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太陽の危機はすなわち人の危機 [2026年04月05日(Sun)]

fumihouse-2026-04-05T21_53_44-1-thumbnail2.jpg映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、片道切符(燃料が片道のみ)で出かけた数学教師グレース(宇宙飛行士としての訓練を受けていない)が孤軍奮闘して(他の飛行士は計器故障で死んだ)、ミッションを果たす物語である。

ミッションというのは、太陽のエネルギーが何ものかによって奪われ減衰して地球滅亡の恐れがあるというので、それを同じ状況にある11光年先の惑星の宇宙人と連携して原因を探り、解決の手法を見つけ、地球に送り返すというものだ。

そしてグレースは異星人と出会う。コミュニケーションを成立させ、科学知識を頼りに共通のミッションに臨む。そして深い友情を育む。そのやりとりは実に感慨深い。もちろん言葉は通じないが、未知なる存在とも交流はできる。

それでも怖い。相手の真意はいかに。信じられる存在や否や。感染症は大丈夫か・・・こうしたことも共通のミッションがあってこそ、解決の糸口がある。存亡の危機とは、全ての人の心をオープンにすることを知った。

(ヒメツバキのバランスのとれた美しさにも、共通の感動がある)