うとうとと暑さただよう蝉の声 [2018年08月07日(Tue)]
蝉の声が聞こえなくなるとき、あまりの静寂に心安らぐ。夏に通奏低音(高音か?)をひたすら奏でた蝉が忽然とこの世から消えて無くなる。
セミ=灼熱。このイメージが定着しているがゆえ、気が抜け放心してしまいそうになる。毎年続く猛暑によって私たちはかなり緊張を強いられているのだ。秋の涼しさと静けさを満喫したいと思う。そうなるのはひと月以上も先のことだが。 きょうも猛暑は続いた。蝉は騒ぎ日ざしが肌を焼く。それでも朝夕の風が体を冷やしてくれるようになった。昼間も影に入れば先週に比べ過ごしやすい。蝉が名残惜しくなるほどに、この夏は声を楽しむことにしようかな。 (濃いピンクの百日紅。心なしか暑さに負けて、鮮やかさが足りない感じ) |