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欧米で築いて世界のスタンダード [2018年09月30日(Sun)]

fumihouse-2018-09-30T19_50_13-1-thumbnail2.jpg今年は2018年、西暦はグローバル・スタンダード。日本では新元号が何になるかで気をもませるが、西暦にそんな心配はない。

欧米人というのは大したものだ。中世の暗黒時代、ヨーロッパが教会権力に圧迫されて疫病の蔓延も併せて衰えていたころ、イスラム社会の科学や文化が世界をリードしていた。今に残るスタンダードはあまりない。思いつくのはアラビア数字くらいだろうか。

ところがどうだ、欧米は近代以降、自由と平等というフランス革命理念をナポレオンが広めて世界の標準的理想としていった。枠をつくり、社会生活を変えていく。共産主義と独裁体制という徒花(あだばな)が咲きはしたが、グローバル・スタンダードの多くは欧米が築いてきたものだ。

金融や産業、経営、政治、交通、サービスのシステムの理念やルールはもちろんのこと、ウインドウズに代表されるコンピュータの世界もそうだ。アメリカは英語まで世界標準にしてしまった。もちろんそれがカネを生む。

貿易でもそうで、TPP(太平洋パートナーシップ協定)も同様だ。アメリカ主導で始まった多角的な経済連携協定はオバマの実績を破壊するトランプによって反古にされはしたが、二国間交渉の場に次々と引き出されて、恫喝と執念深さで米国有利の貿易協定を約束させられようとしている。トランプはこれもグローバル・スタンダード化したいのだろう。恐るべし、欧米の主。
読み方は聞いてみなけりゃわからない [2018年09月29日(Sat)]

fumihouse-2018-09-29T17_39_32-1-thumbnail2.jpg「自由貿易体制(じゆうぼうえきたいせい)は、アジア諸国(しょこく)を順次(じゅんじ)離陸(りりく)させ、各国(かっこく)に中産階級(ちゅうさんかいきゅう)を育(そだ)てました。背後【はいご】には、1980年代(ねんだい)以降(いこう)、日本からこれら諸国(しょこく)に向(む)かった大規模(だいきぼ)な直接投資(ちょくせつとうし)がありました」

安倍首相が26日に国連総会の一般討論演説をした一部です。ここで「背後」を【せいご】と読み違えたとか。単なる勘違いか、確信して読んだかは知りません。

識者が揚げ足を取って楽しんでいます・・・上記のようにルビを振るべきだった、首相がよくやる言い間違いを「それ違うよ」と指摘してくれる人が周りにいないということだ、「うんこ漢字ドリル」で漢字テストを課すべきだなど、笑えます。

首相は去年の1月には参院本会議答弁で、「云云」を(でんでん)と読んだようですが、わたしだってよくやります。耳で聞いてではなく、読んで覚えた言葉はとかくそうなりやすいもので、気をつけなければなりません。
釈放にカメラ放列凛として [2018年09月28日(Fri)]

fumihouse-2018-09-28T18_16_09-1-thumbnail2.jpg吉澤ひとみ釈放。少しやつれた感はあるが、凛として背筋を伸ばした立ち居が美しい。報道陣を避けることなく、まっすぐ歩み寄り、深々とお辞儀をした。シンプルな白シャツ、黒いロングスカートと黒のパンプスで厳かさをかもし出す。化粧もナチュラルな感じ。カメラに向かって謝罪の言葉を簡潔に述べた。

酒酔いで80キロ走行、しかも轢き逃げするとは許す余地はないが、犯した罪の重さを噛みしめ断罪されることの覚悟を示す姿は清らかだった。口元を緊張させてキリッと背筋を伸ばす様子に、声援をおくりたくなる人もいたのではないだろうか。

釈放された原宿警察の署員が、振り込め詐欺撲滅ポスターをカメラに映るように貼ったのは、ナイスプレーだ。おぬし、なかなかやるな!と言ってやりたくなった。
ちゃんとしてセーラー服は脱がないで [2018年09月27日(Thu)]

fumihouse-2018-09-27T19_27_36-1-thumbnail2.jpg『セーラー服を脱がさないで』は、おニャン子クラブのデビュー曲で1985年に発売されています。歌詞を見ると児童ポルノもどきですね。

≪セーラー服を脱がさないで/今はダメよ 我慢なさって/セーラー服を脱がさないで/嫌よダメよ こんなところじゃ≫

18歳未満児童の性的な姿態をさらしたり、虐待を描写したものが児童ポルノです。世界的には厳罰ものですが日本は中途半端です。萌えってやつがクセモノですね。ひとつの産業であり、日本人気の一翼を担うとも言われますが、そんなものは破壊してしまえばよろしい。性差別を助長してはいけません。

