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自治会はどうなるあなたはどうしたい [2023年09月30日(Sat)]

fumihouse-2023-09-30T22_02_18-1-thumbnail2.jpg『タウンミーティング〜どうする荘原〜ワールドカフェ・シリーズ』を主催しました。副題として「自治会ってなに、なんのため、だれのため〜縮小と沸騰の時代に」を掲げ、加入率が激減する自治会の運営について、自由闊達な市民討議ができるよう企画したつもりです(40名が参加)。今の出雲市の加入率が57%ほど。この数年で段違いに凋落しているのは、出雲市に限らず全国的な傾向となっています。

戦時中に大政翼賛的に構成された自治会、町内会ではありますが、もとは厳しい生活環境を乗り越えるために人類が獲得してきた知恵の一つです。家族や血族とは異なるまとまりとして、老人会、婦人会、若者会といった集団や、趣味の仲間、同級生、先輩後輩、職場仲間などの複層的なつながりでもって私たちは暮らしています。その核となってきたのが自治会、町内会ではないでしょうか(隣三軒両隣の「隣保」も含む)。

人間は一人では生きられないのですが、戦後の高度経済成長以降、科学技術や医療の進歩によって、個人や社会は劇的に変化し、つながりに頼らなくても生活できる世になりました。一時、潮目が変わったときがあります。阪神・淡路大震災(1995年)です。そして東日本大震災(2011年)です。そのとき私たちは、つながりや助け合いを含めた地域コミュニティの重要性を改めて認識しました。絆の大切さです。しかし、緊急事態が去り平穏が戻ってくると思いは風化し、絆(きずな)は絆(ほだし)となって敬遠されていきます。

戦後のコミュニティ政策は小学校単位の公民館、コミュニティセンターに軸が移ります(荘原地区もその一つで、旧村単位でもある)。いわば、天から降ってきたコミュニティです。それは、自然発生的な自治会、町内会がしっかりした存在であることが前提になっています。その屋台骨が揺らいでいる今、地方自治法に位置づけられたコミュニティ政策も弱くなります。しかも、NPO法人など特定の地域課題の解決を目的として活動を行う担い手への支援が主体となりました。

大きなコミュニティも弱まっていく。小さな草の根のコミュニティ(自治会)も衰退する・・・さあ、どうしましょうか、どう考えますか、どう行動したらいいでしょうね、というスタンスでワールドカフェをやりました。荘原コミュニティセンターでは初の試みです。

5〜6人単位のテーブルで、1ラウンドは20分です。模造紙にカラーマジックを使って、文字や図を書き連ねてもらいました。第1ラウンドが終わったらホストを残し、他は旅人として別のテーブルへ移ります。第2ラウンドでは、ホストは前ラウンドの内容をかいつまんで話し、会話を深め広め、書き込んでいきます。第3ラウンドも同様に行いました。

喋りながら書くということは難しいですが、グループ発表までには皆さんの努力で良い成果物ができました。結論ありきの議論ではなく、進む方向が見えない曖昧さを感じながらも、遊び心でカフェを楽しんでいただけたと自負しています。

個人主義という個人が尊重されるようになるのは、社会が進歩した証拠です。行き過ぎると →自分の殻に閉じこもる→他者との関わりを避け、孤独化→自分の幸福は他者の幸福あってのはずだが、自分だけよければいいという発想になる。というふうに、どんどん人間は縮んでいく悪弊があります。

社会的にも個人的にも大きな困難が生じたときに、レジリエンス(復元する力)を発揮できるかどうかは、人同士の連帯が鍵を握ります。互いを励ましあえる麗しい社会、他者に温かい気持ちで繋がれる社会であるかどうかは、人類の生き残りを左右するに違いありません。人のために力を注げば、それは自ずと自分にかえってくる(情けは人のためならず)ことを忘れずに、多くの人が心豊かになっていく社会をつくっていきたいものですね。

(秋が深まり、初めにハナミズキが色づいてくる)
棚引いて霧の進軍足留む [2023年09月29日(Fri)]

fumihouse-2023-09-29T07_34_44-1-thumbnail2.jpg宍道湖から生まれた深い霧。目覚めると日の出前の戸外は白い闇。窓を開けるとひんやりした空気が入ってくる。晴天になる前ぶれは嬉しい。

出勤の頃、天上の霧は晴れた。豊かな青空が広がっている。日本海に沿った北山山系に霧の帯がたなびく。霧の進軍だ。ミニ侵攻によって列車は少々遅らされた。宍道湖に沿って霧は粛々と進軍し、30分もすれば消え去るであろう。

