蔓延の前に防げや抑えたし [2021年04月18日(Sun)]
ヒタヒタと押し寄せてくる。蔓延防止等重点措置が、神奈川、埼玉、千葉、愛知に追加されたことで従来の東京、宮城、大阪、京都、兵庫、沖縄と合わせて10都府県となった。第4波を押さえ込めるか否かの正念場だが、大阪は千人を連日越えて東京も後を追う。
変異株の陽性者はジリジリと増え続ける。英国型の変異株は感染力が強く、重症化するのも早い。下手すると日本中を席巻する。きのうは、出雲市民のみなさまへと題して、新・飯塚市長名でメール通知があった。島根県では297例目(全国最小、死者なし)となる新コロナ感染者が出たと。 変異株も珍しくなくなった。昨年は暗黒のゴールデンウィークだった。ことしの感染者はさらに多いが、様相は変わった。人びとが感染を恐れなくなった。いや、自分だけは大丈夫と他人事に考えて、不覚にも感染する。旅行やレジャーで往来が増えても感染防止を徹底すれば恐れることはないのだが、気の緩みがいただけない。 3つの密を避け、人と距離を保ち、マスクを着け続ける。手を洗い、顔や鼻をいじらない。島根は基本的な感染対策を引き続き行って、新コロナ対策先進地の座を守りたいものだ。 |