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ゴールとは苦労の果てにあるでなし [2022年06月30日(Thu)]

fumihouse-2022-06-30T18_05_52-1-thumbnail2.jpg≪いつかはゴールに達するというような歩き方ではだめだ。一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値をもたなくてはならない≫ (ゲーテの言葉/手塚富雄訳)

さすがゲーテ。碩学にして、偉大なる文学者としての作品を残し、社会生活でも業績を上げ続けた人の言葉にふさわしい。

リズミカルで着実な一歩がある。豪快にガシッガシッと前進する一歩がある。反対に、ヘロヘロで消え入りそうな歩みでも一歩は一歩・・・バスに乗ると眠気が襲ってくる。ヘトヘトではある。きょうの一歩はどんな一歩? いや待て! きょうはまだこれからだ。価値のある一歩を目指していこう。まだ、いける!

(アガパンサスよ咲け。夏空を映して青々と咲くんだよ)
夏が来たうんざりしても夏は来た [2022年06月29日(Wed)]

fumihouse-2022-06-29T09_01_05-1-thumbnail2.jpg夏が来た。
むろん今までも夏ではあった。
これからは怖い夏。
猛暑日と熱帯夜に悩まされる。
梅雨明け宣言を受けて、
太陽はきょうも堂々と臆面もなく照りつける。
きょうの松江は35℃予想。
外で運動や作業するには危険な気温。
湿度も高そうで熱がこもる。
ご注意あれ!

(欅の並木も灼熱の太陽を待ち受けている)
オークション満足したら高く買う [2022年06月28日(Tue)]

fumihouse-2022-06-28T12_16_57-1-thumbnail2.jpg二人のアメリカ人が悪戯心もあって、1ドルほどの物をネットオークションでどれだけ高く売れるかを比較実験したそうだ。

一つは普通に売った。当然といえば当然、1ドル程度でしか売れなかった。もう一つ(もちろん同じ物)は、メッセージを加えることによって、50倍以上の値で売れたという。

メッセージとは商品のストーリー。 架空だが商品の開発秘話やその商品に込められた思いを何人もの作家が秀でた表現でストーリーに書き下した。その結果が50倍以上のオークションでの落札。同じようにして100個以上の商品で実験したところ、いずれも何十倍もの差が生じたという。ネットオークションによって欲望の火が灯り次々と拡散していったのだ。「ストーリー」は商品の価値を高める。

個人の日々にあっても同じことだと思う。そのためにも言葉が重要だ。スカスカの空言は虚しいが、心をこめた温かみのある言葉は、物語となって相手の満足度を高める。それは自分へも返ってきて人生を潤していく。言葉を見つけよう。言葉を発しよう。

(このワイヤープラントに地味な花が咲く写真も、物語によっては高く売れるかもしれない。私がワイヤーを崖から下ろして決死の思いで撮影した写真だ(ウソ)
もりもりと91歳元気なり [2022年06月27日(Mon)]

fumihouse-2022-06-27T08_08_45-1-thumbnail2.jpgもりもり元気の出る講演会、藤岡大拙氏による『出雲の現郷(げんきょう)・神庭の郷(さと)〜私たちのふる里は古代出雲の首都だった』を荘原コミュニティセンターで主催した。

藤岡先生は少年時代のエピソードを話してくださった。祭りのときに、出東の境を越え荘原に入ったあたりから緊張した。なぜか? 荘原の同世代の者たちからセゴされるのではないかと恐れたという。セゴとは、出雲弁で痛い目に遭わさせること。いわば「他国」から来た侵入者への制裁である。旧村の村境で起きる若者どうしの諍(いさか)い。今であれば大問題となる人権侵害やイジメもあったはずだが、古きよき時代のこと・・・昭和は遠くなりにけり。

藤岡先生は荘原が元気だったころを懐かしまれた。さらにさかのぼって、荘原には華があったと。神庭にあった出雲の政権。その郷が、中央政権の倭健命(ヤマトタケルノミコト)にだまし討ちされて、大将を討ち取られ、軍略に敗れて勢力をそがれた悲しい歴史があった。

確かに負けはしたが、誇り高き出雲は今にある。その中核だったのが荘原地区であり、田園が延々と拡張され、船便でも交通の要衝であった荘原。ラフカディオ・ハーンも訪ねてくれた華のある荘原の商店街。灯火が減って寂しい。私の目の黒いうちに勢いのあった荘原が蘇ることを願っていますと、91歳元気いっぱいの藤岡先生は話を締めくくられた。

