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やってみて君と一緒にやってみよ [2023年07月31日(Mon)]

fumihouse-2023-07-31T18_05_57-1-thumbnail2.jpg初心者や子どもに対して、手本も見せずに「自分でやってごらん」と言うのはたいそう酷なことだ。自分で自分で!とやりたがりの年頃でも、手本となる親の行動を見てきたからこそ、やりたいのである。自分で考えてやれと言われたら取り付く島もない。

大人も同じこと。オリジナリティに溢れた想像と創造力のある人ならば、手本なしでもよかろう。しかし普通の人にとって、「適当に上手くやれ」と言われるのは拷問にも等しい。山下五十六ではないが、言って聞かせて実行して見せる前段がどうしても必要だ。

「一人でやりなさい」を転じて、上位者から「一緒にやろう」と言われると、天の助けに聞こえてくる。実際にやってみて、褒められでもしたら満点だ。このフレーズは、魔法の言葉とも呼ばれる。思いきって一歩を踏み出す力になるに違いない。

やがてその子はその職業人は、自分で頑張る縁を自ら掴み出し、遊びも仕事も楽しくなっていく。前向きに前向きに、楽しんで楽しんで・・・・パフォーマンスは大きく前進していく。

(ヒメヒオウギズイセンが鮮やかなオレンジ色で夕景を飾っていたのは梅雨の頃。あの頃はこんなに暑くはなかったなぁ)
邯鄲の夢を見るなり趙国で [2023年07月30日(Sun)]

fumihouse-2023-07-30T22_33_26-1-thumbnail2.jpg秦王・嬴政(えいせい)が大将軍・王騎に向かって壮絶な囚われ時代の経験を述懐する。舞台は趙国の首都・邯鄲。邯鄲脱出が前半のクライマックスだった。映画『キングダム 運命の炎』に故事「邯鄲の夢」を思う。

邯鄲で仙人と出会った貧乏な青年が、うたた寝するうちに50余年の一生の夢を見た。贅を尽くし、富貴を極めた一生であったが、目覚めてみると宿の亭主が仕掛けた飯がまだ炊き上がらない程度の時間しか経っていなかった、という話。人の世の栄枯盛衰は儚いことを戒める故事である。

王騎から「飛信隊」という名付けられ、縦横無尽に勇躍する飛信隊。胸のすく活劇の一方、その敵等にも家族があり、痛みがあることを思えば、複雑な気分だ。政はやがて中華統一して戦争のない時代を築くが、平和は長続きせず、現代の今もなお、対立と戦闘は世界各地で続いている。科学技術が進歩したが故に、地球規模の大きさで、戦争は時に悲惨の度合いを増す。

キングダムはニ千年以上も前の話。時代は変われど、興隆と没落もまた邯鄲の夢なり。

(ミズクラゲもまた、邯鄲の夢を見るのか)
無理しては損の先取り限度知れ [2023年07月29日(Sat)]

fumihouse-2023-07-29T10_14_32-1-thumbnail2.jpg≪退職前、もう少しやれる、と過信した日々が続き、いつしか心身のバランスを崩していることに気づけなくなっていた、無理をして仕事を進めることは、人生を使った先払いでしかない、必ず後になって停滞することになるから、結果からすれば何も変わらない、むしろ損だ≫
(『マジカルグランマ』柚木麻子著)

そこまでの経験はないが、二進(にっち)も三進(さっち)もいかない気分で鬱々とするときは、心のバランスが偏っている。体も自ずと悲鳴を上げているはずだ。いざという時に無理をするために普段から身体を鍛え整えていくことは大切だが、限度を超えると、差し引きマイナスになることを肝に銘じていこう。

(昨夕、稲妻が光り、雷が轟く松江の空。鳶は悠然と飛んでいた)
沛然と窓伝う雨光帯び [2023年07月28日(Fri)]

fumihouse-2023-07-28T19_39_46-1-thumbnail2.jpg影を縫うように歩く。日射を浴びないように木の陰を進む。熱射を避けるために家屋の陰に入る。細い電柱ですら影を求める。梅雨明け前から暑かった。暑いと思っていた。しかし、真の暑さは先週末からやってきた。日本全国を襲う尋常ならざる熱の嵐。熱帯夜はあたりまえ。エアコンと扇風機の助けを借りなければ眠れない。

