東京港内の清掃船の始まりは、昭和30年2月1日から!?
現在、東京港内の海上清掃は、東京港埠頭(株)が7隻の海上清掃船を使用して、浮遊する航行障害物、ゴミや流木、浮流油等の除去作業を行っています。
同社によると、この海上清掃事業は、同社の前身であるポートサービス協会が、東京都から「きよみ丸」1隻を借り受け、昭和30(1950)年2月1日から始めたそうです。
「第六清海丸」
撮影:船の科学館
さて、今日は、7隻の海上清掃船の中から、当館が制作・所有する船舶模型 「第七清海丸」をご紹介します。

船舶模型「清掃船 「第七清海丸」(1/50)
寸法:250×135×105
所蔵:船の科学館
「第七清海丸」は、ジンベエザメが口を開けて進むことでプランクトンを捕獲しているように、開口された双胴の間にゴミを導き、ローターで更に中央の集塵コンテナ(容量15㎥)に取り入れて、海上に浮遊するゴミを回収する仕組みになっています。そのため、各種作業の効率を考え、双胴船の利点を生かした広い作業甲板になっています。
「第七清海丸」の概要
| 型式 | 双胴船 |
|---|---|
| 総トン数 | 17.98トン |
| 長さ | 10.9メートル |
| 幅 | 6.4メートル |
| 深さ | 1.6メートル |
| 喫水 | 1.0メートル |
| 出力 | 150馬力×2基 |
| 速力 | 7.7ノット |
| 搭載人員 | 3人 |
| 竣工 | 昭和55(1980)年3月 |
近年、ポイ捨てされたゴミが海に流出することによって、海洋環境を汚染し、海洋生物に深刻な影響を与える「海洋プラスチックゴミ問題」が深刻化しています。
このまま増え続けると、令和32(2050)年には、海洋プラスチックゴミは魚の量を上回ると予測されており、私たち一人ひとりの意識や行動が問われています。
当館は、海の環境問題を学べるアニメーション映像「ブループラネット〜海からの警鐘」(11分32秒)をホームページに公開しておりますので、是非ご覧下さい。
あわせて読みたいおススメの記事







コメント
※現在、コメントに対する返信は対応しておりません。予めご了承ください。