(荒神谷遺跡公園の二千年蓮。大昔の栄華を伝えるか)
蚕さん豆の如くに天を衝く [2022年06月26日(Sun)]

fumihouse-2022-06-26T18_32_25-1-thumbnail2.jpg【蚕豆】
「そらまめ」と読むことを知った。音読みでは「さんとう」。空豆のことである。大きさが蚕くらいの大きさであること、サヤが直立している風情が桑葉に立ち上がるようにして蚕が上から下へ食らいつく様子に似ていること、そこから蚕豆と付けられたのだろうか。一般的には上を向いているから空豆。天豆という向きもあるらしい。塩ゆでが一番好きだ。

(空豆の花の写真はないが、代わりに空色の矢車菊をどうぞ)
友ありて語り讃えて善き時間 [2022年06月25日(Sat)]

fumihouse-2022-06-25T16_27_40-1-thumbnail2.jpg少し下の世代のご夫妻と交換する機会があった。失礼なことながら、わたしは予告もせず訪問して驚かれたが、快く受け入れていただいた。珈琲やお茶を頂戴して、楽しく時間を過ごすことが出来た。お二人とも仕事での接点であるが、接したのは別々の職場でのこと。それぞれ異なる時と場での接点が話を進めるにつれ、線となり面に広がっていき、ワクワクした。懐かしい思い出話、今の職場での話、子どもたちの話・・・弾む話に時間を忘れる。また再会を期してお別れした。

もちろん相互に歳を取る。肉はたるみ、白髮が増え、シミも出来る。それでもそれぞれが懸命に生活を営み、人生に向き合っていることを確認出来た。大きな収穫であったと思う。人間とは素晴らしきもの、友とは善き哉。

(島根県で開発された紫陽花・万華鏡。シーズンは過ぎて色褪せはしたが、別の色合いで楽しませてくれる)
一昼夜よりを戻してまた明日へ [2022年06月24日(Fri)]

fumihouse-2022-06-24T16_36_10-1-thumbnail2.jpg【よりが戻る】
あるいは主体的に、より(縒り)を戻す。面白い言葉である。縒りはひねり、ねじり。よれることにも通じよう。

布でも紙でも薄い金属でも、縒りを入れるとシワができる。紙や金属だと容易に元に戻らない。布でも長くそのままなら、湿っているとなおさら、解いただけではシワのままだ。物事が元通りになるのはたやすいことではない。

よりが戻るというと男女の仲が元通りになることを一般的には意味するが、何ごとにつけ、よりを戻すのは大変だ。ストレスの溜まり過ぎた状態でよれよれになる。不規則な生活が高じて体調をボロボロに崩す。組織的なメンテナンスを怠ると瓦解する。精神的にも肉体的にも社会全般において、縒りが縒りを生んで不自由さが増す。辛い状況に追い込まれていく。

できるならば縒りはその日のうちに解消したほうがよい。できなければ、まとまった休みのときにそうしよう。だから休日には昼間で寝るのさ、という人がいる。それでは逆効果。リズムが崩れてパリッとせず、ますます縒りが深くなるという。

てなもんで、明日は休み。今夜は早く寝て、よりを戻すことにしましょうぞ。

(我が家にはないが、クチナシの香りを嗅いだらより一層よりが戻ると考える男より)
これ如何にあれよという間に過ぎる日々 [2022年06月23日(Thu)]

fumihouse-2022-06-23T19_53_22-1-thumbnail2.jpgロシアは侵略しつつ 祖国防衛と言うが これ如何に
専守防衛から強力な反撃力で抑止せよ これ如何に
梅雨入り後 雨の予報はハズレ続ける これ如何に
客に早く乗れとクラクション鳴らす運転手 これ如何に
何でも反対投票 実績は横取り政党 これ如何に
罹患しないことが目的化するコロナ対策 これ如何に
友には手厚過ぎる人情 他人には冷淡冷血 これ如何に
食べても満腹を知らず 美味しい毎日 これ如何に
一山越えた 次々峰が先にある これ如何に

