カジュアルにアンアンポパイオリーブよ [2024年07月31日(Wed)]
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島根県立美術館の展覧会『「アンアン」「ポパイ」のデザイン 新谷雅弘の仕事』を観覧した。アートディレクター堀内誠一の元に集った気鋭メンバーとして活躍した編集者である。氏は今も隠岐・海士町(疎開経験地で父母の出身地)でクリエイターとして活動を続けている。 「ポパイ」や「ブルータス」、立ち読み程度しかしてないが、アメリカのポップな生活スタイルを目を引くデザインで紹介していた。展示では、レイアウトを決めてから原稿を執筆するという先割手法で作られていたことを知った。氏は「オリーブ」も編集・レイアウトしたという。多彩、多才な人である。 オリーブはきっと伝えたに違いない。 ポパイへ 長らくのご活躍おつかれさま 今は美術館でお昼寝できますね ちょうどパリオリンピックですけど 私たちの頃は今みたいに中継なかったものね 番狂わせがいっぱいありました 思いがけない大健闘もありました あなたは展示場でどうぞおやすみなさい 新谷氏が展示の内容はもちろん、構成までデザインしている。随所に手書きのキャプションがあり、氏の雑誌づくりの思考や温かさまでを視覚的に表してくれる。こんな文があった。 ≪手紙は手がきに 限る。熱があるから だろう。その熱で 少しでも何かが 動いてくれたら うれしい。≫ さあ、手紙を書こう。SNSやメールでもいいや。誰かのもとに気持ちを伝えよう。さて、益田のグラントワで開かれている『堀内誠一 絵の世界』を観たくなったきた。 (外にはケイトウの花。爽やかなピンクで暑苦しくはない) |