ようやく来た、秋らしい涼やかな晴天が。きょうは秋を満喫しよう。中秋の名月もある。澄んだ満月を心ゆくまで楽しもう。

(霧に濡れた水滴の蜘蛛の巣が見えますか)
癒やされて人はそれぞれ疲れ取る [2023年09月28日(Thu)]

fumihouse-2023-09-28T20_09_49-1-thumbnail2.jpg【癒やし】
心身の疲れを取り去り、精神的な悩みや苦しみを和らげることである。体を動かさず、頭も使わず、すっからかんに空虚を目指すのがよいとも言うが、わたしにはなかなかできない。身体の適度な疲労感なり、普段とは異なる経験や異文化との触れ合いが精神をリフレッシュする。わたしにはそれがしっくりくる。静かで穏やかな癒やしとは反対に、激しいザワザワした癒やしと言えるのかもしれない。

今夕は理事会の主催で残業した。今列車に乗って家路についた。さあ、何して癒そうか。まずはこうして書いている(正確に言えば画面を擦っている)。やり過ぎはよくないが、これも癒やしの一種。書くことは考えをまとめ、思考を広げる癒やしなり。

(艶やかな紅色。曼珠沙華は雨に濡れて、さらに色っぽくなる)
すれ違い恋する仲は危うかろ [2023年09月27日(Wed)]

fumihouse-2023-09-27T18_25_04-1-thumbnail2.jpg【恋】
旧字の【戀】を見ると、糸の象形であることが分かる。「糸」が2つ。「言」は取っ手のある刃物の象形で、誓いの意味もあるという。糸を取っ手に結んで誓いの糸を引き合う。その基底にあるのが「心臓」。強く心が惹かれ合って結ばれる。すなわち「恋」の漢字が成り立つ。

男女が惹かれ合い、恋人同士になる(近頃は性別を問わないが)のは、赤い糸に結ばれている故だと昔から言う。二千年の昔から、引き合う糸に目を止めていたなんて、中国人はやっぱりスゴイ。紀元前の昔から中華の人々は賢かったのだ。一衣帯水の日本に対してたくさんの恩恵も与えてくれた。

そして今、原発の処理水をお互いに流し合う仲である。自国の行いに目を覆い、日本だけを責め立てるというのは筋違い。賢い中華はどこへ行ったのだ。原発の放射線で“汚染されていない”、中国原発の処理水を自らも流していると認めた上で、国内の人民に“安全な”水産物を食べるよう勧めるときだと思うよ。

「言は取っ手のある刃物の象形」と書いた。交際を続けた男女も、長い付き合いの友も、わすかのすれ違いで仲違いする。ほころびが小さいうちに早いとこ、修復してくれるよう望む。

(小菊が秋を黄色く、レモンイエローに主張している)
重要をまずはやろうよいの一番 [2023年09月26日(Tue)]

fumihouse-2023-09-26T18_32_18-1-thumbnail2.jpgやることが多くて困ってしまう。もちろんこれは誰にも言えることで、わたしだけが多いと思うのは筋違いだ。「重要なこと」「緊急にやるべきこと」を縦横の軸にとってマトリクス表を作ってみる。

<1>重要で、かつ緊急
<2>重要だが、急がない
<3>重要ではないが、急ぐ
<4>重要でもなく、急ぎでもない

目先のことに追われていると、いっぱいイッパイになって、上記があやふやになる。<1>は当然(たぶん)すぐやるが、<3>に忙殺される。仕事に追われていく。やがて<2>が迫ってくるようになって焦る。<4>が締切を伴って眼前に降りかかる。相手方にとっては、きっと<1>であるから矢のような督促となる。目は血走って冷静ではいられない。「時間がない、ない」と年がら年中呻いていなくてはならない。

余裕がありそうなとき、重要なことに着手しないで、他のことをやっていることがある。やりやすいからとか、得意なことだから、いい区切りまでやっておきたいと思って、そんな言い訳で<1>や<2>を後回しにしてしまう。一日が終わるころ、重要なことに着手すらしていないことに気がつく。よくある。