ポルノではないですが、目につくのは映画です。生徒と教師の真面目な恋愛を描きます。子どもとはいえ、時には妖艶さも秘めた大人びた言動をし、色気をかもし出す女の子がいるわけです。そうした魅力の虜になる教師の恋愛が物語として繰り返し描かれるのは問題です。

真面目な恋であったとしても、現実には法に触れ懲戒処分が待ち受けています。破局は明らかでも恋は盲目です。まして性愛が目的だとすれば大問題です。変な誘惑が多い世の中ですな。

「セーラー服」には、≪友達より早く/エッチをしたいけど/全てをあげてしまうのは/もったいないから・・あげない≫との歌詞もあります。倒錯的な性愛がまかり通る社会はなくしていきたいものですな。
小隊の非理なるこれが戦争だ [2018年09月26日(Wed)]

fumihouse-2018-09-26T17_59_52-1-thumbnail2.jpg映画『プラトーン』は辛くて悲しい映画。そして、かゆい映画だ。首周り、腰のあたりがムズムズした。ジャングルで兵士の皮膚にたかる蟻や毒虫を見ていたせいにちがいない。主題の静かなメロディを聞いていると、木陰から敵が現れて襲われるのではないかと恐慌をきたす兵士の気分が伝染してくる。

クリス(チャーリー・シーン)は、貧困層だけがベトナム戦線に送り込まれる不条理に怒って入隊した。それは建前で、実際は大学生活に飽き飽きした結果志願したボンボンである。ただちに最前線へ送られ、ある小隊(プラトーン)に配属される。敵と戦う恐怖にあわせ、米軍内での仲違いや、ゲリラへの疑心暗鬼から平気で村人を虐殺する現実を見る。

激戦の果てに遺体は山積みになっている。麻薬中毒に逃げる者多数、一刻も早く1年の兵役を終え除隊することだけを願う兵士。頼りにならない小隊長もいる。歴戦の闘士だが勢力争いに部下を巻き込む下士官もいる。無理無体な地獄に毎日さらされている。

最後は破れかぶれでクリスは戦闘に向かう。そして目には目を、理不尽な内部抗争に理不尽で応える。そして敵たるベトナムの戦闘員もたくさんの屍をさらした。戦争は悲惨、戦争は無益。だが戦争はいまも続いている。辛くて苦しいその現実をかえていきたいと思える映画だった。

(都会はコンクリートジャングルと言われることもあるが、六本木の街中は緑が整然と区画されて好ましい環境だ)
なにげないコスモス揺れて秋の日に [2018年09月25日(Tue)]

fumihouse-2018-09-25T20_18_59-1-thumbnail2.jpgSNSって何でしょうか。ソーシャル・ネットワーク・サービス。要するに他人とつながり承認される欲求を満たす電脳空間です。ウインドウズ95時代にはパソコン通信があり、やがてミクシーが主流になりました。ツイッターが広まると、世界各地で起きる民衆のうねりによって強権政治が倒れたり、選挙に大きな影響を与えています。

フェイスブックは、この人と知り合いじゃない? とリストアップしてくれます。おかげで友人の輪が広がります。何年も会ってない同級生とやりとりすると、長い年月を帳消しにしてくれます。時折会う人であればコミュニケーションがさらにうまくいきます。

ところが、つながり過ぎると逆に感じる。過ぎたるは及ばざるが如しです。「いいね!」がめんどうになり、縛られてしまうのです。悪戯で荒らされたり、批判を受けて炎上する。そんなリスクがあります。

スマホ画面を四六時中ながめていることに嫌気がさすこともあるでしょう。SNS中毒になったことを後悔して、いったん離れる向きも増えていると聞きます。電脳空間とはいえ、人間関係は適度がいいのです。

時間は有限です。SNSで長らくチャットする時間があったらほかのことをしたいと思うのは私だけではないでしょう。

(薄紅色のコスモスが秋の日の何気ない日だまりに揺れている・・スマホを離れてのんびり眺めてみよう)
情報は無尽蔵なり安直に [2018年09月24日(Mon)]

fumihouse-2018-09-24T18_32_57-1-thumbnail2.jpgインターネットでは多くの情報が得られる。無尽蔵の情報が渦巻いて、検索して好きなだけ取り出す。もちろん玉石混交だ。

個人には処理能力というボトルネックがある。言語や記憶、経験、論理的能力の差により、それぞれ情報を受け入れる限度がある。多くの情報を得るほど悩みは深くなる。選択肢が多すぎるのだ。情報をいかに絞るかが肝心で、それが知恵となる。

ネットで安直に調べるだけでなく、頭を悩ませ自分で考える。図書館のレファレンスサービスを活用する。信頼する人に相談してみる・・・。情報の取捨選択にたくさんの時間を費やすのは、現代人に課せられた宿命なのかもしれない。