昨日も今日も午後遅くに竜巻注意報が出ている。昨日は静かだったが、今の松江では雷が猛り狂っている。雨は降っていないが、風はどことなく涼しさを感じる。明日以降も熱い暑いと言って過ごすことになりそうだ。

と、書いたら沛然たる雨。強い雨だ。久しぶりに雨の音を聞く。でも雷雨は怖い。列車は遅れるかも。無事に帰れますやら。

(暑そうな色だが、どこか爽やか。オシロイバナは紅いのに白粉花。白粉を塗った白い肌に口紅が映えるから?)
外に出す面白半分はべからざる [2023年07月27日(Thu)]

fumihouse-2023-07-27T20_14_53-1-thumbnail2.jpg【アウティング】
数日前の報道で初めて知った言葉だ。本人が同意してもいないのに性自認や性的指向(LGBT)を暴露すること。面白半分に言いふらされたらどんなに強い衝撃を受けることやら。信念にゆらぎがないとしても、少数派であるが故に周囲の評判は気になる。気持ちは揺れ動く。パワハラの一種と考えられて、8年前にあった事件の当事者が労災認定されたということだ。

東京・国立市では、アウティングを禁止する全国初の規定を含む条例が施行された。多くの自治体がこうした人権侵害を防止するために努力を重ねる。

アウティングに限らない。マイノリティの人権を守ることは重要なこと。それが保障されるということは、いざ自分の身に不運がふりかかったときに、少しは安心の元になる。健康を志向しつつ、充実した人生を送るための縁(よすが)になるに違いない。

(スパティフィラムは夏を感じる縁なり)
汗まみれピーク過ぎれや暑さここ [2023年07月26日(Wed)]

fumihouse-2023-07-26T19_15_54-1-thumbnail2.jpg朝の列車は9分の遅れ。信号の点検だとホームページで告知する。熱波が続く。よほど暑さで計器が異常をきたしているのだろうと想像する。熱いと線路も伸びる。安全運行に努めていることの証左である。

きょうの昼間は昨日よりずっと暑かった。15時くらいに松江では黒い雲がかかり、雨を予感させた。期待は外れたが、夕方の今、風の熱さが和らいだようなのは気のせいだろうか。山間部に降った雨の冷気が平地にも押し寄せて来たのかもしれない。

猛暑は続く。暑さに打ち勝とう。少なくとも負けないようにしたい。水曜日は週の中日。まだまだ山場は続く。奮闘の日々は続く。今宵もエアコンがないと暮らせない。エアコンと眠ります。少々早いけど、おやすみなさい。

(クレマチスの一種だろうか。クレマティス・テクセンシス。暑そうな色で咲いている)
声の主おぬしはどこに声を出す [2023年07月25日(Tue)]

fumihouse-2023-07-25T18_22_11-1-thumbnail2.jpg声は不思議なものよ
声は微細なるものよ
食べてすぐウヌヌヌ゙
喉の調子が悪いのか
喋ると口中に違和感
声が真直ぐ通らない
声帯うまく震わない
口濯ぎ嗽でもオヤヤ
口中に口内炎ある時
悲惨なものよ痛め時
声出す度にヒヤヒヤ
神経よ口に集中せよ
良き声出せずに悲し
求め人に会うならば
声はうわずり上機嫌
オクターブ高い声に
天上の天使が微笑む

(ヘクソカズラの花と葉をちぎって噛み噛みしたらどうなるだろう。不味そうだし、毒があるかも。そんな勇気はない)
やってみせ言って聞かせてさせてみて [2023年07月24日(Mon)]

fumihouse-2023-07-24T18_16_14-1-thumbnail2.jpg海軍大将・山本五十六の言葉が有名である。

「やってみせ 言って聞かせて させてみて
 ほめてやらねば 人は動かじ」

続く言葉があると知った。

「話しあい 耳を傾け 承認し
 任せてやらねば 人は育たじ
 やっている姿を 感謝で見守って
 信頼せねば 人は実らじ」

山本の元で多くの人材が育ったであろう。残念なことに、どんなに陶冶された人格であっても、国粋的な宗教土壌の上に立つ軍国主義によって、国民の生活は破壊されてしまった。悲しいことである。

