台風が来るぞ来るなと列島に [2013年10月15日(Tue)]
またまたデカイ台風がやって来る。今度の26号は軽いシュート気味の軌道で東京方面を鋭くえぐり取るように襲ってくる。島根でも暴風や波浪警報が出ている。今夜から明日の通勤の時間帯は注意が必要だ。
このところ台風が幾度も日本列島を訪れる。親しげにやって来る。来るな来るな!と叫んでもやって来る。いやな奴等だ。いい加減にしろ。自然の摂理とはいえ、人間に厄災をもたらす悪い奴等だ。 何度も繰り返し出される注意報や警報。感覚がマヒしてしまいそうだ。無感覚になってはいけない。大したことにならなかったとしても、ああまたか、とやり過ごすのではなく、新鮮な気持ちで警戒したい。 戦後すぐの頃、大型台風が何千人といった人の命を奪い、何十万もの被災者を出した。台風そのものの巨大さもあってバラック建ての家が崩壊したこともあるが、警戒情報があらかじめ発せられなかったことが大きい。発したとしても、テレビはなくラジオがある家庭は少ない。デマが飛び正確な情報は伝わらない。 幸いに今は予報技術が格段に進歩した。それでも予報警報に従うか、まあ大丈夫と言って無視するかは、各個人に負うところが大きい。今夜から明日にかけて被害がないように、せめて少ないように願っている。 (写真は鏡の面のような日本海) |