心して今を進めば未来過去 [2016年10月07日(Fri)]
「人生が困難なのではない
あなたが人生を困難にしているのだ」 とは、心理学者アルフレッド・アドラーの言葉。私の人生を決めるのは誰かに与えられた運命ではない。そういう考えに縛られる自分の問題なのだ。望ましくない自分になってしまった過去のしがらみやトラウマに問題があるのではない。困難が起こる責任を過去にかぶせる自分の問題なのだ。 「三日あれば人間は変われる」ともアドラーは言った。男子三日会わざれば刮目して見よ、とは吉川英治・三国志の呂蒙の言葉だが、その気になって努力すれば三日で変わる(男女の差はないと思うが)。 またアドラーはこう言う。「過去を後悔しなくていい。未来に怯えなくていい。そんなところを見るのではなく今この時に集中しなさい」 やってみよう。語ってみよう。食べてみよう。動いてみよう。開いてみよう。聞いてみよう。時間は有限だ。でも、未来は今の一念で変わる。その生命の変革によって、悔いていた過去も生きていく。深い意味を持ち始めるのだ。 (犬蓼は食用にならないタデ。今の季節、日陰の湿地に多く咲いている) |