(イトバハルシャギクの平和な色を愛でよ。黄は勇気の色合いなり)
旅よりも望みは涼しい空気なり [2023年07月23日(Sun)]

fumihouse-2023-07-23T13_41_03-1-thumbnail2.jpg≪旅は
 のぞみだ。≫
とは、JR西日本の夏キャンペーンのポスターキャッチである。女優の中条あやみが伸びやかな笑顔でもって、スカッと伸びた八頭身を夏の光に投げかける。夏だ、休みだ、「のぞみ」号に乗って旅に出ようよ! と誘っている。ポスターの光景は宮島・厳島神社の大鳥居だが、ショートムービーには下関版、倉敷版、姫路版がある模様。

きょうも気温が上がった。もはやびっくりすることもない、34℃。どんなに冷房のある環境であっても、こんな炎天下を一時的には歩いたり、立ち止まったりすることになる。実に体力を消耗する。なもんで、夏の長距離移動は願い下げにしておきたい。

(夏のクレマチス。六角形の炎のようだ。紫の火炎を均等に広げる)
呪われて悪意は狂気君は落つ [2023年07月22日(Sat)]

fumihouse-2023-07-22T22_27_03-1-thumbnail2.jpg悪意は狂気。悪意は恐怖。狂気は凶器。ハンドルは凶器。触らぬ神に祟りなし。しばらく経験したことがなかったが、悪意に満ちた人に遭遇した。

昨夜のこと、二車線の本道から交差点を右折した。そこにはバンタイプの白い車がおり、本道にズルズルはみ出して左折を始めていた(わたしと対面となる)。わたしの側の車線が狭いように感じたのは、はみ出ていたのと、相手がセンターラインにぎりぎりに進行していたからだと思うが、スピードを緩めて右折して先へ行った。すると大きなクラクション。その車は左折して行ってしまったので、構わず国道方面に向かい、国道付きの信号で右折車線で停車していた。すると左に付けた車から罵声が聞こえるではないか。あの車がUターンして追いかけてきたのだ。

冷房は付けずに窓を開けていたので、相手の声が聞こえた。「ショートカットするな! ジジイは運転能力が低いんだからさっさと免許返納しろ」という内容の罵声であった。わたしは一瞥し、「センターは越えてないと思うけど」と言った。相手は激昂して同じ内容を繰り返し始めたので窓を閉めた。やがて信号が青。こちらは右へ、あちらは大声を出していたようだが左折していった。

窓を開けていたのは幸いだった。そうでなければ車から降りてドアを開けたかもしれない。窓越しに呪いの言葉を吐いたおかげで、あの男は少し発散した。そしてあっちへ去ったのだ。

罵詈雑言を浴びせられて腹は立つが、呪いの言葉は反射して自らを傷つける。人を呪わば穴二つと言うとおり、強い悪意を抱くと呪詛が口をついて出る。気持ちがささくれ立ち、怒りが顔を歪める。相手を呪う言葉が自分に積もり積もっていく。本人は気がつかなくても、強いストレスが心身を責め立て、きっと寿命は縮まる。呪う本人は自分が強いつもりが、可哀相な境遇に落ちる。哀れなものだ。悪意は狂気。悪意は哀れ。

わたしに落ち度がなかったかといえば、確信はない。しかし反省もしている。ふだん運転の際に黄色信号で突っ込むことはないか。エコ運転をして車間を開け過ぎて後続車をイライラさせることはないか。本道に入るときのタイミングで無理をしていないか・・・いろいろ考えるべき点はある。安全に運転し、事故の確率を低くしたい。ああした悪意の人に絡まれることは御免被りたい。

(ムラサキシキブはささやかに咲く。地味だが秋には鮮やかに紫の玉を成らす)
出た出たぞ蝉の天下だ耳開け [2023年07月21日(Fri)]

fumihouse-2023-07-21T19_17_52-1-thumbnail2.jpg降り過ぎた雨のせいで大きな被害を受けた地域がある。お悔やみ申し上げたい。雨は不可欠だが、過ぎたるは及ばざるが如しで、洪水や山崩れに至ってしまっては悲し過ぎる。苛烈な自然よ、人類に恨みを持つ地球よ。どうか穏やかであってほしい。

