赤と青声も雅に磯の鵯 [2021年06月17日(Thu)]
イソヒヨドリが鳴いていた。ふだんの鳴きぶりよりもずっと喧しい。が、澄んだ美しい声。ビルの庇下から隣のビルへ。二羽がつるみあって鳴きあっている。恋が成就したものか。独りごちてはメスを呼び続けたオスに連れ合いができたものだろう。お二人さん、お幸せにね。似合いのカップル、がんばれや。
イソヒヨドリは美声だ天使の声だ。節を回して高らかに歌う声に心惹かれる。多彩な鳴き声、短音長音組み合わせて音程自由。リズムも多様で一つとして同じものはないかもしれない。が、イソヒヨドリと分かるあの美声。澄み切った声は遠くへ遠くへ、響き渡る。 イソヒヨドリよ、深い色彩で雅な小鳥よ。明日もまた聴かせておくれ。わたしは心洗われ爽やかになる。 (オヤジビオラは姦しいか? いや静かににぎやかだ) |