長く生き古来稀なり壽に [2014年12月22日(Mon)]
ある人が古希の祝いで同年の人と祝杯を挙げたと聞いた。備忘録として順番に記してみたい。
【還暦】数え年で61歳。60年で同じ干支(えと)に還ることから還暦。十干と十二支の組み合わせで60通りなのだそうだ。「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」で以下同じことをくりかえし、十二支は「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」のくりかえし 【古稀】数え年で70歳。杜甫が「人生七十古来稀なり」とよんだことに由来。 【喜寿】数え年で77歳。「喜」の草書体は七十七となるそうな。 【傘寿】(さんじゅ)数え年で80歳。「傘」の略字が八十に見えることから。 【米寿】数え年で88歳。「米」を分けると八十八になる。 【卒寿】数え年90歳。卒の旧字「卆」は縦に読むと九十。 【白寿】数え年99歳。百から一を抜くと「白」で99になるという算数から。 【百寿】数え年100歳。人の寿命の長さの最上限だが、いまや百歳以上の長寿者は5万人を大きく超える。 元気で長生きすることは、誰もの願い。さらに健康寿命を長くしていきたいものだ。そして当の古希の人も現役で頑張っている。大したもんだ。そして、あと30年、まだまだこれからですよ。 |