(濃いピンク 赤いのにタチアオイ これ如何に)
指痛め身体の大事を思い知る [2022年06月22日(Wed)]

fumihouse-2022-06-22T19_21_40-1-thumbnail2.jpg握る、挟む、柔らかくつまむ、撫でる、指先で突く弾く、爪で引っかく、拳をつくって叩く、袋を切り開ける、持ち運ぶ、ぶら下がる、引き戸を開ける、ボタンを開け閉めする、バレーボールをスパイクする、シートベルトを締める、ギターのネックを握る、左の運指を支える、右で爪弾く・・・親指は実に多機能である。主に人差し指、中指、薬指が仕事をしているように見えるが、親指は重要である(もちろん小指だって大事だ)。

親指の左付け根を捻挫した。ちょっとヤンチャをしてしまったが、身体が思うように動いてくれず、左親指を損傷。4日経った今でも少し腫れている。第一と第二関節を動かすと痛くて、動きが止まるし固い。しばらくリハビリに時間がかかりそうだ。

親指は大事。もちろん指の全てが大事。手も、腕も、首も、頭も、胸も、腰も、尻も、太腿も、ふくらはぎも、足も、趾も、足裏も、どこもかしこも大事でないところなどない。ケガをするたびに身体を慈しむ気持ちが湧いてくるものだ。この程度ですんでよかった。気をつけましょうぞ。

(夏ツバキだって大事に大事にされたがっているぞ。柔らかくて細かいヒダが心地よい)
異世界の怪なる声や鷺の声 [2022年06月21日(Tue)]

fumihouse-2022-06-21T19_16_54-1-thumbnail2.jpgアオサギが近くを飛んでいた。羽根を広げるとわたしの身長くらい、いやもっとあるかもしれない。灰色の羽根の先は黒く縁どられて堂に入っている。田んぼにゆったりと降り立った。首をすぼめていつものチマチマした感じに戻った。「アオ」とは言い難い、ドブネズミ色がかった汚れた感じ。だから嫌われるのかもしれないな。

糞害がなかなかのもの。ひとを狙って糞を飛び散らす。わたしも散々な目にあったことがある。クルマもよく被害を受ける。しかも、怪なる声。夜中に飛びながら大きく鳴いているが、怪なる声というにふさわしい。怪鳥である。

(怪なる鳥ではなくて、優美な曲線を持つヤマボウシをどうぞ。島根県立美術館のものだ)
同じ服使い回しも同じ服 [2022年06月20日(Mon)]

fumihouse-2022-06-20T20_54_44-1-thumbnail2.jpgバスに乗っていると、不思議な男を見かける。着ているのは毎度同じウインドブレーカー。ネイビーブルーと空色でコーディネートされた地味なものだ。フードが付いている。生地の中身は厚いのやら薄いのやら、よくわからない。前開きのジッパーを胸まで上げている。

毎度同じスタイルで徹底している。寒い日も、涼しい日も、穏やかな日も、風雨のひどい日も、暑い日も、冷房や暖房が十分効いている日も、いつも同じウインドブレーカー。下に着るもので温度を調整しているのかもしれないが、不思議な人物である。

なぜだろう。荒唐無稽に想像してみた。
・大切な人からブレゼントされた(肌身離さない)
・上着はこれしかない(今は暑かろうに)
・寒暖に極めて鈍感(ありそう)
・ゲン担ぎで何かに賭けている(着衣に賭けなくても)
・巣ごもり気分で落ち着ける(バスの中は家気分?)
・魔法使いが魔法の杖を持つのと同じ(魔法の上着)
・内ポケットに全財産を入れている(旧時代の遺物)
・ウインドブレーカー業界の回し者(ならば日替りで)
・着衣と身体が一体化している(そんなバカな)
・同じウインドブレーカーを5着所有(はて?)

どれかの理由を合わせた複合型かもしれないが、実に不思議だ。

(花菖蒲も水を欲しがっている。明日は雨になるだろうか)
ロマンスは仕事絡みで雲散霧消 [2022年06月19日(Sun)]

fumihouse-2022-06-19T08_08_52-1-thumbnail2.jpg年明けに国際ロマンス詐欺のことを書いた。Facebookで友達リクエストが来ても無視すると書いたが、近ごろは返信している。

相手方からメッセンジャーメールが来る。たいていは「あなたの投稿は素晴らしい。写真も美しい。あなたの友達になりたいが、うまくいかないので、私に友達リクエストしてほしい。 あなたのような友達ができたら嬉しい」と褒めちぎって誘ってくる。わたしは次の文で返信している(返信するだけで、リクエストは送らない)。