たまに30℃を過ぎる日中はあっても、夕方になると暖まった空気が上昇気流を呼び、夕立がザザッと降って気温が一時下がる。やがて夕闇が迫るまでの時間は蝉しぐれが復活して真夏が返ってくるが、夜になると山側から海に向かって吹く風のおかげで、ほんのりと涼しくなる。熱帯夜などというものは経験したことがない……そんなオメデタイ夏はもう半世紀も昔のことで、今や日本のどこを探してもないだろう。悲しいかな。

ニイニイゼミの第一号は7月4日だった。音程を時折変えながら鳴く。それと相まってアブラゼミは夏の通奏低音を奏でる。今年は7月18日だった。この2つは悪くない。ヒグラシは7月10日。朝夕に幽玄の美を醸して、林の奥に不可思議な美を奏でる。これも好きだ。

クマゼミは7月17日に鳴いた。南から攻めてきたデカイ奴。ジュワジュワッと姦しい。昼を過ぎるとピタッと鳴き止んで街路樹の枝下で待機する。集団で止まっているとおぞましい。

わたしが好きなのはミンミンゼミ。キング・オブ・サマー。ミーン、ミンミンミンミンミン、ミーーンと高らかに鳴く。群れないその孤高さが好きだ。森や街路に響き渡るあの声は夏そのもの。だのに、今や晩夏に申し訳なさげに地上に出てきて数日間鳴く。かつては盛夏の蝉だったのに。晩夏のツクツクボウシよりも遅くなる奴もいるのが悲しい。

(柳花笠は初夏から晩夏まで地味に咲き誇る)
どう生きる君も私も霧散なり [2023年07月19日(Wed)]

fumihouse-2023-07-19T17_27_01-1-thumbnail2.jpg『君たちはどう生きるか』と問われても、すでに日々を生きている。何気なしに生きている。苦闘しながら生きている。張り詰めたり、デレっと緩めたりを繰り返して生きている。ふと振り返ると、ああ今年も半年過ぎたと思いながら生きている。

宮崎アニメの過去の片鱗が映像のあちらこちらにある。冒頭に「風立ちぬ」を感じ、「千と千尋の神隠し」があり、「となりのトトロ」や「もののけ姫」、あれこれと降臨してくる。なんとなく懐かしさを感じさせながら、悪意と善意の両面を持つ人間という存在に対して、どう生きるのか?→こう生きよ!と強制する映画ではない。

善悪を取り合せて人生は成り立つ。陰と陽、上と下、内と外、生と死、緊張と弛緩、空想と着実、夢と現(うつつ)……さまざまな対比でもって日々は過ぎ、過去と現在が錯綜し、先達との接点は生まれる。吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』との関連はあるや無しや、と問われれば分からない。まっいいじゃないですか。

古代インド・ウパニシャッド哲学のブラフマン(宇宙の原理)とアートマン(無明たる我)のことを想像したけれど、思索すべき材料はなし。ただ、映像のゆくがままに楽しむのみ。

(タマアザミの球形を思へ、さすれば宇宙と一体となれる……まさか)
ヴィヴィドにドラマ楽しむヴィヴァンかな [2023年07月18日(Tue)]

fumihouse-2023-07-18T18_37_38-1-thumbnail2.jpgTBSの日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』の初回を見た。丸菱商事の乃木(堺雅人)が巨額誤送金の損失を取り戻すべく中央アジアのバルカ共和国(架空)へ向かう。謎の事件や群像に巻き込まれつつも、命からがらの展開が繰り広げられる。アニメ並みのスケール感がある。

乃木のルーツだろうか。両親とともにヘリコプターが救助してくれない絶望シーンが何度か登場した。島根県内の各地でロケが行われたという。島根に彼のルーツはあるのか。「乃木」とは山陰本線の乃木駅が発想の元だったりして。

山林王の櫻井家住宅、島根県庁、松江の本庄小学校、旧大谷小学校や出雲大社などでロケをしたと、丸山県知事は明かした。島根が今後どう描かれるのか注目したい。

第1話は2時間近くの長丁場。翌月曜が海の日で助かったが、第2話は風呂に入ってノンビリ楽しむこととしたい。
#VIVANT(ヴィヴァン)

