あの人の思い出ふけりかけがえない [2021年02月28日(Sun)]
|
他に代わりになるものが無い。唯一無二の。掛け替えがきかない。このうえなく大切な物や人のことをいう。 辞書の用例では「かけがえのない人を失う」がある。誰もがそうした体験を必ずする。意識するとしないとに関わらず。分かっていて普段から感謝の念を伝え、言葉で互いを思いやる態度があればいい。いるのが当たり前、という感覚でいると、いざ当人が居なくなったとき、入院などしてしまったとき、心にポッカリ穴は開く。そのとき、かけがえのない人を失ったことに気がついても遅い。 遅いとは言えないかもしれない。かけがえのないことに気がつく。その人と過ごした時間を振り返る。甘いもあった、辛いもある、苦いやり取りもあっただろう。懐かしくほろ苦く思い出にふける。そのこと自体がきっと、掛けがえのないことなのだ。 (椿とともにかけがえのない春がやってきた。親子が手を繋いで歩く、恋人同士が腕を組んで歩く。明日から3月) |