「あなたはどんな仕事をしているのですか」

これに対して返信があったためしがない。きっと諦めるんだろうね。
流れては戻っていくよ星中に [2022年06月18日(Sat)]

fumihouse-2022-06-18T22_01_12-1-thumbnail2.jpg【戻り星】
流れ星の対義語と言えるだろう。流れ星の元となる塵芥が大気圏に突入するときの入射角が、3.21°から3.26°に収まっている場合には、一旦燃え始めて光った流れ星が大気に弾かれて再び宇宙圏に戻る。それを戻り星という。3.26°より入射角が深いとそのまま最後まで燃え尽きる。ものによっては隕石となって地上に達する。3.21°より浅いと燃えることなく、大気をすり抜けて宇宙の暗闇に埋没していくそうだ。

・・・てなことはない。嘘っぱちである。第一、弾かれた光る流星を地上から見上げて、弾いたかどうかなど判断できるわけがない。

蛍が飛んでいるのを見ていると、上空に舞い上って消えたようになってしまうことがある。それはまるで、戻り星と言える。わたしのお遊び造語である。

今夜はウオーキングして夏の星座を楽しんだ。さそり座の斜め上にあるてんびん座も始めて確認できた。夏の大三角形が勇姿を表してきた。歩くと汗が吹き出てくる。昨日から蒸し暑さを感じるようになって、夏本番である。今日は島根県内でも避難指示が出されるほど酷い雨になったところもある一方で、平野部では一滴も雨は降らなかった。

(次々と色を変えていくランタナ。のぎこども園に咲いているこのランタナ。撮影から一週間経って変わっただろうか)
持ち帰り何もしないで翌朝を [2022年06月17日(Fri)]

fumihouse-2022-06-17T19_15_59-1-thumbnail2.jpg仕事を持って帰ることがある。作りかけの書類をクリアホルダーに挟んで帰り、家で書き込んで翌朝職場に持っていく。読み込んでおきたい書類を鞄に詰め込んで、夕食のあとで読み進める。何らかの構想を紙に書き上げて、翌日職場で成案とする・・・仕事上のいろんな不安を持ち帰って、翌日までには解消しようとする目論見だ。

ところが、ちゃんと出来たためしがない・・・眠くなる。面倒になる。明日は明日の風が吹く気分になる。広げもせず、手も付けないで翌日そのまま職場に行くことがいかに多いか。単に安心料として持ち帰ったとしか思えない。かさばるし重いし、ムダじゃないかと思うのだが、たまにやってしまう過ちである。そんなことなら、三十分早めに職場に着いてササッとやってしまうに限る。確かに始業前の三十分は金の時間なり。

(時間がなくて焦りがつのるときには、時計草にタイムリミットでも聞いてみるがよろしかろう)
カタツムリ目を片方閉じてるぞ [2022年06月16日(Thu)]

fumihouse-2022-06-16T17_58_22-1-thumbnail2.jpg唱歌『でんでん虫』はこう歌う。

 でんでん虫々 かたつむり
 おまえの頭はどこにある
 角出せ槍出せ 頭出せ

槍ってなんだろう。アタマがニョキッと出てくる様を槍と表現しているのか。いや、「頭出せ」とも言っているから違うと思う。

検索すると「恋矢(れんし)」と呼ばれる白い槍状の器官があるようだ。興奮したり生殖時に出すもので、ネットの画像では、まさに槍そのもので → の形をしている。少し透明感がある。

じっと見ていても、なかなか進まぬ、のんびりムードのカタツムリ。それに槍を出すような猛き面があるなんて、思いもよらなかった。

梅雨入りしたものの、来週初めまで雨はお預け。でんでん虫くんたちは、どこにいて乾きをしのいでいることやら。

(梅雨といえば紫陽花。小雨にしっぽり濡れた様が調和している)
何ごとも調整するって大切だ [2022年06月15日(Wed)]

fumihouse-2022-06-15T17_43_50-1-thumbnail2.jpgギターはチューニングが大切だ。練習中にも怠ると、不協和音になって気持ちが悪い。弦交換から1か月経っても、音は微妙にズレていく。

放置したままだと、どうしようもなくなってしまうというのは、何にでも言えることだ。仕事しかり、家庭生活しかり、友人関係もまた同じこと。

自分では放置しているつもりはなくとも、気にしないでいるうちに事態はおかしな方向にズレていく。いつの間にかズレが大きくなって後悔する。ズレまくって取り返しのつかないところまでいく。ギターだけではない。何ごともチューニングが大切だ。