時間はあれよという間に消えていく。重要なことを真っ先にやる習慣をつけていきたいものだ。それが、時間を生み出す秘訣であるという。実践あるのみ。

(菊の花もきっと仕事ぶりを見ているぞ。仕事だけではないよ)
手をつなぎ秋のさなかにくすぐられ [2023年09月25日(Mon)]

fumihouse-2023-09-25T16_17_04-1-thumbnail2.jpg【擽る(くすぐる)】
読めなかった。手偏に楽しませる。乳児に手を出して、胸をくしゃくしゃと「擽」ってキャッキャ笑わせる。おどけて大人も、ともに楽しい時間を過ごす。語源はそんなところだろうか(学童期以上の子どもや大人を擽ると性暴力になるので注意)。

黄系統の花が目立ってきた。甘い匂いが漂ってくるなら尚更、心擽られる。なにかやれそう、あれをしよう、これもできそうだ。そんなふうに意欲高まって気持ち擽られる秋だ。

訓読みでは、うつ(撃つ)と読める。はらう(払う)とも。映画に心うたれて、感涙にむせぶ。冷たい仕打ちに心はらわれて、沈み込む。善悪取り混ぜて、心動きやすいのが秋と言えるのかもしれない。落語や漫才、文芸に擽られ、笑顔満載になるのも芸術の秋ならではのこと。

(菊芋の黄色が元気いっぱい秋の味わい)
フロントのホックにボタン留めおこう [2023年09月24日(Sun)]

fumihouse-2023-09-24T17_29_43-1-thumbnail2.jpgパンツのファスナーを上げて、フロントのカギホックを引っ掛ける。パンツが前下がりしないように、たいていは天狗のボタンと言われる作りで止まっている。別にボタンを付けなくても、ベルトを回してあれば不都合はないが、フィット感が高まる効果がある。

ベルトを付けない状態で天狗ボタンを外していると、10センチほどの細い帯が前に飛び出す。前身頃の長い裾が伸びたシャツを上に羽織っていると、天狗の部分がシャツを盛り上げる形になる。周囲から見ると、男のいちもつが起きているように見えるではないか。危ないアブナイ。

(ニオイバンマツリの花言葉は、浮気な人だそうだ。甘い匂いがする)
彼岸花忽然爛漫曼珠沙華 [2023年09月23日(Sat)]

fumihouse-2023-09-23T21_48_06-1-thumbnail2.jpg車窓から彼岸花が咲いているのが見えた。嬉しい秋だねぇ〜。そうそう、今日は秋分の日だ。秋は本番。穏やかな季節を望むところだ。

(クルマだったもので、曼珠沙華の写真はない。なもんで、センニチコウ)
名を知らぬ犬駆け回り秋夜長 [2023年09月22日(Fri)]

fumihouse-2023-09-22T19_24_00-1-thumbnail2.jpgスポーツクラブ撤退後のショッピングセンターに、ペットショップができた。列車待ちの時間があったのでのぞいてみた。入口の目玉は犬。ケージに一匹ずつ押し込まれている。あるものは駆け回り、餌を食べるものもいる。死んだかのように眠っているものもいた。こちらに目線を向けているのまでいる。秋波を送られたと感じた人が衝動買いするケースがあるのかもしれない。

猫も多くのスペースを占めている。奥に向かうと、ミーアキャットや珍しい動物たち。熱帯魚や淡水魚の水槽が大小揃えてあり、昆虫類、熱帯植物など盛りだくさんだ。ペット用の用具や餌類もたくさん売っている。夕方の6時を回って客は結構多いと思う。犬や猫は7、8万から30万円近くまで。ペットショップというところに初めて入ったが、需要は多いのだろう。

子どもの頃、犬を飼っていた。マリという名前の犬で、雄雌どちらだったかは忘れた。その後しばらく猫を飼っていたが、以降ペットとは縁がない。

(菊の一種だが、名前は分からない。名も知らぬ花があり、種名を知らぬ犬もたくさんいる)
運動会季節の華よ今むかし [2023年09月21日(Thu)]

fumihouse-2023-09-21T18_23_26-1-thumbnail2.jpg地区の運動会が岐路に立っている。わが地区は、例年どおり9月最終日曜日に80の自治会対抗戦として企画されたが、午前中のみという中途半端な内容だった。例年とはいっても、コロナと雨天のため5年間やってないせいか、5年分の高齢化と気力減退を招き、あちこちの自治会からは出場辞退の声が聞こえてきていた。結果として参加自治会が少なく、中止の憂き目となった。