(VIVANTとは薔薇の名前か。いやそんなことはあるまい。きっとヘアピンのことだ。出雲弁で「びんばさん」という)
暑熱厚篤淳敦惇渥温厚 [2023年07月17日(Mon)]

fumihouse-2023-07-17T07_42_47-1-thumbnail2.jpg  暑猛暑酷暑高気温被災地復旧作業盛夏
  厳暑暑         暑残太陽
  大暑暑猛暑酷暑高温注意35℃極暑夏
  極暑厳         気避暑蝉
  暑中大暑暑猛当分暑暑残酷残忍残虐極
        厳暑暑 避暑
 熱中症警戒アラート厚暑気線状降水帯
      史熱厚熱気避
暑猛外出自粛冷房使用残偏西風蛇行極暑残
    夏極暑厳暑
   暑気避暑
 中大暑暑 猛暑酷暑父子救助溺死残念
忍残 救熱暑        気避暑光
夏  暑中大        暑猛本番
   暑自VIVANT熱中症注意夏極む紫
   暑厳暑        暑気避難
   猛暑酷        極暑夏来
   極暑厳避暑映画館中命守於熱中症

(ピカソの『マンドリンとギター』。暑そうな配色ではあるが、なぜか暑さを冷ます爽やかな絵だ)
天下取り兎が狼追い落とす [2023年07月16日(Sun)]

fumihouse-2023-07-16T22_57_30-1-thumbnail2.jpgヘタレだった家康が変わった。気弱な態度がなくなり、決然と配下に指示を与える。無駄話はせず、静かに遠くを見つめている。透き通った水晶のような眼差しで、信長と差しで話す。配下には信長を討ち天下を取ると公言し、決意はブレない。光秀に対する信長の信頼を失わせ、中国攻め秀吉の手助けに向かわせて邪魔を遠ざけた。討伐の手筈は整った。来週は本能寺の変。
#どうする家康

(アールスメロンの筋のように、歴史の道筋は幾重にも別れる)
猛暑日がずんずと夏を進めゆく [2023年07月15日(Sat)]

fumihouse-2023-07-15T17_26_29-1-thumbnail2.jpg出雲の最高気温は32℃予想であったが、車外温度は35℃を表示した。空気が熱い。外に出ると鼻腔に熱さが満ちていく。テレビをつけると大相撲名古屋場所の愛知県体育館ではうちわが大活躍。冷房はあってもよほど暑いのだろう。ニイニイゼミの第一号は7月4日。ヒグラシは7月10日の朝、その日の夕方にも鳴いた。とうとう夏本番となった。来週は学校の夏休みが始まる。

(大塚国際美術館の「モネの大睡蓮」を飾る池の睡蓮は涼しげであった)
人柱松江になんでよく流行る [2023年07月14日(Fri)]

fumihouse-2023-07-14T18_48_49-1-thumbnail2.jpg松江の住人になったことがないのでよく知らないのだが、松江では盆踊りをしないらしい。今や国宝松江城。400年余り前に築城のため美しき娘を人柱にしたことで呪いがあった。そこで盆踊りを禁じるようになったと。大昔の伝説とお触れを今も律儀に守る松江という町もなかなか面白い。

堀尾氏が築いた松江城は、石垣工事が難航して崩れてばかり。祈願のために人柱を立てようと考えた。盆踊りの時季であったことから、城下から上手な踊り手でかつ美しい娘をさらった。生きたまま埋めた。城は完成したものの呪いの故か、相次いで城主が死んだという。娘の亡霊も現れた。さらに盆踊りで女の子が踊るたびに城が揺れ動くようになったことから、盆踊り禁礼が出たと。小泉八雲もこのことを記している。松江大橋の架橋でも人柱があった。松江城下ではよっぽど人柱という非人道的風習が好まれたものとみえる。

(松江市内に咲いた紫色の百日紅。艶やか、鮮やか、目を楽しませてくれる)
塗り込めた時間を頼り一歩一歩 [2023年07月12日(Wed)]

fumihouse-2023-07-12T22_08_10-1-thumbnail2.jpgニセ物ではある。が、塗り込められた時間に感慨深いものがあった。徳島・鳴門の大塚国際美術館には千点余もの展示があるという。製陶技術の粋を凝らした陶板名画西洋美術の作成。窯元による陶器の製品は釉薬と窯の温度によって出来不出来があるというが、ここの技術は色合いから筆のタッチまで復元している(絵によっては平板つるつるのものもあるが)。陶板は色褪せずに、原本の色や肌合いを伝えてくれる。広い館内を五千歩は歩き回った。偽物とはいえ、じっくり眺めたくて、なかなか進めなかった。1点ごとの解説が専門の学芸員顔負けで、記述がしっかりしているというのもある。