(闇の中、懐中電灯2個で照らしてもピントはズレる。でも闇に浮かぶザクロの花が撮れた)
雨降って晴れ時々曇りなり [2022年06月14日(Tue)]

fumihouse-2022-06-14T19_11_51-1-thumbnail2.jpg梅雨に入った模様。朝から、まばらに雨がポツポツと降っていた。明日の予報は天気回復。週末にかけて再び雨となる。

霧雨やしとしと降り続く程度の雨が長引くのは、なんのことはない。適度な湿り気を、大地と田畑と緑に与えてくれたまえ。旱天続きの空梅雨になったとしたら、水不足で災害となる。それは困る。晴れ間と雨の日が、空気を適当に湿らせてほしい。適度な潤いはクラシックギターにも適していると思う。

しかし、我々の望みを天がテキトーに受け流して、豪雨を降らそうものなら恐ろしいことになる。ゲリラ豪雨も含めて、日本全国、晴れ時々曇りと適度な雨であるように願う。

(スモークツリーが煙幕を張っている。雨が降ってもこの程度の視界が保たれれば適切だ)
前のめり型にはまってサヨナラさ [2022年06月13日(Mon)]

fumihouse-2022-06-13T17_59_34-1-thumbnail2.jpg前のめりで話す人がいる。早口で間を置かずにマシンガンのようにして喋る。返事を返して、こちらなりの反応をしようと思っても、返しが待てなくて先を急ぐ。当然ながら話が先走って食い違ってくる。時折修正を入れるのが面倒だ。

もちろん私だって、つんのめって話すことはある。時間がないとき、手持ち材料を目前の人に一秒でも早く伝えたいときはそうなりがちだ。一気呵成にまくし立てるのはせいぜい30秒まで。あとはひと息つけて相手からの質問なり、意見を待つ。

前のめりで常に話す人は、気が短い。そして気が回り過ぎている。だからやたらと自身を腑に落ちるようにさせて話を進すめる。誤った推測のもと話を進めるから食い違うのは当然だ。そんな人は少々苦手なので、早めに切り上げて、またねーサヨウナラ。

(小判草は小判を厚くした形状。というよりは、虫に見えてしかたがない)
短くてあれよという間にすぎる日々 [2022年06月12日(Sun)]

fumihouse-2022-06-12T22_45_21-1-thumbnail2.jpg一日は短い。
やりたいこと、やらなくてはいけないこと、
とても多い。
傾向として、これも出来なかった、あれもまた。
不全感を抱えたまま、職場を出る、床につく。
悲しいじゃないか。
出来たことに目を向けよう。
これは出来た、課題の一つもやり遂げたと。
引き算ではなくて、足し算でいこうじゃないか。
さあ、また新しい週が始まる。
今年も折り返し点をまもなく迎える。
良き2022年の後半の半年であれ。
いや前半だって悪くない、あっぱれじゃよ!
ひたひたと梅雨が近いぞ蛍恋 [2022年06月11日(Sat)]

fumihouse-2022-06-11T21_52_04-1-thumbnail2.jpg海のかたへ消えてゆきたる蛍かな 久保田万太郎

 上へ上へ蛍消えたるあまた星 ふみハウス

蛍とび夫婦おろかに老いしかな 久保田万太郎

 ウォーキング妻とたゆたうほうたるや ふみハウス

(西洋松虫草と蛍。なんの関係もないが、両者とも梅雨空をほんのりと照らして、悪くない)
有限の時にロボット囚われて [2022年06月10日(Fri)]

fumihouse-2022-06-10T20_55_43-1-thumbnail2.jpg≪ぼんやりと物思うことがなくなった。 書物や新聞が、SNSやゲームに入れ替わっただけではなく、多くの人が物思う時間を掌の中の小さなロボットに奪われてしまった。
 今や通勤電車の車窓から、沿線の風景を眺めている人も少なくなった。いわゆる「歩きスマホ」は危害予防上の禁忌ではあるが、人間は本来、歩きながらさまざまの想像をめぐらしている。そうした貴重な時間まで、掌の中のロボットに捧げているように思える。≫
(浅田次郎エッセイ集「見果てぬ夢」より「考える葦」)