(月見草は情報の選択で悩まない。自然のままに咲き、しぼみ、種を残し、広がる)
閉じた夏代わる秋雲すずやかに [2018年09月23日(Sun)]

fumihouse-2018-09-23T11_35_31-1-thumbnail2.jpg夏の欠片は砕けた。
夏はグラデーションで閉じていき、秋が全面前に出る。
暑さのぶり返し、上下振幅はあるが暑さ寒さも彼岸まで。
夏の空気は過ぎ去った。
蝉しぐれが消えた。
晴れ間は長続きせず、数日おきにしとしと雨となる。
雲がモクモクから白さ際立つウロコやベール状に代わった。
空は高い、そして澄んでいる。
天高く馬肥ゆる秋。秋を満喫しよう(できるかな?)。
不老でも花のいのちは短くて [2018年09月22日(Sat)]

fumihouse-2018-09-22T11_11_18-1-thumbnail2.jpgこの花はアゲラタム。夏の初めから秋の終わりまで咲く。ギリシャ語の「不老」から名づけられたとか。わたしは秋の七草・藤袴 (ふじばかま)と間違えていた。色はともかく、花の形が似ている。

藤袴がもうじき咲く。桜餅の香りがするというのでこの秋は匂ってみようと思う。藤袴は平安時代の和歌にも歌われて、大昔から日本にある。葉っぱは洗髪に使われたとか。防虫剤、芳香剤、茶にもなる。花言葉は「ためらい」。平安期の貴族にふさわしい。

アゲラタムは中米原産で洋モノだ。花言葉は「楽しい日々」。きょうは楽しい日になるかな?
きょうこそはトホホの一日するまいぞ [2018年09月21日(Fri)]

fumihouse-2018-09-21T07_46_44-1-thumbnail2.jpg先週行ったトークショーのこともあって、あさのあつこ著『ランナー』を手にとった。あさのあつこ本は初めて、と呟いて図書館で貸りた。読み進めるうちに、おやっ? 前に読んだ本だった。トホホ(>_<)

通勤途中コンビニで200mlの牛乳を毎朝買う。職場に着いて喉の乾きをいやす。10日ほど前にカバンを開けたら牛乳パックが2個。前日の分を忘れたままだった。常温で丸一日。泣く泣く捨てた。トホホ(;´д`)

(オクラの花は、トホホの顔などしない。爽やかな檸檬色)
暗闇に魔物ではないと良い香り [2018年09月20日(Thu)]

fumihouse-2018-09-20T18_09_58-1-thumbnail2.jpg暗闇にまぎれてヤツは突然やってきた。暗くて見えないのだが、4日前の晩に気がついた。時季を計ったようにしてやってきた。ひっそりと忍び足ではなく、堂々とやってくる。その証拠に真っ昼間になってからもヤツは隠れもせずに存在を主張している。しかし、ヤツはどこだ? いっこうに見つけられない。

ヤツの正体は闇の魔物ではなく、金木犀。強い香りを放つ。芳香剤にするとキツすぎるが、天然ではとてもいい香り。遠くても十分香る。一度終わってから10月に再び咲いて匂うことがある。

早春はチンチョウゲ、梅雨時はクチナシ、冬季はロウバイ。合わせて香り四天王(わたしが付けた)。なかでもキンモクセイは、押しも押されもせぬ香りナンバーワン。日本産かと思いきや、中国・桂林の原産で江戸期に渡来したそうだ。

(花虎ノ尾はきれいな赤紫だが、ぱくっと開けた口が少し不気味。オレンジ色の金木犀は小さなプロペラ型で可愛らしい)
物語つむいで力を得るひとよ [2018年09月19日(Wed)]

fumihouse-2018-09-19T18_12_40-1-thumbnail2.jpg思いは通じる、力になる。あさのあつこ氏はJTフォーラムのトークショーで語られた。

岡山県に住んでいるので、石見も含めて島根はよく訪れるところ。なかでも松江のたたずまいが好きだ。華やかではないが、湧き上がる品格、歴史に裏打ちされた街を歩いていると、生まれて来つつある物語の糸口をたぐり寄せることができる感じがする。

松江から一畑電車に乗って大社へ行くときの風景がすばらしかった。曇り空の雲が割れて、宍道湖面に光が差した。地元では何気ない光景であろうが、いのちを揺さぶられた。

揺さぶられるといえば7月の豪雨。ひどい雨が三日間降り続いた。厚い雲の一角に青い空が見えたとき涙がこぼれた。岡山、広島など各地で甚大な被害が出た。被災地外に住む人であって、ボランティアなど直接の支援をしない人であっても、思いを抱き続けてくれることが力になると思う。

物語を紡ぐことは未知の世界とつながり、力になることだと高校生のときに気がついた。物語を書く人になりたいと思った。夏休みの宿題で書いた創作にたいし先生がコメントをくれたことが初の体験だった。物語は読者を得た瞬間に命を吹き込まれる。書いたものを読んでもらう喜びに目覚めた。