もちろん開催した地区もあるだろうが、この先どうなることやら、という皆さんの気持ちがあると思う。せっかくの休みに何故? と言う人もいるわけで、時代は変わっていく。それが地域にとって、個人にとっても良いことなのか、悪いのか? 誰にもわからない。

ともあれ、昼の気温は高く湿度も高いが、夜はすっかり涼しくなった。セミの声は聞こえてもツクツクボウシのみ。セミが栄えた夏は終わり秋が来る。

(ムクゲが雨に濡れていたのは、もう3週間も前のこと。今は跡形もない)
やることを思いついたら一途ゆけ [2023年09月20日(Wed)]

fumihouse-2023-09-20T08_04_50-1-thumbnail2.jpg思いつきはメモを残さないと、すぐに忘れる。こんないいアイデアを忘れるわけはない、とその場では思うのだが、なぜか忘れる。そして悔やむ。これやっておかなくちゃ、と思うこともそうだ。誰かに督促される状態であれば別だが、自発的に行うべき何ごとかは、放っておくと忘れる。後悔する。手帳にメモる、スマホに書きこむ、紙がなければ手に書く。誰かに伝えておいて担保する(その人も忘れるので当てにはならない)。ホントは思いついたらすぐに行動するのが一番いいのだが。

(狂い咲きの山吹。思いついたらすぐに咲かないと、来年春に咲けないかもしれないと不安になるのか)
酷暑には大気の川が流れ込む [2023年09月19日(Tue)]

fumihouse-2023-09-19T18_18_58-1-thumbnail2.jpg「大気の川」が流れているそうです。地上には川があり水が流れます。大気の川は、大量の水蒸気が川のように動き回るそうです。その水蒸気は大雨をもたらします。気温が高い熱帯に大気の川はありますが、亜熱帯化した日本にも大量に流れ込んできます。水蒸気ですから雲にはなっておらず、目には見えません。

この夏は毎日湿度が高かった。高い海水温で蒸発が進み、飽和寸前まで大量の水蒸気が供給されます。気温や山脈、前線など何らかの刺激によって水蒸気の飽和状態から、雲が生まれ発達し、たちまち大雨。水を貯めたビニールに穴を開けたようにして、大気の川は決壊します。一所集中して雨が降る。線状降水帯が幾重にも発生する。反対に周辺は雨に恵まれない。そんなことの繰り返しだったのだと思います。豪雨と日照り、この夏は酷い夏でしたね。

(タマスダレです。花の世界はすでに秋盛りです)
恩讐を越えて平和の文化なり [2023年09月18日(Mon)]

fumihouse-2023-09-18T20_10_20-1-thumbnail2.jpgベキ(役所広司)は語りかける。敵にも味方にも等しく訴える。

「民族や宗教の対立で、これまで一体何を手にしたのか。我々は数え切れないほどの大事なものを失った。争いは何ひとつ産まない。お前たちは苦しむ人々に手を差し伸べるべきを、金を持つ者だけを優遇し、さらに金を求め続けた。人間の欲望にはキリがない。愚かな生き物だ。今や世界中がそうだ。誰もが自分のことばかりを考えている」

「バルカは宗教・民族の違いを争いの火種には二度としない。国の富を公平に分け、お互いの宗教や民族を尊重する国になっていく。そんなことは不可能だと人は言うだろう。だが、決して諦めない。我々の小さな一歩は子どもたちや次の世代へと受け継がれていく。相手を敬い、分かち合うことの素晴らしさ。この国に根付かせる。それはいずれ、この国の文化となる。歴史となっていくんだ。この小さな一歩は、新しいバルカを築くための偉大な一歩となる。私は、そのために今までやってきたんだ」

以上、Googleドキュメントの音声入力で書き起こした(音源はTVer)。

にもかかわらず、ベキは私怨を忘れられなかった。妻を殺され、憂助(堺雅人)が拉致されて塗炭の苦しみ受けた。その原因となった、公安の過去の上司(今は出世して国家中枢にいる)に復讐しようと日本に渡った。復讐は何も産まない、復讐心に侵された人間がどんな末路を辿ってきたかよくわかっていると言っておきながらも、自分の憎悪心を消すことはなかった。恨みの応酬が世界の不幸の始まりだと知っているのに、自らを律することはしなかった。そうした人間の不条理さも、このドラマは表現しようとしている。原作兼脚本の福澤克雄監督のヒューマニズムであると思う。