冒頭の「塗り込められた時間」には、こんな意味がある。元本の絵やモニュメントといった傑作に製作者が費やした時間は莫大なものがある。それぞれにモデルとなった人物がいる。数限りない人が関わった歴史がある。原作者や関係者の周辺には家族がいて、友人がおり、上司がおり、侍女がいて、モデル当人のために費やす時間は幾何級数的なものとなる。作品が完成して陶製の複製が出来上がるまでの数十年、遠くは数千年の年月が過ぎる。実作者の工夫と努力はもちろんのこと、大塚製薬のグループ会社である大塚オーミ陶業株式会社の技術者たちが名画の一点一点を製陶で再現させた膨大な時間。この美術館が完成してから25周年を迎えたまでの時間と多くの観客の感嘆ぶり。過去と今が合わさって、塗り込められていることに感無量となる。楽しい時間を過ごすことができた。

(エジプトで出土したという「婦人の肖像」。二千年もの時間が塗り込められている)
聞くひとと聞かれるひとは相対し [2023年07月10日(Mon)]

fumihouse-2023-07-10T20_00_08-1-thumbnail2.jpg心理士の東畑開人氏はこう述べます。傾聴する以前に、聞くことを大切にしてほしいと。そしてどんな立場にある人でも、聞いてもらうことをためらってはいけないと説きます。

≪僕らはみんな、自分の人生の当事者です。人生にはさまざまな困難が起こり、その中には理不尽なこともたくさんあります。僕らは当事者として、自分のことをできるかぎり自分で決められるよう、格闘しています。
 そういうときには、誰かに話を聞いてもらえると助かります。それは少なくとも、つながりをもたらしてくれます。僕らを孤立から引っ張り出してくれる。すると、僕らに考えるちからが戻ってきます。≫
 (「聞く技術/聞いてもらう技術」東畑開人著)

聞いてもらって、エネルギーが満ちてきたら、話を聞く番です。相手から隔たっているところに自分が立っているように思えても、話を聞くことに価値はあるのです。

≪もしかしたら、うしろめたく感じるかもしれません。当事者が悲惨な境遇を語っているのに、自分は安全圏にいる。ひょっとしたらおせっかいと思われるかもしれないし、「わかってないくせに」と言われるかもしれない。そんな立ち入った話を聞いていいのだろうかと思ってしまいます。
 だけど、思うのです。おせっかいに案外ひとは助けられます。思ってもいないところから、つながりの糸が伸びてくる。想像もしていなかったひとから心配されていたことに気づく。この世界に、友といえるひとがいたことに驚く。誰かが話を聞いてくれる。それがちぢこまってしまっていた心をゆるませ、心を再起動するためのスペースを作ってくれる。≫

自分自身も含めて誰もが「心を再起動」したいのです。できれば毎日でも、そうしたい。激闘が続く毎日でも、安心できる環境に帰れる人は幸せです。その境遇に感謝し、明日もまた話を聞きましょう。きっといいこと、ありますよ。

(猫じゃらしでくすぐってあげましょうか。きっとケラケラ笑えます)
危ないぞ指令はすべて解除して [2023年07月09日(Sun)]

fumihouse-2023-07-09T18_10_15-1-thumbnail2.jpg出雲市防災安全課から発令されていた避難指示は、17時30分に解除された。大雨警報は続いており、今夜も降雨は続くので油断は禁物だが、大雨は峠を超えた。

昨日の未明から土砂降りがあり、線状降水帯が島根県東部を中心に発生した。梅雨前線が停滞し、河川の氾濫や土砂の流入といった被害が出た。川に流された車もあるという。

怖い大災害は日常の平凡な状態から始まる。自分は大丈夫という油断、危険地から避難のきっかけをつかめないこと、誰も逃げないから自分もという同調・・・そこに尋常ではない自然現象が重なった時に悲劇は起こる。

