
昨日は行方不明になったファイルを探しあぐねて、疲れが倍増した一日だった。しらみつぶしに探す。机の上、引き出しの中、共有ファイル棚やケースの中、、、、、ない、ない。法人の規定を一冊に集めた厚さ3センチほどのファイル。わたし専用のもので、週末にある理事会で一部改正する予定の記事に書き込んでいる大事なものだった。
心配してくれる事務室の職員もまた、満遍なく何度も重ねて繰り返し、探してくださった。見つからない、分からない、どうなってるんだ。こども園の中も探した。こんなとこにあるわけがない、と思えるところも一つひとつつぶしていった。ない、ない。
ホントはあのファイルはわたしの幻想で、実は存在していなかったのではないかとさえ感じた。悪魔の証明に近づいていくような気がした。
【悪魔の証明】とは、存在しないことを証明するとか、疑惑が事実でないことを証明することを意味する。「ない」ことを完全に明らかにすることは難しい。「ある」ことならば対象を見つければよい。しかし、「ない」ことの証拠を示すことはできない。探し方が十分でないとか、単に未発見であるだけかもしれないからだ。だから悪魔の証明。
ひと晩経ってわたしは、手書きの張り紙をした。「困っています」と書いてファイルの特徴を書いて、園内にいる職員が朝通過するところに貼った。1時間後「これですか?」と持ってきてくれた職員がいた。あらぬところにあった模様。欣喜雀躍して受け取った。誰が持って行っただとか、どんな状況だったかとか、一切詮索しなかった。きょうは仕事がはかどった。道筋が少し見えた。パソコンも軽快に動いてくれて嬉しい一日だった。
(晩秋の空から光をもらって輝く、高揚した、いやいや紅葉した、ブルーベリーの葉)