たくさんの伏線が話題になった。何気なく見てしまって私には分からなかったことも多いだろう。しかし福澤監督が言いたかったのは、きっとこの不条理であり、それでもなお平和の文化を根付かせていくことでしか、人間は滅びの道から逃れられないということだと思った。日曜ドラマ『VIVANT』には続編がありそうだ。

(マリーゴールドが秋の陽光に輝く。人間の未来にも幸あれ)
3段は傘の技術よ腹でなし [2023年09月17日(Sun)]

fumihouse-2023-09-17T08_38_44-1-thumbnail2.jpg折りたたみ傘は3段というのが定番になったが、かつては2段だった。小ぶりなものでも2段は長くて嵩張った。バッグによっては収まりきれなかった。骨組みの進化、材料の進歩、いろいろな要因で3段が実現されたことだろう。

3段になって最もよかったのは、びっくり返らないこと。急な雨が降る、取り出してカバーを外す、ツマミを押し上げる。すると、2段の折り目のところから上に寝返って、雨よけにならない。雨に濡れながらやり直す。折った状態でクセがついているから、失敗すること数度。哀れにもずぶ濡れ。そんな経験を何度もした。

3段傘にはそんな欠点がない。折ったクセのままで順当に広がってくれるのはありがたい。

(観葉のピンクパッションは、素直に直列した筋が伸びている)
魅入られて時間泥棒魔の写真 [2023年09月16日(Sat)]

fumihouse-2023-09-16T13_23_48-1-thumbnail2.jpgインスタグラムのリール動画を見てしまう。フェイスブックと連動しているので、自身や気になる人の投稿を確認するうち、画面表示が気になってタップしてしまう。動画だけにアピール力は高い。たちまち虜になる。終わると次にスクロール。あれよという間に10分20分が経過していく。魔法の巻取り機械に取り込まれるかのようだ。

男女ロマンスの劇画風のもの、エロチックな女性の会話や仕草、見事な工作の腕を速送りで披露するもの、美しい自然景観、事故現場の様子、警官の取締の一部始終、パニック映画のクライマックス、AI生成の未来映像など飽きない。時々さらに深堀りしてみたいと思えるものもあるけれど、一時の気晴らしにしかならない。こうしてスマホで時間を費やしたあとは空疎な気分である。

(モミジアオイ(紅葉葵)の紅色は空疎ではない。灼熱の太陽にも負けていない)
指示名詞アレコレソレとなんかいな [2023年09月15日(Fri)]

fumihouse-2023-09-15T08_54_58-1-thumbnail2.jpgアレに乗っている。アレなもんで目をつむるのだが、眠りに落ちない。この夏はアレ過ぎたのでアレできないのかもしれない。アレが近づいてきた。きょうもアレしよう。そこそこ頑張ってアレになろう。テキパキとアレして、さっさとアレに乗って、しっかりアレも読みたいし、アレにも声をかけておきたいな。阪神タイガースがアレを達成したので、アレはコレに昇格した。次はクライマックスシリーズ、そして日本シリーズがアレとなる。ともアレ、阪神ファンの皆さん、おめでとう。

(コレは白式部。アレに濡れながらアレしたかのように咲いている)
走ってく見境なしに走るなよ [2023年09月14日(Thu)]

fumihouse-2023-09-14T18_33_40-1-thumbnail2.jpg突然走る。バスが来たのが見える。停留所まで急いで走る。列車の発車ベルが鳴る。慌てて階段を駆け上がる。信号機のない道路を渡る。クルマが迫ってきたようだ。3歩4歩と大股で渡り切る・・・そんなとき、気をつけるべきことがある。

アキレス腱を切らないように。切った経験はないが、パンッと乾いた音が周りに聞こえ、踵から上がぶよぶよになるという。そんな悲劇は願い下げだ。左右交互に踵をストレッチしておこう。

もう一つは、スマホ。胸ポケットに入れたスマホが弾む。浅いポケットだと飛び出す。幾度かアスファルトの地面に落とした。幸いにケースが本体を守ってくれたが、液晶画面を打ちつけてヒビが入る。そんな悲劇は御免こうむりたい。手を胸に添えて走ろう。

(蕎麦の花は走らない。静かに収穫の時を待つ)
おおぐま座銀河鉄道飛んでいく [2023年09月13日(Wed)]

fumihouse-2023-09-13T08_11_41-1-thumbnail2.jpg昨夜8時前、ウオーキングに出かけるとすぐに、大熊座の尻尾(北斗七星の柄)の辺りから5つほどの光の列が見えた。均等に、しかもじわじわと天頂に向けて動いている。下から湧き出してくるようにして星は増えていく。飛行機だろうか。音が聞こえたがせいぜい1機分。小さすぎる。あんな人口衛星は見たことない。