(ムクゲの花も雨に震えたことであろう)
汗きらいメガネポケットちと工夫 [2023年07月08日(Sat)]

fumihouse-2023-07-08T20_40_43-1-thumbnail2.jpgメガネをポケットに入れる。本をじっくり読むとき、スマホであれこれ入力するとき、列車内で目を休めたいとき。外したメガネをポケットに入れることがある。その際工夫が必要だ(大したことはない)。メガネの表を外側に向けるのである。なぜ内側ではいけないのか。夏はポロシャツに汗がしみている。凸状の表面が内側にくると、取り出すときには表面に汗がついている。単に水ではないから、拭いても塩分や脂分が残って曇る。汗が乾いても濁りが残る。だから、表側を体側に接しないようにして入れておく。メガネは畳んだときテンプルが内側なって汗で濡れることはない。大したことない、小さな工夫。

(竹のスリットの先には夏の空が見える。汗は通さない)
ありがとう有り難しかな常に謝し [2023年07月07日(Fri)]

fumihouse-2023-07-07T17_37_09-1-thumbnail2.jpgありがとうは、有り難し。頻繁ではない状態が現じ、喜びを得た。思いがけない親切に心震える。人に感謝、天気や気象に感謝、交通機関に感謝・・・。

むろん状況を呪いたいときもあるが、禍福はあざなえる縄の如し。小さくてもいい、有り難しことを「ありがとう」で言祝ぐ。善きことは輪をかけて増えていくと信じる。

あなたに「ありがとう」。あんたに「どうもどうも」。こちらさまに「感謝」。おまえさんに「世話になったね」・・・一日過ごして、ありがとうの気持ちままで、おやすみなさい、出来るかな?

(ネジ花を見られるのも有り難し。ピント合わせて撮影できたのもありがたい)
繋がろう未来はそこに動くとき [2023年07月06日(Thu)]

fumihouse-2023-07-06T18_00_57-1-thumbnail2.jpg≪もっとつながる。未来が動き出す。≫

JR西日本のキャッチコピーである。二十人弱の老若男女がこのキャッチを手書きしてある白地の看板を手にして、明るい笑顔でポーズをとっている。コロナも法律の上では明けた。人の流れは元に戻った。経済面でも失地回復が著しい。もっと繋がっていける。列車や公共交通機関も存分に使ってほしい。未来はきっと動き出すことを信じて、みんな進もうよ・・・・と訴えたいのだ。

レタリングが秀逸である。JR西日本の『WEST』が素晴らしくデザイン化されている。【W】は三本川を下で絞ってある。【E】は〈ミ〉とも読める。【S】は〈ラ〉と読ませる。【T】は〈イ〉に化ける。写真は載せないけれど(駅かネットで見てほしい)、優れたデザイナーの仕事ぶりを見た。

(暑い一日になった。向日葵を見ると少しは爽やかになる。梅雨は明けない。週末にかけて西日本は警報級の大雨になると予報される)
ありがとう積み重ねては有り難し [2023年07月05日(Wed)]

fumihouse-2023-07-05T18_37_40-1-thumbnail2.jpg聖教新聞今日の『寸鉄』から。

  習慣的に「ありがとう」と言える人は
  幸福感が高いと。
  感謝は言葉に表そう。

そのとおり、まさにそうだ。そう心がけてはいる。それでも疲れているときには声に力がない。そもそも言葉が出ても心が込められているのか? そんなささやかな言葉でも相手はやってよかったと思う。その次はこちらの番でお礼を言ってもらえるような行動を起こす。おためごかしではなく、相手を思っての振る舞いができる。

幸福は絢爛豪華なラッキーに彩られているものではない。小さな笑顔の積み重ねで幸福は出来上がっていく。

(派手なルドベキアを眺めるのもまた、幸せなり)
シャボン玉屋根まで飛んで弾けてる [2023年07月04日(Tue)]

fumihouse-2023-07-04T20_50_18-1-thumbnail2.jpg野口雨情作詞の童謡『シャボン玉』は、亡き娘への鎮魂歌とも、諸行無常のこの世を表すとも言われる。シャボン玉は、うまく膨らんでフワリと飛ぶときもある。膨らんだはいいが自重で弾けるときもある。細切れに次々と発していく場合もある。シャボン玉に人間の一生やこどもの死を重ねてみると、切なさを感じる歌詞である。