今もわたしは「小さなロボット」に時間を奪われている。この長いツイートを書いている。他人のツイートは長々と見ているつもりはないが、積もり積もれば莫大な時間となる。それなりに楽しい。自分だっていいね!がもらえると嬉しい。だから、たまに見る友人のツイートにはいいね!を返しておきたい。義理の世界で生きている。義理だけではなく、面白いから読み進めてしまうのだから、明らかに我が命と同じ価値を持つ時間を「掌の中のロボットに捧げている」ことは間違いない。もっと本を読みたい。ギターだってもっと腕を上げたい。人にも会ってたくさん語り合いたい。酒を飲んでくだも巻きたい・・・やっぱりその延長で友人のツイートも気になる。読んでおきたい。多くの欲に囚われている。それでも人生は有限だ。

(我が家の玄関先に咲いているヒメフウロは何に自分を捧げているのだろうか。何にでもない、ただ自身のために咲く)
何でだろう如何にやり遂げ工夫せよ [2022年06月09日(Thu)]

fumihouse-2022-06-09T17_25_46-1-thumbnail2.jpg≪何かが達成できない時、思わず口にする言葉で、似ていても、心の向きが全く逆になるものがある。それは「何でできないんだろう」と「どうしたらできるんだろう」だ、と▼前者には自分には“できない”という先入観と諦めの気持ちがにじみ、後者には“やってみせる”という自身の可能性を信じ抜く信念と執念を感じる。失敗の原因究明は大事だが、どんな状況でも、できる方途を見いだそうとする前向きな気持ちが、より価値的な結果を生む場合がある≫ (聖教新聞 名字の言,2022年3月15日付け)

他人に対しても、組織内でもそうだ。思わず「なんで?」。常套句である。上司から部下にその言葉を向ければ、反発心が湧いてやる気が失せる。自分自身に向けていけば飛躍は望めない。たとえ気持ちは前向きであっても、つい「なんで?」と口走ってしまいがちだ。周囲にその言葉が持つ負の空気を伝えてしまうので、注意しなくてはなるまい。

「どうしたらいい?」と折り返し、諦めの気持ちをプラスに転じよう。気を萎えさす時間があったら、考えて工夫して動こう・・・辛いときはあっても捨てたもんじゃない。何のために今を頑張るのか、初心はどうだったのか・・・口角を上げて、無理にでも笑顔を絞り出し、前進して行こうじゃあないか。1ミリの進歩、なんてケチなことは言わない。あとで振り返れば長足の進歩を遂げてきるに違いない。

(なんで?と呟く前に桑の実でも食べてみたらいかがかな? めったに見つからないけどね)
歩くこと調えて弾く楽器かな [2022年06月08日(Wed)]

fumihouse-2022-06-08T18_27_04-1-thumbnail2.jpg≪「楽器の演奏」という運動を行う上で、リズム良く演奏するためには、まず「歩行」のリズムを正すことです。人間の最も基本的な動作は歩行です。歩行時に正しいメカニズムで身体が使えていなければ、さらに複雑な動作である楽器の演奏動作で正しく身体を使うことは難しいでしょう。歩くときに本来使うべき筋肉が使われないような身体の状態では、演奏フォームのバランスを崩し、骨格の歪みや身体の痛みを引き起こします。さらに日常生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。ストレッチやウォーキングなど定期的な運動をすることで、身体のリズム感を高めること、それが正しいメカニズムで身体を動かす練習になるのです。≫(荻山悟史著「演奏者のカラダストレッチ」)

なるほどなるほど。ギターを夢中になって弾いていると時間を忘れる。時計を見ると1時間が過ぎている、なんてことはよくある。尻が痺れていることもあるが、15分に一度は立つのがいいと言われるものの、なかなか実践できないでいる。それがひいては、体の歪みにつながり、歩くリズムが崩れ、「身体が使えていな」い状態になったならば悔しい。長らく弾くことのできる身体を保っていこう。

歩くこと、ストレッチすること。歩くのが速いとひとには言われる。身体も年の割には相当柔らかいと思う。もっと「リズム感を高め」「正しいメカニズムで身体を動か」せるようになりたいものだ。リズム感に溢れた、美しく響くギターの音を楽しみたい。そして楽しませたい。

(金糸梅は晴れた日も、雨の滴る日も、リズム感のある鮮やかな黄で楽しませてくれる)
紳士ヅラプーチンノーメン暗くらし [2022年06月07日(Tue)]

fumihouse-2022-06-07T08_07_52-1-thumbnail2.jpgプーチンはナチズム的な旗振りをしない。紳士的に静かに煽動する。ヒットラーのように手を振り上げ、声を荒らげることもない。理詰めで聴衆を説得しようとする。しかし、ナチズムの色は濃い。全体主義のもと民族の主張を誇示し、国家として他国を犯すことを正当化する。