15個まで数えて先頭の位置を確かめようとして目を上に向けると、消えている。ツーっと消えていく。5分間ほどで下からの供給は途絶えて、順に消えていった。

飛行機でないとするとUFOか? ネットで調べると「スターリンク衛星」。なにかと物議をかもすイーロンマスク氏のスペースX社が打ち上げたものだそうだ。銀河鉄道777のように連なるところからスターリンク・トレインとも呼ばれているそうな。高度は500キロメートル。衛星通信サービスで、ウクライナにも無償で提供されているとのこと。

消えたのは太陽光から外れ、輝度がなくなったせいであろう。不思議な体験をした気分。

(スターリンクではない。小紫が雨の中あでやかだ)
医者に行きメモ欠かさずに長く生く [2023年09月12日(Tue)]

fumihouse-2023-09-12T18_01_49-1-thumbnail2.jpg医者にかかるときにメモは欠かせない。まず、書いてから診療にのぞむ。症状はいつから出たのか、どう変わったのか、変わらないのか。痛みや違和感はないか。メモしておいて医者に話す。聞かれるままに話せばいいじゃないかと言われても、意外と忘れる。白衣を前にすると緊張するのかもしれないし、いつもと環境が異なることからの失念もある。検査結果や診断が述べられ、生活上の指導注意もある。次の診察予定日時だって記録しておかないと忘れる(細片をもらう医療機関も多いが)。薬局だって近頃はアドバイスをしたくてウズウズしている(保険点数に直結)。メモせずに医療機関に行くことはとても損なことだと思う。

(容体は雲のように移ろい、気分もまた雲のように変わる。医者に臨んでメモした内容も様相を変える)
机中エントロピーに満ちていく [2023年09月11日(Mon)]

fumihouse-2023-09-11T18_04_34-1-thumbnail2.jpg職場の机には、中にいろいろ入っている。文法用具だけでなく、数々の私物がある。眼鏡拭きクロス(メガネは汚れやすい)、爪切り(微妙に整える)、ハンドタオル(手洗い後)、2Bシャープペン替芯(職場に備え付けがない自分好み)、デンタルフロス(昼に歯は磨かない)、リップクリームなどいろいろ。

いずれ読むつもりの資料や、どこにしまっていいかわからないままに整理されない資料など、混沌としてエントロピーに満ちていく。収拾がつかなくなって、物のありかがわからなくなる。大整理をかけて気持ちよくなりたい。

(鶏頭の中でもオレンジクイーンという名前がついたケイトウ。鮮やかな秋の夕日を思う)
熱冷まし夕立欲しや過去のこと [2023年09月10日(Sun)]

fumihouse-2023-09-10T21_12_04-1-thumbnail2.jpg夕立があった。5時くらいまでの20分間。車外温度表示は27℃から見る間に25℃まで下がった。先月までの酷暑にあってどれだけ夕立が欲しかったことか。期待に反して夕立が来たためしがない。積乱雲が上空に張り出し降りそうな気配もあったが、雨にはならなかった。恨めしい暑さが夜中、明け方まで続いた。夜に熱が冷めきらないうちに灼熱の太陽が照り辺り一帯を熱の渦に包む。ともあれ最強の夏は終わった。

(こんな入道雲はこれからも出てきそうだ)
もう一歩いかなるときももう一歩 [2023年09月09日(Sat)]

fumihouse-2023-09-09T21_18_17-1-thumbnail2.jpgいかなる時でも自分は思ふ もう一歩
今が実に大事な時だ もう一歩
     武者小路実篤

(センニンソウも大事な時。雄しべを伸びやかに広げ、爽やかに咲く時)
人間をいかに責めるかこの自然 [2023年09月08日(Fri)]

fumihouse-2023-09-08T18_05_27-1-thumbnail2.jpg朝起きて窓を開けます。温度計を見ると、夢の23℃台。秋が来ました。昼が暑いとはいっても、もはや灼熱はないのです。わずか10日前には、秋が来ることすら信じがたい日々が続いていました。

それがどうですか。夜が寝やすくなりました。エアコンや扇風機が止まったとは言って目が覚める、風が当たり過ぎて寒くて起きる、そんな寝不足の状態はありません。嬉しい秋です。昼間は蝉しぐれがありますが、晩夏の哀愁が漂います。肌を焼き、鼻腔を圧する熱は消えました。

