10万円一律給付で景気浮く [2020年05月04日(Mon)]
橋下徹氏が10万円一律給付について、「スピードを重視するため一律申請とするが、給料がびた一文減らない国会議員、地方議員、公務員は受け取り禁止をルール化すべき」と述べて、賛否が割れている。
仮にそうなったとして、受け取りを禁じられたひと、自粛するひとが明らかになると、実際に困っている人が特定されるかもしれない。ネットで公になって詮索を受けるかもしれない、お前ホントに困ってんのか?と探られでもしたら、申請することを躊躇するだろう。手挙げ方式で給付するやり方では困っている人には届かない。公務員バッシングで人気取りなんて迷惑だ。 受け取りを自粛することが善しだという風潮ができれば、社会を分断することにもなろう。赤字国債が莫大になるという問題はあるが、皆が受け取ってさっさと消費しよう。この店はつぶれてほしくない、ずっと残ってほしいサービスなど、それぞれが判断して消費を広げることが制度の趣旨に沿っている。貯金はせずに誰もが使う、自分磨きのために使う、寄付もいいだろう。 今はお金が回らないことが問題なのだ。一律給付を実行した上で、困難に遭遇している方々には別の支援を進めればよいかと思う。困難を乗り越えるために。 (黄色いガザニアは太陽の花。陽光を浴びて自光するかのように輝く。きらびやかな勲章のようだ。別名 勲章菊) |