我慢して乗り越えてこそ楽しみな [2013年08月21日(Wed)]
≪世の親は、子供の願いをなるべく多く、できればすべてかなえてやりたいと思っているのではないか。子供に何かを我慢させるのは、親としてふがいないとでも思っているのでは。
とんでもない話である。ほしいものはすべてが手に入る人間なんていないのである。人生は、たくさんの我慢と、ちょっぴりの何かが手に入った喜びでできている。それで、明日も頑張っていける幸せ感が持てるのである。 我慢しなきゃいけないのは不幸だ、と考えてしまったら、その人の人生は不満の塊であろう。何もかも面白くなくてイライラするしかない。≫ (清水義範著『行儀よくしろ。』ちくま新書,2003年) 今日は面倒なことがあって、「くっそ っ!」と何度か思ってしまった。くそっと、口に出してしまうと、心がすさんでくる。負のスパイラルに落ち込んでしまう。我慢しなけりゃいけないことを、乗り越えたりやり過ごしたりすれば、なんとかなる、面白くなると考えていこう。少々のことでキレたりしてはいけないよ! わたしも子らも。 |