日本最大級の自然体験型博物館「ミュージアムパーク茨城県自然博物館 」(茨城県坂東市)では、2026年7月18日から、第95回企画展『あつまれ!海の骨なし動物−めちゃ不思議で多様なすがた−』が始まりました。
画像提供:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
海には、さまざまな動物が暮らしていますが、その多くは、背骨をもたない無セキツイ動物、いわゆる「骨なし動物」です。クラゲや貝、カニ、ヒトデをはじめ、私たちに身近なものからあまり知られていない種類まで数多く存在し、海には驚きに満ちた多様な世界が広がっています。
一方、「海の骨なし動物」を取り巻く海の環境は、近年、海洋プラスチックごみや海流の変化、海水温の上昇などによって大きく変化し、多くの生き物に影響を及ぼしています。
この企画展では、「海の骨なし動物」の多様な形態や生態を紹介するほか、人との関わりや、海洋環境問題が生き物たちに与える影響についても分かりやすく紹介されており、夏休みの自由研究にもおすすめの内容です。
| 開催期間: | 2026年7月18日(土)から2026年9月27日(日) ※休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日以降の平日) |
|---|---|
| 会 場: | 1階 企画展示室 |
| 展示内容: | 序章:ようこそ海の骨なし動物の世界へ 1章:骨なし動物とは 2章:海の骨なし動物図鑑 3章:海の骨なし動物セレクション 4章:人とのかかわり 5章:海の骨なし動物を取り巻く環境 |
序章「ようこそ海の骨なし動物の世界へ」では、海の骨なし動物の31の動物門を紹介するカードが次々に現れる大型映像がお出迎え!世界最大級の巻貝類や二枚貝類の標本、エビやカニなど色彩が美しい甲殻類の剥製が展示されています。
「世界最大級の貝類の標本」
画像提供:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
1章「骨なし動物とは」では、34の動物門(うち骨なし動物は33動物門)の系統樹(進化の道筋)を、標本や映像などを用いて紹介されています。続く2章「海の骨なし動物図鑑」では、代表的な9つの動物門に含まれる海の骨なし動物について、標本や模型、映像を通して、体のつくりや生活のしかたが分かりやすく解説されています。
また、「茨城の磯の骨なし動物」コーナーでは、潮の満ち引きのタイムラブス映像や、海の骨なし動物の映像、生体展示を組み合わせ、茨城の磯自然環境と、そこに暮らす骨なし動物の姿が紹介されています。
そして、3章「海の骨なし動物セレクション」では、サンゴ類、ミズクラゲ、タカアシガニ、カブトガニ類、オオグソクムシ類に加え、国内唯一となるダイオウイカの含浸標本や、ウミウシ類の模型やグリセリン標本など、人気の海の骨なし動物が勢ぞろいしています。
「ダイオウイカのコーナー」
画像提供:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
4章「人とのかかわり」では、海の骨なし動物と人との関わりを、食材・装飾品・道具・儀式・薬などのテーマごとに紹介しているほか、寄生虫や汚損生物など、人に害を及ぼす動物も展示されています。
続く最終章の5章「海の骨なし動物を取り巻く環境」では、海のごみ問題や海水温の上昇などが取り上げられ、 海の環境問題を身近なものとして考えることができる展示となっています。
このほか、クラゲや貝、ウニ、ホヤの仲間をモチーフに制作されたアート作品や、海岸に漂着したごみを素材に制作された作品も見どころです。
「海ごみと「海のごみアート」コーナー」
画像提供:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
そのほか、関連イベントも用意されています。
| 観察会 | 内容:「カブトガニのお話&脱皮殻標本づくり」 講師:東川洸二郎、二宮颯人(笠岡市立カブトガニ博物館) 日時:2026年8月23日(日)13時30分〜15時30分 ※募集終了 対象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 定員:40名(事前申込・抽選) 費用:無料(別途 入館料が必要) 申込:ホームページ参照 |
観察会 | 内容:「磯の動物観察会&ウミウシ講座」 講師:柏尾 翔(きしわだ自然資料館)ほか 日時:2026年9月12日(土) ※募集終了 場所:磯崎海岸、阿字ヶ浦ふれあい交流館 対象:小学生以上(小学生は保護者同伴) 定員:40名(事前申込・抽選) 費用:無料 申込:ホームページ参照 |
|---|---|
| 講座 | 内容:「海の骨なし動物をつくろう!」 日時:2026年9月の毎週日曜日 対象:未就学児、小中学生(小学2年生以下は保護者の付き添い) 定員:各30名 費用:無料(別途 入館料が必要) 申込:ホームページ参照 |
| 講座 | 内容:子ども自然教室「海の万華鏡をつくろう」 講師:本間 清(NPO法人日本渚の美術協会)ほか 日時:2026年9月12日(土) 対象:小・中学生 定員:25名(事前申込・先着順) 費用:無料(別途 入館料が必要) 申込:ホームページ参照 |

「講座:海の骨なし動物をつくろう!タカアシガニの甲羅の魔除けのお面」
画像提供:ミュージアムパーク茨城県自然博物館
船の科学館では、2015年度から全国の博物館・美術館・水族館等が行う「海の学び」の活動を支援しています。
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