カーボンのチューブの先に宇宙あり [2021年08月19日(Thu)]
人工衛星は、赤道上空の3万6千kmの高度を飛んでいる。常に同じ位置にあるので静止しているように見えるが、地球と同じ猛スピードで周回している。
その静止衛星から地上に向けてケーブルを地上まで垂らすのが宇宙エレベーターだという。重心が釣り合うように、地球と反対方向にもケーブルを伸ばして、昇降用の箱と動力を設置して完成させる。軽くて強いカーボンナノチューブができたことによって、宇宙エレベーターは実現すると言われている。 長い長いエレベーターに乗るとそこは宇宙空間。SFの世界、夢の世界が眼前に表れるのはいつだ。 (曇り空の遥か上空に宇宙空間がある。ところで嵐のときはチューブはどうなる?) |