いざなって生死を分ける言の葉よ [2025年01月31日(Fri)]
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一方で埼玉・八潮で起こった道路陥没事故。トラックに乗ったまま転落した70代男性と連絡が取れなくなってから2日以上。運転席が土砂で埋まり水没していることを考えれば生存の可能性はほとんどゼロだ。しかし、日本では「収容」とは決して言わない。「救助」である。救助のため重機を入れるスロープを作る工事が始まったとのこと。男性を発見→救助→メディカルチェック→心肺停止確認。その過程を経てはじめて「遺体」となるのである。 言霊の国、日本らしいと思う。収容と表現した時点で死を意味する。言葉の力によって対象者を死に追いやるという発想である。欧米と日本、明らかに精神構造が異なることがよく分かる。ともあれ、ご遺体の収容と事故原因究明、そして関連するトラブルも早く収束するよう願っている。 (フロントへ行くか、風呂に向かうのか、はたまたレストランか。矢印は言葉と同様に人をいざなう) |



