「宮崎市版・365日誕生花」によると、明日6月25日の誕生花は「浜昼顔」です。
「浜昼顔」はヒルガオ科の多年草で、名前のとおり海辺の砂地に多く自生しています。長く伸びた茎は砂地を這い、やや丸い葉を互生させ、漏斗(ろうと)状で淡紅色の花をつけています。
波音に耳を傾けているように見える姿が愛らしいですね。
「浜昼顔」 出典:写真AC
ところで、日本財団「海と日本」プロジェクトでは、平成30(2018)年から「海ノ民話のまちプロジェクト」をスタートし、日本各地に伝わる海にまつわる物語をアニメ作品にして次世代に伝えています。
今日は「浜昼顔」にちなんで、沖縄県名護市に伝わる海ノ民話『海の神と陸の神』をご紹介します。
海の神がサンゴの欠片でつくった美しい砂浜に、陸の神はハマカンダ(浜昼顔)の種をまき、その花に海の神が手を伸ばし、ふたりの神が戦いをはじめました。
沖縄県名護市には、海の神と陸の神が争って台風が発生する、という言い伝えがあり、人間には災いでしかない台風に、自然のバランスを保つ役割があることが物語られています。
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