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ジュディさん虹の彼方に何を見る [2020年03月28日(Sat)]

fumihouse-2020-03-28T22_52_57-1.jpg『ジュディ 虹の彼方に』は悲しい映画だ。ミュージカル女優ジュディ・ガーランドの晩年を描いた。少女時代から薬漬けにされ、ステージで稼ぐことを強いられる。華やかな世界の一方で、スキャンダルとプレッシャーにさらされ続ける結果、酒に逃げる。恋にも逃げた。四度の結婚を重ね、どれもうまくいかない。大スターになった引き替えに、ごく普通の幸せには縁がなかったと言える。

ロンドンなら稼げると踏んで乗り込んで来たものの、遅刻や無断キャンセル、酩酊状態でステージに上がり客と口論して泣き崩れる。収拾のつかない自暴自棄。ファンにとっては見ていられない光景だったことだろう。歌姫はスポットライトを浴びて観客の前に立つことが唯一の楽しみだった。自分が輝くことのできる場所はそこしかない、という孤独感を漂わせる背中が寂しかった。

自分をスターダムに押し上げた『オズの魔法使』主題歌の「虹の彼方に」。涙こぼれてやがて歌えなくなる。客が助ける。みんなが続きを歌い始め、ジュディは観客と一体になる。私を忘れないでと言ったジュディであったが、わずか6ヶ月後、ジュディが47歳で亡くなったことを字幕が告げる。悲しい映画である。

(ジュディはまるで木についたまま、茶色に朽ち始めたヒメツバキのようだ)