新聞は便利至極に厄介な [2020年11月19日(Thu)]
![]() 世の事象全般情報を得て社会情勢を知る。詳しく解説を伴ってその深い意味を理解する。シリーズもののエッセイを楽しみ、投稿欄の意見にうなずく。画面を見てしまえば消え去るウェブ情報とは違い、紙が残る点ではある面有効だ。活字文化を守るという点でも重要な存在である。 古くなっても役に立つ。土間の敷物によし、窓ガラスを拭くとインクの作用で汚れが落ちる。物を包むにも適している。急場であればメモしてもよい。外出先で思いがけない寒さに見舞われたら背と腹に挟めばたいそう暖かい。手荷物梱包時に空きスペースを埋めてもよし、子供とのボール遊びにも使える。とても便利だ。 新聞、この厄介なるもの。 古新聞は役に立つから使っても使いきれない。古新聞が溜まっていく。新聞置き場に日々積み重なって、あれよという間に山が崩れそうになる。リサイクルに出すとはいっても所定の場所まで持っていく手間はバカにならない。その他のゴミもあわせて私たちは格闘する。新聞は厄介なものでもある。 (新聞をカーテンの向こうに置いておくと、自動で消えていたらいいのになぁ) |