いずれにせよ、過去最強の夏は過ぎました。苛烈さが予想される秋台風や冬将軍が来るかもしれません。地球沸騰化の時代にあっては、穏やかな季節が長く続くなんて期待はできません。もちろんこの夏、痛めつけられた身体は十分に回復していないことでしょう。どうぞご自愛くださいね。

(鷹の爪。熱く辛そうですが、食欲の秋でもあります)
しずしずと狙いすましてセンターピン [2023年09月07日(Thu)]

fumihouse-2023-09-07T18_26_41-1-thumbnail2.jpgボウリングにはセンターピンがある。真ん中にあるセンターピンを一投目に倒せば自然と周りのピンは倒れる。不運だと1、2本残るときもあるが、センターが倒れない限りストライクはありえない。

仕事において、センターピンを倒さないことがある。けっこうある。搦め手から攻めていくつもりであったり、やりやすいところから片付けていくケースだ。怖気づいて後回しになっている場合もある。

センターピンを倒そう。二・八の法則もある。二割をやりきれば八割の成果を上げられるときがある。勇気を出そう。エイヤッとやってしまおうぜ。

(ツユクサもまた、エイヤッと咲いた)
どうしよう家康なみに荘原で [2023年09月06日(Wed)]

23091801.JPG『どうする荘原』 ★自治会ってなに、なんのため、だれのため〜縮小と沸騰の時代に★ と題してタウンミーティングをすることにしました。
 と き:2023年9月30日(土)午前10時
 ところ:荘原コミュニティセンター

ホモサピエンスのほかにも人類の他種はいました。が、生き残ったのは私たちだけの不思議。能力が特に優れていたわけではないですが、仲間と協力し合う力で繁栄してきました。組織が形となり、競争と協調、ときには戦争をへて地域が統合し、近代国家が成立しました。今も国際情勢は刻々と動いて転変します。

自治会は戦時中にできた、家族より大きなまとまりです。戦後の高度経済成長以降、個人や社会は劇的に変化し、時代は大転換期を迎えました。縮小と沸騰の時代がやってきたのです。縮小とは、人口縮小、児童数縮小、経済縮小・・沸騰とは、地球沸騰化、地域対立沸騰、いらだち沸騰・・。

しがらみが強くて自由がない、だからイヤだと考える人も多い。しかし、東日本大震災では地域の力を復興のエネルギーとして、誰もがありがたいと思っていたのではないでしょうか。

自治会への加入率が激減しています。消防団も危うい。かといって経済社会はますます発展するように見えて、実は予期せぬ孤立を作り出し、望まぬ格差を生んでいます。ホモサピエンスは、仲間と協力し合うことでしか繁栄できないのだと思います。ましてや孤立しては心の病に蝕まれます。自治会の歴史や功罪について、皆さんで闊達に語り合えたらいいですね。
完売に引く手あまたの買い主が [2023年09月05日(Tue)]

fumihouse-2023-09-05T20_47_26-1-thumbnail2.jpg【完売御礼】
松江駅南に建設中の、マンションという名の高級アパートの防音シートに看板が掲げてある。「キャンセル待ち受付中」とも。松江市内に二十年ほど前から続々と建ち始めたマンション。条例で14、5階までに制限されてはいても、宍道湖や松江城といった景勝を邪魔することには変わりない。追随して出雲市内にもここ十年でめっきり増えている。

一戸建てだけが理想のマイホーム(すぐに夢は覚めるが)ではなく、住環境のあれこれを管理会社に任せることも楽ちんだ。マンション族はこれからも増えていくのだろう。一方で全国で3割にもなるという空き家の問題はこれからが正念場だ。

(あのマンションにも、ランタナが咲くのだろうか)
緑なす岬に海に陸豊か [2023年09月04日(Mon)]

fumihouse-2023-09-04T18_38_59-1-thumbnail2.jpg【カーボベルデ共和国】
バスケットのワールドカップで日本がパリ五輪の切符をかけて戦った相手。初めて聞く国名だった。

アフリカ西海岸の沖合にある島国で人口55万人。鳥取県とほぼ同じだ。元はポルトガルの植民地である。緑(ベルデ)の岬(カーボ)という意味だそうで、風光明媚な雰囲気が漂う。日本とも少なからず交流があるようで、選手たちは負けはしたものの、沖縄でもって思い出を刻んでくれたと信じたい。

