濡れないで相合い傘はよきことよ [2018年06月11日(Mon)]
傘は半径70センチの大きめを使っている。濡れにくくて重宝する。あたりまえのことだが、傘の柄は中心にある。傘というものは、右手で持つと左肩に雨がかかりやすい。背負うリュックが濡れることもある。かといって中心軸を頭の位置において柄を頭に付けようものなら、髪がはさまったりして痛い目にあう。左右が均等しない傘があるようだが一般的ではない。
そこで思い浮かべるのは相合い傘だ。上向き横長三角を貫いて真っ直ぐな棒。その左右に噂される二人の名前を落書きする。ハートを描いて完成だ。 傘というのは相合い傘でバランスよく完結する。背の高いほうが傘を持つ。もう一方はその手に寄り添って雨を避ける。恋人同士なら持ち腕に手を絡めて密着する。すると雨に濡れない傘の完成形だ。まっ少しでも風があるだけで、濡れてしまうものだけどね……。 (きょうは雨。紫露草もしっぽり濡れて、いい雰囲気だ) |