ジトジトとブルブル人はなげくもの [2020年09月11日(Fri)]
雨がジトジト、二日でも降り続こうものなら、もう十日も雨模様が連続した気がして陰鬱になる。
極寒でブルブル、凍りつく手をさすって三日でも過ごそうものなら、一ヶ月も経った気がしてこの世の終わりかと嘆きたくなる。 猛暑でジンジン、炎天下と熱帯夜に苦しめられて一週間も経とうものなら、二ヶ月も耐えてきた気になってくしゃくしゃする。 不快になる天候が一定期間続くと、人は誰でも(わたしだけ?)マイナス感情がつのって天候を過大評価して悲観的になる。 反対に、春うららかな日射しに包まれると、この天気がずっと続いてほしいと願う。だが、二日たって雨が降りだすと、たった二日しか続かなかったと嘆く。 爽快な秋の空気に誘われて戸外を歩くと、元気が満たされて、いつもこうだったらよいと望む。だが、三日目に天気が崩れると、その短さを儚む。 人間とは勝手なものだ。が、それが人間だ。 (島根県自治研修所の空は、3週ぶりの雨でけぶっている) |