(これはムクゲであるが、その仲間であるハイビスカスが、カーボベルデには鮮やかに咲いているに違いない)
安全と安心分けて心づけ [2023年09月03日(Sun)]

fumihouse-2023-09-03T21_56_55-1-thumbnail2.jpg安全と安心は混同される。「安全安心」とセットされるために区別が曖昧となる。安全とは、危険が避けられ、損害を受けるおそれがない様子であり、客観的にも被害を受ける可能性が少ない状態である。安心は、心配がなくなって気持ちが落ち着いており、主観の入る余地が多い。客観的に安全だと証明されても、本人がそれを信じられなければ、安全でも安心はできない状態となる。不安の種を抱えた人に、大丈夫だからと説得しようとしてもなかなか難しい。

福島第一原発の処理水を放射性物質の除去設備で浄化してもトリチウムだけは取り除けない。薄めて海に放水する際は、厳しい基準を設けている。各地でトリチウムの検出結果は出ない。つまり安全である。しかし、この結果を受けても中国は、日本全体の水産物の全面輸入規制を続ける。安心していないわけだ。その一方で中国は大量の原発処理水を流し続けでいる。中国国民は知らされてはいまい。

(トマトを食べるに、安心安全を選り分けることはしないだろう)
傲岸に上から見てるございます [2023年09月02日(Sat)]

fumihouse-2023-09-02T16_26_28-1-thumbnail2.jpg変な官僚言葉が世を席巻するようになりました。「そのように認識してございます」「承知してございます」。それはおかしいと指摘されてから久しく経ちます。わたしもそう思うのです。「認識しております」「承知しております」で十分です。中央官庁に端を発し、今では地方政府も大企業の御えらいさんも、当たり前に使うようになりました。

へりくだって丁寧な言い回しに聞こえますが、自分たちは他とは違うんだぞ、という傲岸さが透けてみえると思いませんか。事なかれ主義とも言いますね。

 ・思ってございます
 ・考えてございます
 ・記憶してございません
 ・その知らせを喜んでございます

「ございます」は、ある、ありますの丁寧語ですから、いる、いますの丁寧語としては不自然なのです。

ところが、昔の漫画に見つけてしまったのでございます。もう40年も前の漫画『項羽と劉邦』でございます。例えばこのような表現でございます。

 ・各国で内乱が起こってございます
 ・従う者の心をつなげてございます

全21巻を先日読み終えたのでございますが、「変なございます」が掃いて捨てるほどあるのでございます。大家の横山光輝先生のお好みなのか。それとも大昔はこの言葉遣いが普通だったのでしょうか。凡人には測りがたいことなのでございましょうな。やり過ぎはいけませんね。

(クフェアという可愛らしい花。過剰に演出せずとも美しいものは、ありのままで美しい)
タテとヨコ書いて見やすいどちらさま [2023年09月01日(Fri)]

fumihouse-2023-09-01T18_10_30-1-thumbnail2.jpgもっぱら横書きでばかり書く。自分用のメモやノート、伝言のためのメモ、文書やファクスの送り状……横向きに書く。印刷する場合も横が多い。ヨコ書きは世の標準だ。

縦書きは難しい。かつて筆名人たちが肘から先を浮かせてサラサラと達筆を走らせているのを見ると、自分もできそうな気がしてくる。そうは問屋が卸さない。字はまとまらず潰れ崩れる。肘や手の小指側を紙に付けて書くと字はまとまるが、乾かない墨で汚れる。万年筆や鉛筆、ボールペンでも同じこと。実に様にならない。

タテ書きが合理的に使える場合がある。タテ書きは目線や身体の動きに沿うのだ。人前で原稿をちらちら見ながら話をするとき、原稿だけを見て棒読みするのなら別だが、抑揚をつけて相手方の反応を見ながら話をしようとすれば、原稿と対象を交互に見ることになる。

その際、原稿やメモがヨコ書きだったらどうだろう。メモから目を離して縦の動きで相手を見る。さて、元に戻って話の目星をつけようとして、目的の箇所を探そうとしても行方不明。縦で動いた視線は横書きには合わず、元に戻れない。断然縦書きに軍配が上がる。講演する際には特によろしいかと思う(内容を頭に叩き込んである人には無用だが)。

(葛(くず)の花が咲いた。マメ科のこの花は、葉っぱがあたり一面を占領するのに比べると慎ましい。形はタテに伸びて長い)