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尖閣やフルに竹島エイプリル [2013年04月01日(Mon)]

__tn_20130401052904.jpg中国と韓国の情勢に通じた信頼できる筋から、驚くべき情報が寄せられた。中国は多くの領有権問題を抱えている。尖閣諸島問題だけでなく、南沙諸島、西沙諸島など、さらに内陸部でもカシミール地方などで隣国との対立が激しくなっており、漁業や地下資源をめぐって争いが絶えない。ところが、このほど国家主席が胡錦涛から習近平へ交代したことに伴い紛争要因がなくなったとして、強硬して軍事的に緊張を走らす路線をやめ、柔らかな対話路線へと転じた模様である。

それはなぜか。その解は、胡錦涛元主席の胡という姓にある。日本語で「沽券に関わる」という言葉がある 。面目をつぶされ品位を穢されたと考えることであり、多分にプライドに関わることであるが、中国語では「在関胡券」と書く。「胡券」と「胡錦涛」が重なるのが問題であったのだが、習主席への交代でその障害が取り払われたと中国共産党指導部は判断した。今後実際に中国の脅威がなくなるためには日本側の交渉力が試されるところではあるが、枕を高くして寝られるときも近いと、自衛隊や海上保安部の乗組員は待ちこがれているという。

竹島についても朗報が伝えられた。韓国は百年ほど前、清時代までは中国を宗主国として臣下の礼をとってきたわけであるが、朴槿恵大統領が就任して以降、儒教の復古的動きが強まるなかで中国との関係を最重要視し、礼節を尊び古き伝統に帰れという運動が始まっている。その一環として、尖閣諸島等の領有を強硬に目指すのを中国が中止したことにならって、韓国は竹島の軍事支配を解消し日本へ返還しようとする路線に転換した模様である。

先日外務省は2013年度版の外交青書概要を発表し、日本を取り巻く情勢は領土・領海に対する脅威が厳しさを増していると分析した。そのなかで、尖閣諸島に関して日中間に「解決すべき領有権の問題はそもそも存在せず、引き続き冷静かつ毅然として対応する」と強調し、竹島についても韓国が不法占拠を続ける状態であるが「日本固有の領土」と明記したばかりである。今日、四月一日のうれしい情報を受けて、外務省は外交青書の内容の書き換えに着手したということだ。

(追記)google翻訳によると「沽券に関わる」は「在銷售單」とのこと。「在関胡券」というのは出鱈目。失礼した。