売り上げがカールして落ち込んで [2017年06月17日(Sat)]
明治製菓がカールの販売をやめる。正確に言えば、愛媛工場だけで生産し中部から東での販売をやめる。半世紀にわたり人気を誇ったカールが食べられなくなるというので今は品薄だが、理由は売り上げの激減で、最盛期の三分の一にまで減っているという。
海外から原料のトウモロコシを輸入しているために為替相場や海外の需給動向に影響されてコスト高になること、大袋を広げて食べる菓子類はスマホ操作の際に油が画面につくため敬遠されることが主な原因のようだ。そもそも新商品が目白押しで目新しいおやつに押されてカールに手を伸ばさなくなったからに違いない。 昨年北海道に降った大雨の被害でジャガイモが減収になった。昨年来ポテトチップスが品薄になったことが話題になっている。ジャンクフードと蔑まれることも多いが、スナック菓子はおやつの定番としてこれからも食べられていくことだろう。人気の菓子であっても栄枯盛衰はある。時代は流れは確実に変わっていく。 (よその家の庭先に実る枇杷は豊作のようだ。美味しそうだが、種ばかり大きくて食べるところは少ない) |