プーチンはノーメンクラトゥーラそのものである。ノーメンクラトゥーラとは、ソ連の幹部登用のための人事制度に乗っかった、一党独裁共産党が支配する闇の支配体制。それを構成するエリート層を指す。

「能面」のように無表情で、心に「暗」い闇を抱え、幸せを求める民衆を「通ら」せないように道を塞ぐ・・・てなシャレが通用しそうな、陰鬱な色がある。プーチン的なファシズムをノーメンクラリズムと名付けよう。新たな帝国主義に警戒せよ。ロシア国民よ、抵抗せよ。紳士ヅラしたプーチンに騙されてはいけない。
ビタミンは滋養の効き目明日思う [2022年06月06日(Mon)]

fumihouse-2022-06-06T20_42_35-1-thumbnail2.jpgビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEまで続いて、中抜けしてビタミンK。人体の機能を保つために不可欠なビタミンだが、わたしたちは自産できないからして、食べ物から体に取り入れる。

ビタミンにFはない。だのに物語の名前は『ビタミンF』。重松清の小説は、≪ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい≫という思いで記された物語の束である。

Fでわたしが思い浮かべたのがフューチャー(Future/未来)とフォーチュン(fortune/幸運)であったが、著者が言うように、ファミリーも、ファイトも、フレンドも、ファザーも詰め込まれている。イジメを題材にした「セッちゃん」は読み進めるのが悲しかったが、家族の愛と父の成長によって光明が見えてきた。どの短編も胸に染みてくる。

今を懸命に生き、フューチャーを投げ出さずに進めば、きっとフォーチュンはやってくる。もちろん満面の幸福に囲まれるなんてことはない。しかし、一つの幸福を紡いでいけば、次の幸福の種を撒く。きっと芽は出る。そんなビタミンが心に滲み出る小説群だった。

(ナガミヒナゲシを眺めてもまた、ビタミンのように効いてくるかもよ)
北斎を見たくば松江に来るがよし [2022年06月05日(Sun)]

fumihouse-2022-06-05T16_12_55-1-thumbnail2.jpg島根県立美術館がリニューアル。新コレクション展には豪華なる葛飾北斎コレクションの一部が展示された。故永田氏から寄贈された膨大な作品群を加えて1600もの北斎作品があるということだ。毎月模様替えするというが、全部見るためには3年かかる勘定になる。

初回展示でわたしの目を引いたのは『赤壁の曹操図』。赤壁の戦にあって曹操は大敗するわけであるが、直前の曹操は機嫌が良い。長い槍を持って戦船でポーズをとっている。この戦いでは一敗地にまみれるが、やがて戦国の世を駆け上って覇者となり、多くの国を従える。この絵では曹操は王者としての風格も見せる。

新しい試みとして「かぞくの時間」が設けられていた。子どもが大きな声を出してもよし、とする家族優待時間である。何人かの子どもが父母とともに楽しげに展示物を眺めていた。ねぇねぇと母を呼ぶ子の姿が微笑ましい。

新しいのは他にもあった。入場料を払ってもらうのは半券のチケットではなく、QRコード付きの紙。入口で読み取り機にかざす新システムが導入されている。でもキャシュシュレスではなく、キャッシュのみの決済。ここはなぜか旧態依然。

(美術館横の湖畔に出た。この日の宍道湖は凪いで透き通っていた)
靴紐を締めると世界は変わるもの [2022年06月04日(Sat)]

fumihouse-2022-06-04T18_45_16-1-thumbnail2.jpg靴紐を締めてみた。新しい革靴を買って1か月。少し靴紐が緩んだ。履くたびに紐を解いて結び直せばいいのだが、面倒くさい。必ず靴ベラを使うにしても、やっぱり緩んでしまう。ザクザク早足で歩くと足裏が滑るというか、横ズレするようになったので、足を止めて紐を結び直した。

変わった、世界が変わった。足指のグリップが効く。ズンズン歩みが進む。おそらく歩幅は5センチくらいは伸びただろうと思う。さっさとやればよかった。でも、再び靴を履くときにキツくなった。靴ベラをズンと挿し込んでグイッと押し込まなければ足が入らない。