だがやすやすと作家にはなれなかった。平凡な主婦から37歳でデビュー。下の娘が保育園に入り時間ができたときに、「おまえ何をやるんだ?」と声が聞こえた。同人誌からの誘われたこともきっかけとなって、書くことを仕事にするようになった。

10代のころの気持ちを適当にいなして、普通の人は大人になる。でも自分はできなかった。だから中高生のときの気持ちをよく覚えており、小説に登場させられる。物語とは言ってみれば、引きずった自分の過去を文に起こすものなのだ・・・・。

さまざまの事柄をあさの氏は平易な表現で、体験や伝聞を比喩も交えて的確に語ってくださった。何度もうなずきながら聞いた。1時間はあっという間に過ぎた。

(清楚なニラの花。地味ではあるが、そこに物語を感じる人もいるだろう)
無尽蔵縁に結んでいまにあり [2018年09月18日(Tue)]

fumihouse-2018-09-18T17_40_50-1-thumbnail2.jpg何か書いていないと落ち着かない。書くことは自分にとって自然なこと。作家の中村文則氏はJTフォーラムで語られた。

いつでもどこでも考えている。アイディアノートを持ち歩きメモを繰り返す。夢で着想を得ることもある。何を書こうかと悩んだことはない。枯れることなく、自分の内面からくる題材はいくらでもある・・・。さすがに天才は違うと思わせてくれる。ただ、さすがの氏でも、どう書くか、どんなリズムで書くかについては苦闘の連続であると。

今の地位を得るまで順風満帆ではなかったようだ。高校では不登校。太宰治の「人間失格」を読んで、悩むのは自分だけではないと知り、自分が悩むことには意味があると思った。この泥水を舐めるような気持ちを文章にしてみたいと思ったという。

その後も賞の選考で落ち続け、一次選考すら通らなかった。苦闘の時代があったればこそ、いまの自分がある。だからこそ、生活信条として多数派と少数派がいれば、まずは少数派の立場に立つよう努めているという。

悪は連鎖する、善も連鎖する。ならば小さなことでも良い連鎖がつながる社会をつくりたい。出雲の縁結びとは縁が生まれること。今回初の島根旅に感謝していると言葉を結ばれた。

(読書の秋。キバナコスモスに深まる秋を想う)
善悪ともカーテンコールに喜びて [2018年09月17日(Mon)]

fumihouse-2018-09-17T21_11_34-1-thumbnail2.jpg終演後のカーテンコール。全出演者のお出ましです。主役はむろんのこと、ついさっきまで主役を苦しめた悪漢どもまで、満面の笑みでステップを踏み客席に手をふっています。満足と感謝を全身にあらわして会場は熱い。演劇は実にいいですね。

ミュージカル『あいと地球と競売人』で、妖怪たちは地球人にもっと地球を汚せとけしかけます。汚染されるほど悪の世界では高く売れると。そして妖怪は地球人を哀れむかのように歌うのです。

 愛をどこかに捨てた人
  夢をどこかに捨てた人

妖怪とは地球人自身のこと。地球の環境を破壊し、人類の未来を台無しにする。この青い地球を守りたい、美しい水の星を栄え続けさせたい、愛ちゃんの思いに観客は引き込まれていきます。

暗闇の世界に取り囲まれてしまえば、君の悩む顔も燃える瞳も泣き顔も優しさにだって触れることはできません。悪を退けるエネルギーとなるのは、友の笑顔と連帯です。主題歌の力によって子供たちは妖怪の強力な暗闇に抵抗し勝利を納めるのでした。

 ♪ 好きさ 君の笑い顔が ♪

きょうは3日間公演の最終日。5か月間よくガンバった、娘よ。さぞ妖怪づいているかと思いきや、きのうの公演のカーテンコールでは笑顔爆発、喜び全身!の姿を見ることができました。

その他キャスト、スタッフ、ボランティアの皆さん、お疲れさまでした。島根の至宝、坪田愛華さんが残した絵本『地球の秘密』。それをモチーフにしたミュージカル『あいと地球と競売人』。素晴らしいリバイバル公演です。

ただ私は思うのです。ゴミを捨て、汚水を垂れ流し、動植物を殺し踏みにじることで地球の価値を上げようとした妖怪たち。そんな面倒なことなど止めて、核兵器発射のボタンを押し一発の水爆を打ち込ませるだけでいいのです。報復の応酬が始まって地球の汚染など数日で完了です。妖怪に気づかれないよう、早く核兵器廃絶を進めなければなりません。
秋風が吹いて風邪ひくうらめしや [2018年09月16日(Sun)]

fumihouse-2018-09-16T20_48_36-1-thumbnail2.jpg主に冷房の効き過ぎが原因でかかってしまうのが夏風邪。つぎは秋風邪の季節がやってくる。季節の変わり目に体がついていかないのが大きい。