 シャボンだま とんだ
 やねまで とんだ
 やねまで とんで
 こわれて きえた

 シャボンだま きえた
 とばずに きえた
 うまれて すぐに
 こわれて きえた

 かぜ かぜ ふくな
 シャボンだま とばそ

短調の調べは悲しげでありながらも、優しい曲調で歌いやすい。大正時代から長く歌い継がれているのもわかる気がする。命の儚さ、そして尊さを過不足なく伝えてくれる。

(暑さの走りに咲き誇るアガパンサス。今日は遅れていたニイニイゼミ初鳴きがあった)
喜びも悲しみも経て幾年月 [2023年07月03日(Mon)]

fumihouse-2023-07-03T19_03_35-1-thumbnail2.jpg≪喜びや、楽しみや、ほほえみは、どんなに大げさにしてもいいんだよ≫

とは、大谷翔平も影響を受けたと言われる思想家・中村天風の言葉である。喜びを満面に表して破顔大笑する、楽しさを前面に出してはしゃぎ回る、微笑みは「微笑」につき密やかに・・・と考えがちな日本社会ではある(もう変わったかもしれないが)。眼前のひとと喜びや楽しみや笑顔を分かち合うために、ときには赤裸々に表してもよろしいんじゃないですか。

(赤裸々に夏の気分を表すのが、ノウゼンカズラ。艶めかしい感覚すらある)
今は冬ブエノスアイレス熱き潮 [2023年07月02日(Sun)]

fumihouse-2023-07-02T20_41_48-1-thumbnail2.jpgNHKFM放送の「ベストオブクラシック」とBS放送「クラシック倶楽部」の公開収録を楽しんだ。場所は安来・アルテピア大ホール。バンドネオンと弦楽四重奏団によるアルゼンチンタンゴである。アストル・ピアソラの曲が目白押しだ。「リベルタンゴ」で名高いピアソラ。伝統的なタンゴにクラシックやジャズを加えて新境地を開拓した。

「ブエノスアイレスの冬」 ギターでもよく弾かれる人気曲。ブエノスアイレスの冬景色は寒々しいものではなく、家族や友人同士が集まって暖かい人間模様を描く光景が想像される。
「オブリビオン」 好きな曲である。忘却の彼方にと題して、甘美で儚い夢を描く。柔らかいタンゴのメロディが気持ちをくすぐる。

両番組とも平日は毎日放送があるが、ディレクター氏によると、年4回だけ地方収録が行われるとのこと。あとはすべて東京近辺で収録される。地方で4回のうちの1つに入ったということで喜ばしい。

バンドネオンの名手・小松亮太氏、あれほどのひょうきんな構えから軽口のトークを織りなす人とは、写真を見るだけではわからなかった。まっ、ラテンのリズムが人柄にも影響するのだろう。演奏は実に見事なものだった。弦楽四重奏団のクァルテット・エクセルシオの演奏もまた名手ぞろい。

放送はラジオが8月10日(木)19時30分、テレビが9月8日(金)朝の5時。忘れないようにしなくては。

(ゼニアオイ(銭葵)はアルゼンチンタンゴの気分)
硬くなく柔らかすぎることもなく [2023年07月01日(Sat)]

fumihouse-2023-07-01T19_05_45-1-thumbnail2.jpgカジュアルシューズをAmazonで買った。もっぱらビジネスシューズの店らしいが、LimeGarden(ライムガーデン)という専門店である。ネット注文なのでサイズ面で不安はあったが、返品料無料という触れ込みもあり、試しに買ってみた。

ガッチリとした造りで歩きやすい。濃い茶の合成皮革がまだ硬いので履いたり脱いだりするのに手間がかかるが、じきに馴染んでいくだろう。長らく履いていても足が疲れにくい。底のクッション構造が硬すぎず柔らかくもなく、いい感じで効いている。値段も手頃で、次のビジネスシューズを買う際には本革製を買ってみたい。

ショップはイタリアのこんな言葉を紹介している。「良い靴を履きなさい。良い靴は履き主を良い場所へ連れていってくれる」 なるほど、お洒落で良い靴を履きそうなイタリア人らしい諺ではないか。靴なしには生活が成り立たない。この靴はわたしを何処に連れて行ってくれるだろうか。

(夏の陽射しを浴びて青々と元気なアイビーの葉っぱのように健やかに歩きたい)