豊穣な淡い神秘の音なれば [2021年09月30日(Thu)]
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≪この楽器はデリケートで、きめ細かく、淡い神秘さを漂わせ、夕べの調べを醸し出す。また、優美な色彩の変化、ビロードのような音色、柔らかな表情、耳に心地よい温かさ、精神の安らぎがある。ギター、それがタレガによって弾弦される時、それは何か楽器を超えた存在になり、音楽家の感情のリズムを揺さぶるひとつの生き物になる。タレガはこの楽器の秘密を知り尽くしており、その素晴らしい天分によって、和音、 ハーモニー、響き、秘められた色彩、隠された音を一つも逃さない≫ 豊穣なる音色、和音の響きを求めて、今夜もわたしは爪弾く。残業して遅い列車でこうして書きながら、今夜も良い音を目指して頑張ろうと思う。甘くもあり、固く響き、柔らかに耳に入ってくるギターの音を求めて今夜も弾こう。道は遠いけれども、今だって十分に美しい。楽しくてたまらない。 (キバナコスモスも美しい。目に優しく秋の短日の光を放っている) |