風邪はひきたくない。鼻水、咳、発熱、だるさ・・辛い症状が数日。完治するまでに少なくとも一週間。ボーッとして能率が落ち医者へ行く・・・。お金と時間の損失は大きい。

風邪を防止するために、指を口や唇、鼻につけないようにしてウイルスや細菌の感染経路を遮断しよう。夏バテを早めに解消し、睡眠をたっぷりとって、ゆったりと入浴もして免疫力をつけよう。食事も重要だ。気圧の変化によって自律神経のバランスが崩れやすい人は一層注意が必要だ。

かといって神経質になりすぎるのも逆効果。油断しないように気をつけて、秋風邪をひかないようにして、短い(たぶん)秋を過ごしたいと思う。

(滋養たっぷりの秋ナスでも食って夏バテを解消。これは花)
名のらないきまりの悪い電話なり [2018年09月15日(Sat)]

fumihouse-2018-09-15T09_48_05-1-thumbnail2.jpg今朝方、ぷらぷら歩いているとスマホに着信。登録していない番号からのものだった。名のって出ようかとも思ったが、思い直して「はい、もしもし」と。出雲工業高校の教諭からの電話だった。すわ、一大事?と構えたが、幸いに差し迫った事柄ではなく、用事をすませて電話を切った。

いまだに電話で名前を言わないことに、少しばつが悪い思いをする。固定電話(かつてはそんな言い方をせず、単に電話だったが)がかかってきたときは、キチンと名のって礼儀正しく受け応えしましょう、と教えられてきたからだと思う。

悪意の相手方に対処するためには仕方ないことなのだが、この決まりの悪い感じは一生続くのかもしれないな。

(出雲工業高校には花は少ないが、出雲農林高校には花も木も溢れている。玄関の鉢植えコリウス。形は紫蘇(しそ)に似て、葉っぱと花は色鮮やか。別名「錦紫蘇」。花言葉は健康。きょうも健やかたれ)
千日紅褪せぬ紅色長き友 [2018年09月14日(Fri)]

fumihouse-2018-09-14T21_23_29-1-thumbnail2.jpgやあやあ 久しぶり
飲む 語る 飲む 飲む 飲む
語る 聞く 飲む 聞く 語る
語る 語る 聴く きく 飲む
語る 語る 飲む きく 呑む
もう飲めん きく きく 語る
じゃあまたな あーいいもんだ

(千日紅が、やあやあと語り合って咲いている。初夏から秋までの長い間、紅色が褪せない。友情も褪せぬように)
先輩が風となっては吹いている [2018年09月13日(Thu)]

fumihouse-2018-09-13T17_29_16-1-thumbnail2.jpg先輩風を吹かせるとファンが回る・・・そんなスナックがあると聞いた。先輩と後輩、上司と部下が飲む席を同じうすれば、おのずと経験談や指導が入る。お説ごもっとも、いい武勇伝ですねと、うなずいて拝聴する形になる。後輩の背はすぼんで口数は減っていく。残るのは鬱屈した気持ち。ふつう後輩からは、もういいからこっちの話を聞け!とは言えないものだ。

一人の発言時間が長くなると席後方に仕込まれたファンが回りだす。熱く語り続けるほどに風は強くなって寒さまで感じる。回転音で話も遮られる。先輩ははたと気づくのだ。「先輩風を吹かせている」と。

飲み会の席で話を独占するのはやめてほしいね。それは先輩も誰も同じこと。バランスよく話を振り分けてあげようよ。

(触られると縮んで恥じらう姿がおじぎ草。恥じらうから含羞草。花が終わると薄っぺらい豆ができる。先輩よ、少しは恥じらえや)
鼻水をすする尊き曼殊沙華 [2018年09月12日(Wed)]

fumihouse-2018-09-12T17_39_19-1-thumbnail2.jpg釈尊が法華経を説いたとき、瑞兆として降ってきたという天上の花が、摩訶曼珠沙華(まかマンジュシャゲ)。偉大な華の意。その名をもらったのが曼珠沙華。別名は彼岸花。ハミズハナミズという名ももらっている。「葉水鼻水」の文字が頭に浮かんだのだが、なわけはない。

まだ残暑厳しい彼岸の頃、測ったように一斉に草むらから顔を出す彼岸花。あれよという間に丈を伸ばし真っ赤に咲き誇る(白色もある)。ピークは数日で、一週間もすれば姿を消す。

秋になって替わりに出てくるのが濃緑の葉。周囲の草が枯れ出す初冬にかけて艶のある葉が密生する姿は、同じ植物とは思えない。冬の太陽を浴びて球根を増やし花芽を造る。しかし春になると葉は忽然と消える。葉は花を見ず、花は葉を見ず・・・そこから「葉見ず花見ず」という名前となった。葉と花が互いに支えあうようで麗しい。

