居てほしい他人に頼られ冥利かな [2015年09月07日(Mon)]
≪三種の人間がある。
居てもらいたい人。居ても居なくても、どちらでもよい人。居ては困る人。家庭でも職場でも、居てもらいたい人にならなくてはいけない≫ (仏法を基調とした価値論を著した牧口常三郎創価学会初代会長の言葉) ひとは誰でもその存在自体が、かけがえのないものであることは言うまでもない。それでも、ビジネスの現場やスポーツの世界にあっては、出来るか出来ないか、上手いか下手か。そうした尺度でもって人間が機能化されるのはいたしかたないところだ。 その機能を果たす中で実績を積み重ね、組織にあってなくてはならない人になる。時折失敗することはあっても(同んなじ失敗を繰り返してばかりいるとソッポを向かれるが)、仲間と助け合ってさらに高みを目指して不断の努力を積み上げる。そうできるようになったとき、「居てもらいたい人」になれる。 個人が3人集まれば組織ができる。その中にあって居てほしいと言われたい。それが人間冥利に尽きるというものだ。 |