冷静に共存させて熱き君 [2020年12月20日(Sun)]
全国高校駅伝はきょう12月20日に号砲が鳴り、都大路を高校生たちが今まさに駆け抜けている。男子の部に出雲工業高校が参加できなくて残念であるが、代表の座を射止めた平田高校が健闘してくれるよう願う。
スポーツ全般に言えることであるが、本番では気分が高まらないといけない。高過ぎたら冷静さを失うので、冷静に燃えなければならない。「ホットハート、クールヘッド」という言葉のとおりである。気持ちはテンション高く、対戦者を目で射抜き、対戦型でない場合も自己という最大の難敵に挑む。心は熱く、頭脳は冷徹でなければ勝利はおぼつかない。 わたしが座右の銘としている「悠々と急げ」というのも少し似ている。目標に向かって急がなければならない、焦りは禁物、沈着さを失わずに総合的に俯瞰した視点を忘れず、着々と歩みを進める。 スポーツだけにとどまらない。すべてのことに関して「ホットハート、クールヘッド」「悠々と急げ」は言えることなのだ。 (眼鏡の奥には冷静沈着にして温かい眼が宿っていますように) |