ワセリンとヴァセリンの違い知ってるかい [2021年01月19日(Tue)]
近頃、ワセリンを使っている。効能書きに、自然由来で肌に優しいとあり違和感があった。ワセリンは石油製品。化石燃料たる石油は大昔に生物だったから、自然由来と言えるのかもしれないが、鉱物であるからして体に優しくない印象をもつ。天然成分は体に優しく、人工物や鉱物は良くないというステレオタイプがある。トリカブトや毒キノコ、フグ毒。これらが人体に優しいと言えようか。アレルギー反応を起こす物も多い。
白色ワセリンは石油から抽出された油脂の純度を高めて出来ている。無香料で保湿効果が高い。肌の乾燥を改善するらしい。使ったことがなかったが、先日使いだした。ずっとハンドクリームを使っていたが、手を洗うたびに落ちる。何度も何度も塗らなくてはならない。しかもなかなかの香りだ。ワセリンは保湿ガードで肌を守ってくれるので、一度の手洗いでは潤いが落ちきらないし匂いもない。 わたしは乾燥肌である。しかもギターの弦を繰り返し押さえ弾くうちに、荒れ気味だ。ハンドクリームは諦めて白色ワセリンを使ってみたら、実にいい。アメリカのヴァセリン・ブランドが出来てから150年たつそうだ。もう少し、ワセリンの効能を体験してみたい。 (何事も加減が大事。珈琲だって飲み過ぎると体に悪そうだ) |