まっ、面倒だと思わずに靴を履くたびに紐を結ぶんだね。ほんの30秒ほど余裕をもって出かけることだ。

(靴紐を結んぶと、ラベンダーの香りが漂ってきたら楽しみだろうに)
掲載に心の歌は歌えたか [2022年06月03日(Fri)]

fumihouse-2022-06-03T19_26_26-1-thumbnail2.jpg■胸や腹に心が宿るとするならば、クラシックギターは「心の歌」を表すにふさわしい。胸に当て胴で支えて爪弾けば、豊穣な歌がロマンチックに響く。その心の歌を先日米子で聴いてきた。門脇康一氏と細川卓也氏によるジョイントコンサート。バロック時代から現代ポプュラー音楽まで、魅力ある弦の歌を楽しんだ。

細川氏は弱音に真骨頂を発揮する。空気の層を串刺して透明な音がまっすぐ届く。門脇氏は低音に力がある。親指が蝶のように舞い高音を引き立てる。門脇氏は細川氏の師匠だそうだ。二重奏では師弟の会話が聞こえるかのようだった。特にラルゴ&ロンド(カルリ作曲)では、見事な掛け合いに引きこまれる。

「ごきげんよう」「調子はどう?」「そこそこです」「その音いいね!」「でしょ?」「私もなかなかだよ」「お互い精進してきたねえ!」二人の声が聞こえてきそうだ。音楽とは楽しむことなり、と改めて感じる。

クラシックギターは他のギターに比べて地味だが、多彩な表現ができる。繊細でクリアな音、緊張を呼ぶ硬い音、毛色の異なるドラム音、くぐもらせた音、ネックを叩いて不思議な音、絡めた弦で打楽器風、高速のトレモロ。オクターブ高いハーモニクスには静寂な宇宙を感じられる。消え入って儚さを表したあとに、ダイナミックに相手を震わす演奏もできる。透き通る甘い音色には恋する過去を思い出し(もちろん今の恋でも)、色彩感ある音色でもって内面を豊かに表現する。

聴くだけでも十分魅了されるものだが、自分で音を出すと魅力は倍加する。難しくて歯噛みする一方、上手になっていく喜びは何ものにも代えがたい。ギターでもって「心の歌」を奏でる人が増えるよう願っている。■

以上、『ギターで心の歌を』と題して日本海新聞が『散歩道』という投稿欄に載せてくれたものだ。新聞社は著作権は当社にある、とホームページ上で言うが、わたしにも同等に権利はある。ので、ここに掲載する。謝礼として送られてきた図書券が過剰包装の上に、添付文の一つもないことが印象深い(働き方改革か?)。
焦りつつ破れかぶれか日々のこと [2022年06月02日(Thu)]

fumihouse-2022-06-02T18_27_31-1-thumbnail2.jpg【破れかぶれ】
クソったれ! ふん、もうどうにでもなれっ!というやけクソ感のある言葉。そんなふうに物事に対すると成功しないことが多い。反対に開き直って正面から丁寧に取り組めば、なんとか道は開けるかもしれない。

自暴自棄である。何かを破ったり、失敗する様が見えてくる。この言葉には思いどおりにいかない焦燥感がある。やってもやっても、前に進んだ感がない一日。物事が悪い方向へ向かっているんじゃないかという徒労感。午後になるとグッタリと疲れていく。

もうこうなったら居直るしかない。明日は明日の風が吹くと諦めて、今日の仕事を終えてきた。電車の揺れが眠りを誘う。寝るが一番、目を閉じよ。

(こんな日は、夕方の陽に照らされる松葉菊がやけに眩しく見えるもんですぜ)
サクサクと煮豆放ってワルツなり [2022年06月01日(Wed)]

fumihouse-2022-06-01T18_22_43-1-thumbnail2.jpg煮豆を食べるのは面白い。なかでも大豆の煮豆。箸で一口ずつ口に放り込む。サクサクというか、クニュクニュと、歯に潰されてペースト状になっていく。口中に豆がいっぱいになるのもかまわず、どんどん口に入れる。口から溢れるんじゃないか? 心配ご無用。潰された端から喉の奥に移動して、ゴクンと飲み込めばよろしい。箸でつかむ、箸を上げる、口に投げ込む、再び繰り返す。三拍子でワルツの曲を聞きながらやったら面白かろうね。

(大豆ではないが、マメ科のハナズオウ。春の盛りにたわわと花を付けている)