(出雲市駅近くの赤川にいの一番で咲いた彼岸花。フライング気味だぞ、君!)
爽快か悲劇か空中戦争や [2018年09月11日(Tue)]

fumihouse-2018-09-11T20_03_44-1-thumbnail2.jpg『トップガン』はトム・クルーズの名を不動にした1986年の名画です。キーワードは「かけひき」ですね。

ファントム戦闘機の天才的パイロットとして敵方(名前は出ないがソ連)ミグ戦闘機とのかけひきが冒頭にあります。次に空中戦で敵を圧倒するべく創設されたエリートパイロット訓練学校(通称トップガン)。そこで行われる教官パイロットとの訓練中のかけひきです。いずれも目まぐるしく画面が展開し旋回して4Gの過酷な世界に浸るとこちらも苦しく感じました。

学校では絞られるばかりではありません。年上の教官との恋のかけひきもあります。シャーロットにマーベリック(トム)は一目惚れし猛烈なアタックをかけるのです。彼女は軍人ではなく航空物理学の専門家。実に魅惑の女性です。チャーリー役のケリー・マクギリスが魅力的でした。マリリン・モンローから余分なエロさをそぎ落とし理知的にした感じでしょうか。

同僚ともライバル心丸出しに対抗します。あまりの一匹狼ぶりに、お前は危険なヤツと言われ続けました(マーベリックとは焼き印のない牛、すなわち一匹狼のことらしい)。映画のあとで、信号が赤に替わる直前にアクセルを踏み込んでしまいました。わたしまで危険なヤツ!となってはいけません。

相棒が訓練中に死にました。マーベリックは戦闘機に乗ることが怖くなります。トップ卒業どころか、パイロットを続けることすらも危ぶまれたのです。しかし、敵国ミグ戦闘機がインド洋上で活動中の巡洋艦に襲いかかろうとしていたときに緊急出動がかかります。援護に回ったマーベリックでしたが、同僚の危機を間一髪救います。彼は危険なヤツから脱して、チームプレーもできる真の英雄になったのでした。

冷戦崩壊前の映画です。製作そのものに相当な抵抗もあったことでしょう。今となれば東西冷戦は遠い昔です。敵の戦闘機が空中爆破されました。彼にも家族があったはずです。爽快さとともに、戦争の悲劇も思わされました。命の取られるかけひきは無用です。

(なぜかブラシの木の花が咲いている。写真は春のものだが今は短い貧弱な花だ。これも季節とのかけひきか)
空想の怒り抑えてパフェ喰って [2018年09月10日(Mon)]

fumihouse-2018-09-10T19_32_22-1-thumbnail2.jpgアンガーマネジメントで怒りを制御。怒りが頭をもたげたらじっと堪えて6秒待つ。やり過ごせば暴発するのを防げます。

怒りにはもうひとつあります。じわじわと真綿で締めつけてくる怒りです。6秒では片付きません。いつも不快な気分にさせられる嫌いな奴への怒りです。

そいつの言動を思い出すたびに歯噛みして、イライラする。相手のペースにはめられて受け流すこともできないでいる。回想するうちに空想がはじまり、言葉でそいつをやり込めてビンタの一発でもかましてスッとする、つもりがかえってもやもやを増して、人を呪わば穴二つの状態となっていきます。生命力を失って一人後悔の淵に沈む。そいつの言葉や態度を思い出すだけでストレスが倍増する。忘れ去ろうと思っても忘れられない・・・てなことがあるのではないでしょうか。

そんな時には、「そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」と思ってみるのだそうです。ノー天気に口をパクパク、甘いクリームを垂らしてだらんと目を細めていると想像すると、そいつを憎むなんてバカバカしいと感じられるかもしれません。幸いわたしは今そういう状況にはありませんが、覚えておくことにします。

(サルビアは怒らない。ただそこに居る)
半夏生季語過ぎてなお夏の色 [2018年09月09日(Sun)]

fumihouse-2018-09-09T14_18_57-1-thumbnail2.jpgきょうは9月9日で救急の日。救急車のサイレンを聞かない日は少ない。いまも誰かが痛みに苦しんで、身近な人のことを心配して、一分でも早く病院に着くことを願っている。運転中に遭遇したらすぐに道を空けよう。無事と早い回復を祈る。

でも、タクシー代りの119番はとんでもない。本当に大変な状況の人への到着が遅れてしまう。救急隊の運転手や救急救命士が疲れきってしまっては元も子もない。

書くときに「救命救急士」かどうか、迷った。が、病人や怪我人を救急車が搬送する病院のことを「救命救急センター」という。つまり、総務省=消防署系列では、救急が先にくる。厚生労働省=救急指定病院の系列では、救命が先にくる。だから、救急救命士でいいのだ。

(半夏生は白い粒々の花と白い斑入りの葉っぱがセットで完成する。濃い緑が鮮やかだ)
いつの間に感覚崩壊ゲシュタルト [2018年09月08日(Sat)]

fumihouse-2018-09-08T18_12_16-1-thumbnail2.jpgゲシュタルト崩壊です。平仮名の「な」を見ていたら変な感じがしてきました。これでいいんだっけ? 不思議な形だと。

