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時代去りマッチの需要少なきに [2016年09月28日(Wed)]

fumihouse-2016-09-28T18_35_34-1-thumbnail2.jpg兼松日産農林株式会社といえば「徳用マッチ」。大箱にたっぷり入った細く削ったマッチ棒。小箱にもあふれんばかりに詰め込んであるマッチ。かつてマッチは生活にはなくてはならないものだった。もちろん童話の世界にも。

さきほどニュースで、兼松日産農林がマッチの生産を止めると聞いた。淡路島に唯一残っていたマッチの生産ライン。機械のメンテナンスができなくなってしまった模様。部品がない、職人が退職していなくなるという理由だ。マッチの需要も格段に減っていることだろう。

平成生まれの娘が小学生のころ、マッチを擦らせた。山本五十六ばりに、「やって見せ言って聞かせてさせてみてほめてやらねば」とやればよかったのだが、ただやらせたのが悪かった。火が付いて、こともあろうか、娘はマッチ軸の先を下に向けてしまったのだ。火は上に燃え上がる。あまりの熱さに彼女はマッチを落とし、かわいそうにも火傷をしてしまった。

マッチを擦るなど簡単だ!と私は侮っていた。これにもそれなりに練習が必要なことがわかった。以来、彼女はマッチを擦ろうとはしない。もっとも擦る機会などあるものではないが。

(夕日に透かして猫じゃらしを見るとそれなりに絵になるもんだ)