恋人か家族のためか聖なる日 [2021年02月13日(Sat)]
聖バレンティヌス殉教の日、2月14日に恋人たちはカードを交換したという。クリスマスカードのように相互に贈り合う。女性から男性にチョコを贈る2・14バレンタインデーが広まったのは50年前。日本独自のチョコ文化である。
生真面目にチョコ=意中の人に愛を告白という意義に加えて、2・14は変わっていく。お世話になっている人へ感謝を込める要素が登場した。義理チョコだ。やがて半強制化し、倍返しが必要な3月のホワイトデーもあって男女とも嫌になる。数年前にGODIVAは、日本は義理チョコを止めようとキャンペーンを張った。 チョコ市場を支えるのは、女性同士の友情を確かめ合う友チョコ。自分で買って自分で食べるご褒美チョコ。家族用にファミチョコを準備する人も増えてきた。もちろん恋人には相当高いチョコを贈って愛を確かめ合う。原点は今でも残る。 デパートやスーパーの特設売場はチョコ、チョコ、チョコ。見ていると飽きない、驚きは尽きない。日本人は一人年間2キロ食べるようだから、相当チョコ好きだとみえる。珍しいチョコが販売されるため、通販で買って楽しむスイーツ男子もいるということだ。わたしもチョコは大好きだ。口に含んで、幸せいっぱい、疲れを癒そう 。 (霜降りのゴージャスな椿。ホワイトチョコをあしらった、こんなデザインのチョコもあるかもしれない) |