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飯美味い三度サンドのファンタジー [2015年11月01日(Sun)]

fumihouse-2015-11-01T22_44_56-1-thumbnail2.jpg睡眠不足の身にとっては瞼が閉じないように苦労した映画だった。宇宙を舞台としながらも、宇宙ハンバーガー店のサンドサンドバーガーから舞台が移動しなかったのも退屈の元だったかもしれない。

映画『ギャラクシー街道』は、綾瀬はるかが変哲もないハンバーガーを実に美味しそうにほおばる姿が魅力的だ。サンドサンドバーガーのロゴが「33」であったことを考えてみると、この映画は、三度三度の飯を美味しく食べて夢に向かって努力して、夢がかなったからといって努力を怠らない。そうやって頑張ることが、ステキな人生を送る秘訣なんだと言いたいのに違いない。

成功する秘訣は、運がいいこと、素直で誠実であること、愛嬌があることとよく言うが、地球人だけではなく、荒唐無稽の宇宙人にだって悩みがあり、対立があり、欲があり、恋があるから様々に面白い。

銀河系宇宙の幹線道路・ルート246666(三谷幸喜監督は国道246号線沿線に住んでいるんだろう)、通称ギャラクシー街道の小さなハンバーガーショップに集まる異星人を描く。

以前は賑わった街道が寂れてきて、ショップは儲からないから老巧化して客が入店しなくなる。赤字ローカル線を感じる。国道9号線沿いの廃墟となったかつての繁盛店を思い浮かべた。都会に人口が集中し、田舎がますます寂しくなっている現実もある。決して33店だけの問題ではないのだ。

なんて深刻なことは忘れて気楽に三谷ワールドのスペースファンタジーを楽しもう(笑えなかったけど)。

(国宝松江城とその近辺で昨日まで行われてきた松江・水燈路。灯された灯籠の明かりも地球上の明かりと一緒になって銀河系宇宙にとけ込んだ)