日常は立って歩いて血栓防止 [2020年11月22日(Sun)]
![]() 肺は酸素を取り入れる一方で二酸化炭素を体外へ出す。四六時中休みなく繰り返されるガス交換。これを進めるのが血流である。滞ると血栓ができて脳や心臓に達し、肺血栓塞栓症となって命に及ぶ。飛行機に乗った際に、狭いエコノミークラスに長時間座っていると、発症する可能性が高い。エコノミークラス症候群は飛行機に限らない。座った状態が長引くと誰でもかかる恐れがある。 寒くなるとリスクは高まる。肺血栓塞栓症にはよくよく注意が必要である。会議が長引いたりして立てないときは、踵を上げ下げして、ふくらはぎの腓腹筋とヒラメ筋を収縮・拡張させる。ポンプ作用で血の巡りが速まる。この運動を30分に1回やり、水分補給も併せるとよい。会議は立ってやるのがよいのかもしれない。なおかつ短時間で終わると効率的で一番だ。 (ダイヤモンド・リリーは鮮やかなピンク色。血の色とは違う) |