ゲシュタルト崩壊というと言葉は難しいですが、たいてい誰もが経験するはずです。日常で何のこだわりもなく受け入れていた図形や文字が、おかしなふうに感じられるのです。

わたしの場合は文字です。漢字でおきることが多いでしょうか。まとまりのある全体構造(ゲシュタルト)が失われて、バラバラに脳が認識してしまう現象ですが、じきに元に戻ります。

字を長らく注視していると各部が分解して見えて、頭が混乱するこの現象の原因は不明とのこと。高度な情報処理を行う脳や感覚器は、疲れるのです。ひょっとして人の意思に反して反乱をおこしているのかもしれません。脳も体もきっと疲れています。休ませてやろうじゃありませんか。

(整然と並んでいるアイビーの葉っぱ。日照りが続いたこの夏でも元気いっぱいだ)
ルーヴルの美しき苦労ナーニかな [2018年09月07日(Fri)]

fumihouse-2018-09-07T21_03_30-1-thumbnail2.jpg医者に行った。耳鼻科だ。一月ほど前から喉の調子が悪い。声がかすれる。痰がからんだようですっきり声が出ない。咳ばらいしても治らない。数人からは声がおかしいと指摘されていた。

わたしの声を聞いただけで診察もしないうちに、医師はこんなことを言った・・・・その程度は声のかすれとは言わない。100mを13秒で走っていた人が15秒でしか走れなくなったと訴えても、はた目には走れなくなったわけではない。加齢だ。個性とも言える。喉頭ガンなど心配するに及ばず・・・・と説教された。

一応鼻と喉を広げて診察してくれた・・・・鼻にも喉にもほんの軽い炎症が出ている。いつまでも同じことはありえない。体は変わっていくものだ。薬を出すけれども、劇的に効くことはないだろう。まっしばらく様子をみようと。

会計のとき看護師からは声を使い過ぎないように、咳ばらいしないように注意された。処方された薬は痰を出しやすくするものと気道の炎症を抑えるものだった。わたしの取り越し苦労は今夕終わった。

(ヴェロネーゼの傑作《美しきナーニ》も取り越し苦労をしたろうな)
台風に地震に天変地に異なり [2018年09月06日(Thu)]

fumihouse-2018-09-06T17_25_39-1-thumbnail2.jpg天変地異です。この夏の暑さといったらありゃしません。2日前の台風21号での惨禍。昨夜の北海道地震。厚真町では震度7を記録したというではありませんか。被災された方々には何とも声のかけようがありません。

天が変になっています、地に異相があらわれています。かつては、天変地妖といっていました。科学の力が及ばない昔は、日食や月食におびえ、雷や大雨、地震に身を小さくしてじっと耐えていました。 妖しい魑魅魍魎が地の底からわき出てくるイメージです。甘い誘いをかけて妖術で人間をたぶらかし、不吉な未来を招き寄せる。ああ恐ろしや。

(妖しいお盆前の夕焼け。妖怪が躍っている。妖艶な雲が太陽を狂わせている)
そのマンマ楽園に住む縁深し [2018年09月05日(Wed)]

fumihouse-2018-09-05T18_40_05-1-thumbnail2.jpg『マンマ・ミーア!』を見たのはもう十年も前のこと。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は後日談です。

前作は放蕩な娘時代をおくったことを隠したい母・ドナに対して、自分の父親を知りたかった娘・ソフィが丁々発止とやりあって、実の父親候補の三人が登場するのですが、結局誰が父であろうと問題ではない、三人ともに父だと割りきって大団円となるのです。

今回は、ドナは淫乱で不品行な娘だったのではなく、真面目に恋をしたことが示されます。ただ母(ソフィにとっての祖母)との確執があって人恋しかったこと、相性の良いハリー、ビル、サムに運命的に立て続けに出会ったこと、それが結果としてソフィの父親候補を三人にしたのです。

エーゲ海の楽園の島で細々とやっていたホテルを拡張してお披露目のパーティが企画されました。むろん三人もやって来ます。今の島の光景、ドナがソフィを産む前の光景をシンクロさせて、ABBAの曲とダンスで顛末を描き、ソフィの現在と未来を描きます。

島の生活は不便が多いでしょう。なんせパーティは大嵐で危うく中止になるところだったのですから。でも、人間同士がむつまじく美しく暮らすことができる。西洋人にとって桃源郷とはどんなものか、それを表現しているようで、興味深く見ました。

(ことしはスイカをたくさん食べた。マンマ・ミーアとは何の関係もございません(*^^*)
温かき心で励ます君と僕 [2018年09月04日(Tue)]

fumihouse-2018-09-04T20_35_41-1-thumbnail2.jpg【励】はげむ。はげます。

漢語熟語にするといろいろある。励行、激励、奨励、精励、督励、 勉励。和語にして「励ます」だと、柔らかく温かく包むようにして自立することを支えるイメージがある。ところが漢語だと激しい。頑張れがんばれ、気を抜かずにやってこい!とケツを叩く感じになる。

