍3隻が応砲、計21発の祝砲が4回にわたって放たれています。

その後、明治25(1892)年に勅命により「神戸港」と改称され、本日、開港155周年を迎えました。

今から55年前(大正7年・1918年)、神戸市役所が制作した「開港50周年記念の絵葉書」には、開港当時の様子が描かれています。

神戸港開港50周年絵葉書2.jpg

絵葉書「開港五十周年祝賀記念 神戸港」
寸法:90×140
所蔵:船の科学館

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投稿者:メル カテゴリー:灯台・建築物 コメント:0

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