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仮名ふって漢字と平仮名へだてなく [2018年05月28日(Mon)]

fumihouse-2018-05-28T22_21_25-1-thumbnail2.jpg「暗たん」と書くより「暗澹」のほうが、暗さとともに悲観的になって沈んだ様子が表現できる。「私はは握する」は変だ。「私は把握する」と書けばよい。領海を侵犯する漁船は「だ捕」されるのではなく、「拿捕」するのだ。「改ざんする」より「改竄する」ほうが悪質な印象をもつ。「ねつ造」はやっぱり「捏造」がいい。

わたしは、漢字と仮名の分ち書きが嫌いだ。常用漢字に指定されない漢字は平仮名に振り替える原則が新聞類にはある。読みづらいし、その漢字がもつ雰囲気が出なくてイヤだ。

「薔薇」はバラより、エロチック。「髑髏」はドクロより、不気味。「躑躅」はつつじより、絢爛豪華。「猖獗を極める」は、しょうけつを極めるより、好ましくないものが盛んになって迷惑な感じが出る。「魑魅魍魎」をちみもうりょうとしたら、化け物の雰囲気が失せる。

パソコンやスマホで変換させれば一発で出てくる。書けない字はたくさんあるが、読めるのならばどんどん使えばよろしい。読めないのを心配するならば、ふりがなを付ければよいと思うのだ。

(通称はビオラ。日本名は三色菫(さんしきすみれ)。このビオラは黄、紫、白、濃茶の四色だ)