励は略字で、旧字が勵。雁垂(がんだれ)は「削りとられた崖」、中の萬は「蠍(さそり)」の象形。力は「力強い腕」。砥石を使って力強く、蠍の毒針のように鋭く研磨する、一所懸命磨くことを意味する。

このハゲ! と督励した議員もいたが論外だ。励ますとは、元気や勇気を出すように力づけることだ。失意に落ち込んだ友は、「励ます」ことがふさわしい。

(日日草も励んでいる。日々新しい花に咲き代わるべくこの花は精励している)
食をかえ健康になれ誰もみな [2018年09月03日(Mon)]

fumihouse-2018-09-03T17_44_24-1-thumbnail2.jpg9月は、食生活改善普及運動と健康増進普及月間なのだそうだ。生活習慣をふり返ろう、出来ることから始めて長続きさせようと事業主は訴える。

・ほったらかしの体重計に勇気を出して乗る
・3日間スマホで食事と間食を写し総量を知る
・違う階のトイレを使って運動する
・お菓子は目に入らないよう隠す

健康長寿しまね推進会議は、県民に取り組んでほしい11目標をキャッチフレーズにしている。いつまでも若々しく、いきいきした健康生活を送りましょう、と。

<ご><縁><で><つ><な><ぐ><ま><め><な><の><輪>
 ごはんは日に3度
 塩分ひかえて野菜はたくさん
 できることからストレス解消、よい睡眠も
 ついに決心禁煙チャレンジ
 なくそう受動喫煙
 ・・・・・・

あれもこれも届けたい、聞いてほしいという行政担当者の気持ちはわかる。語呂よくというのもあるが、多すぎやしませんか? 11項目は多いのだ。せいぜい5項目。いや記憶に残そうと思ったら三つがいいところ。でも、じゃあ選んで!と迫られたら困ってしまうかも (T-T)

(ハイビスカスのおしべは5列になっている。このくらいがちょうどいい)
咲くことを運命と知る夏水仙 [2018年09月02日(Sun)]

fumihouse-2018-09-02T12_56_13-1-thumbnail2.jpg Destiny is not a matter of chance,
 it is a matter of choice.

 運命とは、
 待つうちになんとかなるものではなく、
 選んで動いて成し遂げることなのだ。

1世紀ほど昔、米民主党の政治家、雄弁家として活躍したウィリアム・ブライアンの言葉を意訳してみました。

誰にとっても毎日は、選択し、実行する(しない)の繰り返しです。その集積が一週間となり、一月が過ぎ、一年を左右することでしょう。

ぐずぐずと考えるな、その気があるのなら、さっさと着手してみな!という意味で『思い立ったが吉日』があります。『善は急げ』も似ているかもしれません。ブライアンの言葉は、行動しようかどうか迷うとき、もっとひとの背中を押してくれる言葉ですね。

選ぶとすれば、A案かB案か。せいぜいC案まででしょう。実行する際には、やるか、やらないか、様子を見るくらいでけっこう単純です。それぞれの選択肢は無限に広がり、個性となって、かけがえのない人生を形づくっていくわけですね。

(夏水仙は迷わない。咲くべきか、咲かぬべきか、迷うことはない)
天仰ぐ星に願いを穏やかに [2018年09月01日(Sat)]

fumihouse-2018-09-01T21_24_19-1-thumbnail2.jpg待望の雨は昨夕から降り始めた。叩きつける雨粒、轟く雷鳴。本来は地面とひっつきたくてたまらなかった水分がストレスを蓄積し一気に地表に届いたかのような勢いだった。

わたしが夜の会を終えて帰宅するまでは断続的だったが、夜中に大雨洪水警報となり、土砂災害警戒情報が発せられ、県内西部を中心に土砂災害危険度のレベルが高まったとの情報が寄せられた(酔っぱらいの身だったので貯まったメールを朝見た)。浜田市付近では記録的短時間大雨があったとのこと。1時間に110ミリも降っている。竜巻注意情報まで出た模様。

数日後には台風21号が控えている。猛烈な勢力で、中心気圧は905hPa、最大瞬間風速で秒速80メートルと恐ろしい。今年の台風では最強だ。台風の眼がくっきりと大きい。

今回の大雨は幸い無事に終わったが、天に願いたい。星に願いを!でもよかろう。どうか穏やかに、雨よ地上に届いてくれたまえ。風よ枝をへし折らないでおくれ! 穏やかにだよ、よろしく頼むよ。

(仙石の谷に住む仙人。仙人草の実の先には仙人のようなくるりんしたヒゲができる。仙人のように穏やかであってくれ)