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「南極野郎」村山雅美が、初代南極観測船「宗谷」で初めての南極観測に出発

1956(昭和31)年11月8日、初めての南極観測に向けて「宗谷」が出航しました。

この時、第9次越冬隊長として日本人で初めて南極点に到達した村山雅美も「宗谷」に乗船していました。

「南極点に立ちたい」。村山はその第一歩を踏み出したのです。
この村山雅美ら「熱き 南極野郎」の物語が絵本になっています。

絵本南極点夢に挑みつづけた男.jpg

観測と極地にあこがれ、「南極点に一歩でも近づきたい、立ちたい」。
そういう男たちを「南極野郎」と呼ぶそうです。

村山雅美(むらやままさみ)は、南極観測隊に1次、2次(副隊長)、3次(副隊長)、5次(隊長)、7次(隊長)、9次(隊長)、15次(隊長)の計7回参加しています(2006年88歳で没)。

9次隊が南極点に到達したのは1968(昭和43)年12月19日(世界で9番目)、それまでの間「南極点に立ちたい」という思いで過ごし、さらにその後も南極に赴いた、まさに「南極野郎」ですね。

この本では、「夢」である南極点に到達するまでの、村山ら「熱き 南極野郎」たちの奮戦が描かれています。

鉄のそりは衝撃に弱く壊れやすい、柔軟な構造の木製そりは凹凸の激しい雪面でも壊れにくく修理もしやすい、など、ノンフィクションならではの話も満載です。

小学3〜6年生向けの絵本、というジャンルになっていますが、幅広い年代で楽しめると思います。

なお、作者のあとがきには

「人生最大の夢 南極昭和基地に行くこと」
「今日の地球環境の変化は、南極・北極にも著しくあらわれています。多くの自然がのこされ、観測できる最適な場所が南極です。ここでは、世界各国が領有権(7か国以外)を主張せず(南極条約)協力し合って観測をつづけています。この本を読んだみなさんが、近い将来、多方面にわたり南極で活やくされることを願っています。

と書かれています。

どうやら作者の関屋敏隆さんも「南極野郎」のようです。

書  名:南極点夢に挑みつづけた男 村山雅美
文・型染版画:関屋敏隆
発  行:ポプラ社
発行年月:2018年12月
サイズ :262mm x 290mm
ページ :44ページ
主な対象:小3〜6

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投稿者:うっちー カテゴリー:書籍 コメント:0

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