118番の日
海における緊急通報電話番号「118番」の重要性をより一層、多くの人に理解してもらうため、海上保安庁は2010(平成22)年度から、毎年1月18日を「118番の日」として周知活動を行なっています。
警察への通報は110番、消防への通報は119番と同じように、海上で事故や事件に遭遇・目撃した時の海上保安庁への通報「118番」は、2000(平成12)年5月1日から運用が開始されました。
この番号を決める際、何番にするのか、いろいろな案が出たそうです。
緊急番号を警察や消防と同じく11X番台で考えると、空いていたのは111番、112番、118番でした。
そこで、時報の117番と消防の119番の間の「118番」が候補にあがり、当時の海上保安庁長官の誕生日が1月18日だったことから「118番」に決まった、との説がまことしやかに伝わっているそうです。
ところで、「118番」通報の99.1%は間違い電話・いたずら電話、との困ったデータが出ています。
「運用開始(平成12年5月1日)から令和4年12月31日までの状況」
項目 | 通報数(通) | 割合(%) |
---|---|---|
船舶海難関係通報 | 33,723 | 0.3% |
人身海難関係通報 | 24,703 | 0.2% |
海難関係以外の通報 | 60,054 | 0.5% |
間違い電話等 | 12,776,076 | 99.1% |
合計 | 12,894,556 | 100% |
出典:海上保安庁ホームページ
(https://www.kaiho.mlit.go.jp/doc/tuuhoujisseki.html)
海で事故や事件に遭遇した時は、「いつ・どこで・何が起きたのか」落ち着いて連絡して下さいね。
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