ジェイコブソン響き麗しフレタなり [2026年03月05日(Thu)]
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村治佳織のデュオコンサートを松江・プラバホールで楽しんだ。ピアソラ「リベルタンゴ」が最も心地よかっただろうか。マイヤースの「カヴァティーナ」は弾けなくなって久しい。まろやかなあの曲を再び弾きたいと思った。ゲーム音楽の新境地「ファイナルファンタジー」のギター版も楽しめる。「ニュー・シネマ・パラダイス」「A列車で行こう」、有名なナンバーもなかなかのもの。 中盤以降、困った客が出てきた。残響があるうち、演奏者も余韻に浸っているうちに拍手をかき鳴らすのだ。繊細な音、プラバホールの良い残響を楽しみたいのに、フライングされるのはかなわない。村治佳織の熱烈ファンか、よほどの目立ちたがり屋か。拍手は演奏者が目を開け、顔を起こしてからにしてほしい。 デュオの片割れ弟の村治奏一氏の演奏もよかったことを申し添える。名器フレタの音色が響き渡った。 |



